2022年7月4日 06:15
児童精神科の診察でも会話が成り立たず…コミュニケーションが苦手な4歳次男も発達障害?ーー友達0人からの療育
友達0人からの、療育のはじまり
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4歳になったふーは、2ヶ所の療育に通所しています。ひとつは自治体の療育(個別)に月1回。もうひとつは、長男のミミと同じ民間の放課後等デイサービスの未就学児クラス(個別)に週1回通っています。
ふーは少し言葉のキャッチボールが苦手なところもあって、友達0人からの療育スタートです。
今日は、そんな療育が始まったときのお話をしたいと思います。
医師の質問を受けているときに、ある違和感が…。
自治体の療育の初回に、まず精神科医の診察をしてもらうことになりました。それは、5ヶ月後に大きな病院内の小児精神科を予約していて、そこへの紹介状を書いてもらうためでした。
少し緊張気味に、初めての環境で、初めての医師に質問を受けるふー。
医師:保育園でよく遊ぶのは何くん?何ちゃん?
ふー:えっと、誰にしようかな…
医師:保育園では何をして遊ぶのが楽しい?
ふー:……楽しいことしてるとき
…などなど。
20分くらいの間に先生から投げかけられる質問に、ふーは頑張って答えていました。
でも途中のある質問のときに、医師の質問と答えがかみ合わなくなってしまいました…!
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「家で誰と住んでいるか」という質問に対して、「あのね、ボク誰かと有楽町行ったんだよ」と答えていたんです。
先生も「そうなんだねー」と受け止めてくれましたが、これは一体どういう意味だろう?診察室に何とも言えない空気が流れました。
それでも私もよく頭の中で連想ゲームをしてしまうのでわかったのですが…。質問の「お家」と「誰か」という部分から「祖母」のことを連想して、それとは別で前の質問の「楽しい?」からイメージを膨らませて、電車で行った楽しかった場所を答えていたようです。
先生の質問に対してすぐに答えるのではなく、連想してふーが好きなことを言ってしまい、会話が成立しませんでした。
身近な人だったら汲み取ることはできますが、初対面の先生は「答えてもらえない」「話を変えられてしまった」と思ってしまったはずです。
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自分の伝えたいことを、ちゃんと伝えていくために
質問の時間が終わると、ふーは好きなおもちゃを選んで補助していただいた方と遊んで待ってもらい、私は精神科医の先生と話をすることになりました。