子育て情報『「話したいのに話せない」場面緘黙(選択性緘黙)の治療法はある?家庭でできる4つのサポートや相談先をイラストで解説【医師監修】』

2022年11月22日 14:15

「話したいのに話せない」場面緘黙(選択性緘黙)の治療法はある?家庭でできる4つのサポートや相談先をイラストで解説【医師監修】


子どもの場面緘黙。家庭でできる4つのサポートとは

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子どもに場面緘黙(選択性緘黙)がある場合、家庭ではどんなサポートができるのでしょうか。
※医学的な診断基準とされるDSM‐5では「選択性緘黙」と表記されていますが、日本では一般的に「場面緘黙」という名称が用いられています。このコラムにおいては、「場面緘黙」という名称を用いて、説明していきます。

1. 子どもが安心できる環境をつくる
子どもの不安を取り除いてあげましょう。リラックスし、安心した環境を整えることが重要です。

2. 答えや反応を無理やり求めることはしない
話せないからといって、強制的に声を出させたり、答えさせるとかえって不安感、不信感が増します。しかし、話さないからといって、声をかけない、無視するのも良くありません。積極的に声をかけ、言葉による反応がなくても、表情や動きでコミュニケーションをとれるように工夫してみましょう。


3. 非言語コミュニケーションの活用
言葉を発することができなくても、ジェスチャーや筆談でコミュニケーションをとってみましょう。例えば、首の動きで、うなずいたり、首を振ったりして、YES、NOの意思表示ができるように促すことも一つの方法です。

4. できたことを褒める
今まで話すことや、感情表現することができなかった場面や状況で、話すことや感情表現することができた場合は、どんな小さなことでも褒めてあげましょう。本人の自信につながります。


場面緘黙の相談先

場面緘黙は、発症時期である4歳前後だと、まだ学校に通っておらず、他人と話す機会がそもそも少ないため、症状が見落とされがちです。また学校に通い始めてからも性格の問題だと片づけられてしまうこともあります。場面緘黙は、本人が好きで黙っているわけではなく、本人が話したくても話せない状態であることに注意が必要です。子どもに場面緘黙があるかもしれないと思ったら、以下の機関に相談してみましょう。


保護者など周りの人が少しでも早く症状に気づくことができれば、適切なサポートも可能になりますし、生活しやすい環境を整えることができるでしょう。

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