2022年11月22日 14:15
「話したいのに話せない」場面緘黙(選択性緘黙)の治療法はある?家庭でできる4つのサポートや相談先をイラストで解説【医師監修】
|一般社団法人日本産業カウンセラー協会
3. 相談事業所など
上記のほかにもお住まいの地域の自治体に相談窓口が設置されている場合がほとんどです。電話や対面での相談が多いのですが、お住まいの地域の自治体に確認してみましょう。
場面緘黙の治療・支援機関
1.病院
上記の相談機関では、病院を紹介してもらえることもあります。その場合は、紹介された病院へ行くことをおすすめします。
相談機関を介さずに病院へ行く場合は、心療内科や精神科を受診してみましょう。その上で、必要があればカウンセリングを受けていきましょう。
2.療育施設、発達支援センター
子どもに対しては療育施設や発達支援センターで療育を行うことで、場面緘黙の症状が緩和されるケースもあります。
3.学校
お子さんが小学生の場合は、学校のスクールカウンセラーに相談するのも良いでしょう。
場面緘黙のある子どもが安心できる環境作りを
場面緘黙は、話したくても話せなくなってしまう状態のことをいいます。
性格の問題だと決めつけず、症状が見られる場合は、お近くの窓口で相談してみましょう。直接相談に行くことが難しい場合は、メールを活用した相談窓口も活用してみましょう。
場面緘黙やその治療法の研究はまだまだ発展途上ですが、支援グッズや、地域ごとの支援団体は多く存在します。本人に合うツールを活用して、コミュニケーションの支援をしていきましょう。本人が安心できる環境を整えたり、ジェスチャーやうなずきなどの非言語コミュニケーションも織り交ぜながら、焦らず、本人が伝えたい気持ちを受け取り、寄り添い、サポートしていくことが大切です。
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