2022年11月17日 06:15
自傷、退職…子どもの有事に「聞いてほしいことがある」と言える存在を得て。発達障害娘の存在がもたらしてくれた、かけがえのない仲間
だから私も、いま子育てに悩み苦しんでいる保護者さんにぜひ『動いてみてほしい』と伝えたいです。
執筆/荒木まち子
(監修:初川先生より)
娘さんがすすめてくれた発達障害に関する本の著者である上野さんとつながることができ、そこからの親の会へ参加。そして、そこで先輩ママさん方からの情報収集のみならず、心がのびのびできる場であったとのエピソードありがとうございます。なんと素敵な出会い、素敵な親の会への参加なんだろうと羨ましく思われる読者の方も多いのではないでしょうか。荒木さんも書かれているように、「動いてみる」ことは大事なことですね。今はSNSなどで、さまざまな発信がなされており、地域のそうした会合の情報もスマホで集めることができます。発達障害や不登校などの親の会であったり、地域のパパ・ママ会であったり、何らかご自身とつながれそうなキーワードがあれば、そこから連絡を取ってみるのも比較的やりやすい時代です。もし、お住まいの地域で、あるいは、関心のあるテーマでの会合が開催予定と告知されている場合には、問い合わせてみるのもいいでしょう。
ただ、情報発信をされている方の中には、会合への参加を広く受けつけていても、DMなどでの個別の相談を受けていない方もいらっしゃいますので、そのあたりは自己紹介欄や問い合わせフォームなどをよくご確認されることをおすすめします。
「ねぇ、ちょっと聞いて欲しいことがあるんだけど」が合言葉。いいですね。それを言い合える仲間がほしくなりますね。聞いてほしいし、自分にゆとりがあるときは、相手の話も聞いてあげたい。そうした仲間がいること、とても素敵ですね。今はそうした相手に心当たりがない…という方も、上記のようにご自身で動いて(調べて)みる、あるいは、地域の教育相談センターや子ども家庭支援センターなどで、親の会などの情報を聞いてみるのもいいと思います。
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