子育て情報『自閉症息子の病院受診「泣き暴れ」を防ぐのはムリ!覚悟した母の受診準備と看護師さん直伝の注射サポート、情報収集の工夫を紹介』

2022年11月29日 14:15

自閉症息子の病院受診「泣き暴れ」を防ぐのはムリ!覚悟した母の受診準備と看護師さん直伝の注射サポート、情報収集の工夫を紹介


暴れるのを変えられないなら…と発想を変えた病院受診

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わが家の息子ほぺろうは知的障害(知的発達症)と自閉スペクトラム症があります。

多くのお子さんは病院が苦手というのが相場ですが、「理解できない・受診拒否・泣き暴れ…」など ほぺろうの病院での困りごとは、ほかのお子さんの比ではありませんでした。

ただでさえ、受診前はわが子の症状が心配で気持ちの余裕をなくしています。さらに、病院に連れて行くたびに「ほかの患者さんへの迷惑」「ほぺろうより小さな子の方が大人しくしている」などの状況に私のメンタルは削られ、ネガティブになり過ぎてしまい、ほぺろうがうるさくて別室で待機するように案内される気遣いさえも胸が苦しくなっていました。

でも どう頑張ってもほぺろうの泣き暴れを抑えるのは難しかったので、やがて「いかにスムーズに受診を終えるか」という考え方に変わっていき、工夫するようになりました。



予約・予告・問診票

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【病院の予約】…歯医者さんなど予約制の病院の場合は、なるべく予約時に障害の旨を先に伝えています。

【予告】…ほぺろうの場合は不安を長引かせないように予告はなるべく病院に行く直前にしています。本人に合った予告のタイミングはお子さんそれぞれなので、安心できるやり方を探していけると良いと思います。

【問診票】…病院での問診票に、障害の旨・コミュニケーションできない旨などを記入しています。あらかじめ書いておくことで「どうしてこの子は話が聞けないの?」みたいなやりとりを省くことができます。

また これはわが家の場合ですが、予約制のときなどはできるだけ主人に同行をお願いしています。待合室での待機はほぺろうには難しい(取り乱しているときは絵本やオモチャなどのアイテムも効かない)ので、「私一人が待合室で呼ばれ待ち・ほぺろうと主人は車で待機」という形を取ったり、「受診時は私が医師の話を聞く・主人がほぺろうを抱っこ」という役割分担をしています。


ほぺろうのホールド方法

注射のときなどに私がよく使う、ほぺろうの体を押さえる方法をご紹介したいと思います。
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注射のときは、手足がバタついていると危険なのでしっかりホールド。上手くホールドできると処置も一瞬で済みます。

ほぺろうがもっと小さかったときに看護師さんに教えてもらった技ですが、以来、予防接種のときなどによく使い、その度に「お母さん、押さえ上手!」

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