子育て情報『「子どもに言われてドキッとした言葉」とは?【発達ナビ大賞結果発表】』

2022年12月26日 14:15

「子どもに言われてドキッとした言葉」とは?【発達ナビ大賞結果発表】


発達ナビ大賞へのご応募ありがとうございました!

発達が気になるお子さんを育てる日々の中、子どもに接したときに言われたひと言にドキリ…!そんな経験はないでしょうか?子どもの鋭いひと言、本質をついた言葉、意外だった言葉など、発達ナビ会員のみなさんをはじめ多くの方からお寄せいただいた言葉の中から、印象的だった5つの言葉を発達ナビ編集部が選びました。
また、あわせてお読みいただきたいコラムもご紹介します!

※LITALICO発達ナビ「みんなのアンケート」にてご応募をいただいたエピソードについては上記より遷移し、ご覧いただけます


「自閉症を治したい?」という残酷な質問に、高校生息子の答えは…

わが家の大学生息子(自閉症)は小2で本人告知をしています。1歳代から療育に通い、二人羽織状態での加配付で年少で保育園入園&小学校入学まで療育並行通園、義務教育の小中9年間はガッツリ情緒支援学級在籍。「自閉症の程度」としては重度です。
高校生になったころ、とあるテレビ番組で「自閉症を治療する」というようなものがありました。
息子に直球で「この治験に参加してみる?自閉症治るかもよ?」と聞いてみました…非常に残酷な質問です。

息子の答えがコレ。
「俺は、これまで自閉症として生きてきた。
確かに、不便はめっちゃくちゃあるけれど、『自閉症ではない俺』は、俺ではないと思う。俺は、『自閉症の俺』として生きていきたい」
彼が「自閉症の俺」というアイデンティティをしっかりと構築していたということに、とても驚きました。

(あまだれさん)

自閉症(現在は自閉スペクトラム症)は、療育や服薬、環境調整などの工夫で生きづらさを軽減することはできても、根本から治すことは難しいとされています。高校生にして、自閉スペクトラム症がある部分も含めて「自分」なのだという自己認識をされていた息子さん。しっかりした考えを持っていらっしゃることに「ドキッ」としました!


分かり合えず苦しかったとき、ADHDのある息子に言われた言葉

夫と3人の息子たちと暮らす中で、一般常識だと思ってきた私の感覚が彼らに通じないことも多くて悩んだり苦しくなることがたくさんありました。

ある日
『あなたたちに私のことは分からない。孤立して苦しい。』と吐き出したとき
『それが僕らが普段外で味わっている感覚』
と言われました。


(まつぼっくりさん)

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