2023年1月25日 12:15
「発達障害かも」実母と義母へカミングアウトして後悔。私がほしかったのは「アドバイス」ではなくて…
とだけ言ってもらえれば私は救われたと思います。
実母と義母にはそれきり長男のことを相談しませんでした。二人からも特に長男のことをそれ以上聞かれることはなく、そっとしておいてくれたのは私にとってよかったです。
もし会いに行くたびに「その後どうなの?」などと聞かれていたら足が遠のいたかもしれません。当時の私はそのくらいふさぎ込んでしまっていました。
気にしていたのは私だけだった
結局、長男の発達特性のことで右往左往していたのは私一人だけでした。
受け入れるまで2年かかってしまいましたが、今ではなんであんなに気にしていたのだろうなーと思います。自分の中の固定観念や価値観が問われたのかなと、振り返って思います。
長男にはごめんねとありがとう、両方伝えたいような気持ちです。
今でこそ、実母と義母には感謝しています。
でも、当時の経験から、もし何かつらいことで心を痛めている人がいたら、アドバイスではなくただ気持ちに寄り添ってあげられたら、と思うようになりました。
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執筆/星河ばよ
(監修:鈴木先生より)
周囲の人に告知してもその方がどのくらい知識をもって理解してくれるかによって対応は違ってきます。療育センター内の職員との相性やそこで何をやるかでも違います。自閉スペクトラム症に対して感覚統合訓練や音楽療法などをやっている所もあればやっていない所もあります。療育センターで働いている職員は、保育園や幼稚園の職員よりも病気などの領域に詳しいため、保育園の先生や、実母や義母も療育センターに行くことをすすめられたのではないでしょうか。
一般的に「発達障がい」と周りの人に告知してもイコール「障がい児」と捉えられてしまい、周りの人の持つ偏見の中で見られてしまうこともあります。今は「発達障がい」とは言わず、「神経発達症」と言われることも増えてきました。「特性」と考えて周りが優しく、具体的に接してくれればいいのではないでしょうか。
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