2023年6月27日 06:15
特別支援学級に通うダウン症小1息子、授業参観で脱走!奇声!それでも「入れて良かった」と思った理由
特別支援学校か、地域の小学校か…悩みに悩んだダウン症息子の就学先
以前、きいちゃんが小学校の入学式直前に逃亡し、肝心の式では大泣きをして、私は「就学先を間違えてしまったのではないか…」と、悩んでしまったというコラムを書きました。
地域の小学校の特別支援教室に入学し、手厚いサポート体制にうれしい驚き!
きいちゃんは、就学相談では特別支援学校判定でした。そのため、「無事に特別支援学級に馴染んでくれるのだろうか…」「もし、馴染めなくて先生にご迷惑をかけたり、不登校になったりしたらどうしよう…」場合によっては、次年度は特別支援学校に転校しなければいけないかもと、実際に通い始める前は不安でいっぱいでした。
入学した特別支援学級は当時、2クラスあり全員で8人。きいちゃんはダウン症という障害ですが、いろいろな障害がある子どもたちが在籍していました。中には、「どうして君がいるの?」という、私からは定型発達にしか見えないクラスメートもいました。
入学して驚いたのは、きいちゃんが通う特別支援学級は生徒8人に対して担任の先生が2人なのですが、「SA(スタディアシスタント)」という担任以外にも生徒を補助する先生もいらしたことです。そのSAの先生が3人、担任が2人と合計5人の先生で8人の生徒をみていくスタイルでした。
これはうれしい驚きでした。特別支援学校の手厚さ(生徒2人に対し先生が1人つく)は知っていましたが、その体制とそんなに変わらないのではないかと思いました。
(注:ここら辺はもしかしたら、通う学校や地域によって変わるのかもしれません。)
そして、きいちゃんの学校生活は案外早く知ることができました。
入学して2週間後に早速、授業参観があったのです。
きいちゃんは落ち着いて席についているかな…と心配しながら教室に入ると、なんとSAの先生に抱っこされて椅子に座っているきいちゃんが…!!!
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授業中に隣の席の子と大合唱&脱走!
きいちゃんが落ち着いて椅子に座れないからどうやらその体制で授業をして下さっているみたいでした。(先生申し訳ありません…!)
そして授業が進んでいくと…隣の席の女の子が、いきなり大声をあげました。なかなか落ち着く様子はありません。
それはいいのですが、それに呼応するようにきいちゃんも大きな声を出し、2人で大合唱!!
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そして、その女の子がいきなり教室を脱走しました。