子育て情報『特別支援学級に通うダウン症小1息子、授業参観で脱走!奇声!それでも「入れて良かった」と思った理由』

2023年6月27日 06:15

特別支援学級に通うダウン症小1息子、授業参観で脱走!奇声!それでも「入れて良かった」と思った理由

すると何を思ったか、きいちゃんも一緒に脱走…!!

特別支援学級に通うダウン症小1息子、授業参観で脱走!奇声!それでも「入れて良かった」と思った理由の画像

Upload By 星きのこ

幸いすぐに先生方が連れ戻してくださいましたが、早速やらかしているきいちゃんに、私はドキドキでした。

その後は授業の工作も無事に進み、上手にできた桜のちぎり絵を「ほらっ」と誇らしげに私に見せてくれました。


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ダウン症がある息子にとって安心して過ごせる場所に

きいちゃんの問題行動はいろいろありましたが(汗)、その都度、先生方がカバーしてくださり、きいちゃん自身はのびのびと授業を楽しんでいました。

きいちゃんだけではなく、ほかのお子さんも同じように、先生方が一生懸命に子どもたちをサポートしてくださっている様子が分かり、とてもありがたかったです。

そして、小学校に入学して一番意外だったのは、保育園時代は教室の中に入りたがらなかったり、ポツンと孤立してしまい寂しそうな姿を見せることが多かったきいちゃんが、とても楽しく学校に通ってくれるようになったことです。

きいちゃんの通う特別支援学級のクラスでは、年は違いながらもみんな仲がよく、とても団結しています。
とくに上級生の男の子が、きいちゃんともう一人の新入生を可愛がってくれてとてもありがたかったです。
先生方も、子どもたちの小さな成長を見逃さず、共に喜び、励まし、応援してくださっています。本当にありがたい限りです。

きいちゃん自身も「ここは僕がいていい場所なんだ」と、とても安心して過ごせる場所になっているように見えます。


全て先生方の献身の上になりたっていますが…(汗)

さて、そんなきいちゃんが2年生ではどうなったかというと…?

その話は、またの機会に書ければと思います。執筆/星きのこ

(監修:鈴木先生より)
私の外来でも、診察の為に子どもの患者さんを抱っこすることはよくあります。
今回のエピソードについては、クラスの雰囲気もよいということですし、抱っこまでしなくても近くで寄り添ってあげることで一人で座っていられた可能性もありそうですね。
学校やクラス内の環境がいいとみんなでサポートし合うようになりますので、先生だけではなく、年上のお兄さんやお姉さんが面倒を見てくれるという場面も増えてくるのではないでしょうか。

コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」

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