子育て情報『予想外のハプニングも!?特別支援学校に通う自閉症息子、初の「副籍交流」の結果は』

2023年10月15日 12:15

予想外のハプニングも!?特別支援学校に通う自閉症息子、初の「副籍交流」の結果は


特別支援学校へ入学した次男P。「副籍交流」を申し込み利用してみることに

わが家の次男Pは特別支援学校へ入学後、「副籍交流」を申し込み利用してみることにしました。副籍交流とは、特別支援学校の小中学部に在籍する児童・生徒が、居住する地域の小中学校に副次的に籍を持ち、交流を通じて、居住する地域とのつながりを維持、継続するための制度です(制度の有無や名称はお住まいの自治体によって異なります)。

障害のあるPが地域の小学校で定型発達の児童たちと一緒に授業を受けることができるのか?と、最初は不安と心配がたくさんありました。でも地域の通常学級、特別支援学級へ実際に行って過ごせることはPにとっても私にとっても大きな経験となり、意味のあることだと思い交流を申し込むことにしました。

Pが通う特別支援学校では、交流希望者が行きたいと思う地域の小学校へ、担任の先生が連絡を取り、受け入れ可能な場合は日時の調整をしてくれます。Pは希望通り、わが家の長男が通う地域の小学校へ交流に行けることになりました。

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初めての交流にドキドキ!地域の小学校の児童たちの反応は?

交流では、体育・図工・音楽は通常学級で、算数・国語は特別支援学級で過ごすことになりました。
初めて教室に入った時、地域の小学校の児童たちは「あの子は誰?転校生?」とPに注目してくれました。私は挨拶ができないPの代わりにPの自己紹介をしました。

同じ地域に住んでいる同級生だけど普段は特別支援学校という学校へ通っていること、そして自閉スペクトラム症という障害があって、みんなと会話をするのは難しいことなど、Pの障害のことをできるだけ伝わりやすいよう、絵や文字を交えて準備した自己紹介表を見せながら説明しました。子どもたちは、難しいことは分からなくても、同級生のお友達としてすんなりPを受け入れてくれ、気づけばPの名前を呼んで「荷物はここに置くんだよ!」「トイレはこっちにあるよ!」などと、一生懸命話しかけてくれていました。

でも、Pはみんなが話しかけてくれても、自分に言ってくれていることだとは分かっていなかったので、その度私が対応していました。しかし、特別支援学校ではお友達に話しかけてもらえる経験がほとんどないので、Pにとって良い刺激になっていたかもしれません。
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授業に参加すると思わぬところでハプニングが!

まず初めに、通常学級で体育の授業に参加しました。

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