子育て情報『【障害児育児と仕事の両立】入院の繰り返し…仕事は辞めるしかない?悩む私を救ったのは』

2023年11月15日 14:15

【障害児育児と仕事の両立】入院の繰り返し…仕事は辞めるしかない?悩む私を救ったのは


風邪から肺炎を繰り返し……保育園、辞めるしかない?

さて、以前きいちゃんが0歳の時にせっかく保育園に入園できたのに、保育園の洗礼を受けて体調を崩しまくり、保育園を辞めたほうがいいのではないかと追い詰められた話を書きました。

その時の私は、自分の仕事のことよりも「きいちゃんの母であることを優先しなければ」、「とにかくきいちゃんの健康を守らなければ」と思い、「保育園は辞めるしかない」と気持ちが固まってきていました。

ところが……。
ちょうどその時、私たち母子を担当していた保健師さんが異動になり、新たに担当になった保健師さんがご挨拶に来てくださいました。

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障害ある子どもの育児と仕事の両立……悩みを話してみると

その保健師さんはとても優しく、仕事熱心な印象が伝わってきて、私は出会った瞬間から好感を持ちました。
だからでしょうか。実は私はあまり自分の悩みを人に相談できず、抱え込んでしまうタイプなのですが、その保健師さんには自然と心を許すことができました。今のきいちゃんのこと、そして自分は仕事は諦めて、保育園を辞めたほうがいいと思っていることなど、全て悩んでいることを素直に話せました。


すると、その保健師さんは……。
「お母さん、仕事は絶対に辞めないほうがいいですよ。せっかくきいちゃんが入れた保育園も絶対に辞めないほうがいいと私は思います」と、キッパリ仰ったのです。

その頃の私は自分は母親失格だと落ち込んでいたので、逆にそう言われて少し驚きました。

「でもU田さん(その保健師さんの名前)、きいちゃんは今、実際に保育園に通えてない状況ですし、私もそのせいもあって仕事もできません。通えないのに高額な保育園代だけがかかり経済的にも苦しく(0、1歳の保育園代は高額でした)、夫にも保育園を辞めてほしいと言われています」
…と言うと、

「でもお母さん、今保育園を辞めたら、もう二度と市立の保育園に通うことはできない可能性が高いと思います。どの年齢でも市立保育園は入園希望のお子さんが多く、加配枠(注:障害がある子どもが入れる枠)ならなおのことです。それに、どんなに今は赤ちゃんでも、どんなに障害があったとしても、子どもはいずれ必ず大きくなって親元から離れていくんですよ。
その時に、何も残らないお母さんもいるんです。私はお母さんも自分の人生を大切にするべきだと思います!」

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