子育て情報『3歳息子の多動が心配で発達相談を決意。健診はスムーズ?医師の見立ては…』

3歳息子の多動が心配で発達相談を決意。健診はスムーズ?医師の見立ては…

が耐えきれないわけで、3歳半健診で聞かれる「この色は何色ですか」みたいな問診には落ち着いて答えられるんですよね。内科系の診察も全部パスしていました……(注射など痛いことがなければ大丈夫なのです)。

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複雑な思いと全身疲労を抱え、最後に迎えた小児科の先生の診察。私は思い切って先生に言いました。

「発達に不安があるんです」

すると先生は、
「なるほど。電車の名前とかいっぱい言ったりする?」
とたずねてきました。

電車……の名前は言わない……言わないぞ!言わない!これは……この子は違うのでは!?

私の中にほんの一瞬、ほそーい光が差した次の瞬間のことでした。


あーが壁に貼ってある大好きなアニメキャラクターのカレンダーに張り付いて、そこにいるキャラクターの名前をはじから全部言い出したのです(キャラクター多すぎアニメで、ぎっしりキャラクターが描かれているデザインだった……)!

そんなあーを見て、先生はニコッと笑って「発達相談に回すね」とおっしゃったのでした。

……そうですよね、知ってた!!!

もろくも崩れ去った母の小さな希望はさておき……いよいよ、3歳児健診で絶対すると決めていた、発達相談に臨むことになったのでした。

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執筆/よいこ

(監修:鈴木先生より)
どの親御さんにとっても、ご自身のお子さんの障がい受容は難しいものです。「障がい者」というレッテルを貼られたくない気持ちがあります。私はASDを障がいではなく「特性」だと日頃から保護者の方にはお伝えしています。将来的に、その特性を生かした仕事ができればいいので今日から一緒に向き合っていきましょう、とお話しします。不安を持った親御さんにも、そしてお子さんにも寄り添って診察していくことが重要なのです。
困っていることを一つひとつ解決へ導き、ストレスのない生活が親子で送れることを願っています。https://h-navi.jp/column/article/35029861
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」

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