自閉症息子、放課後等デイサービス選びは年長6月から。ネットで検索、4ヶ所見学、決め手になったのは
執筆/カタバミ
(監修:新美先生)
放課後等デイサービスは、数がとても増えており、タイプや力を入れていることも施設によってさまざまです。いざ選ぶとなると何を基準に選んでいいのか迷ってしまうことも多いですね。まちゃくんの場合は、年長の6月から動かれたとのこと。さすがのスピード感です。放課後等デイサービスは増えていると言われながら、かなり混んでいることも多く希望のところが空いているとは限りません。前の年度のうちから探して年度替わりの空きを待たないと選ぶ余地がないという地域も多いようです。
学校でそれなりに頑張った後に行く放課後等デイサービスなので、お子さんが無理なく安心して楽しく通える場所であることは大切です。保護者が見学してお子さんに合いそうか見極めたり、可能なら本人も一緒に行って活動を体験したりするなどして相性を探るのもいいですね。
家庭でも学校でもない第三の居場所=サードプレイスとしての放課後等デイサービスで、安心して他者と関われたり、さまざまな活動を経験できたりするといいですね。
https://h-navi.jp/column/article/35029955
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
知的発達症
知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。