中1自閉症娘の予定忘れにハラハラ!自己管理できる?夫の助言で気づいた「手助けしない愛情」
広汎性発達障害(自閉スペクトラム症)のある中1娘。夏休みに「あること」を伝えました
広汎性発達障害(自閉スペクトラム症)のある娘は、4月から中学2年生。これは、娘が中学1年生の時の、夏休みの話です。
夏休みになる少し前、私は娘にあることを伝えました。
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娘はスケジュールを管理するのが苦手で、特に口頭で聞いたことはすぐ忘れてしまいます。聞いたことをメモに取るようにしていますが、メモ自体忘れることもよくあります。今は私たちが助けてあげられますが、仕事をするようになるとそうはいかない。
中学生のうちにたくさん経験して、失敗もして、自分にはどんなスケジュール管理が合っているか、見つけて欲しかったのです。
しかし、娘はあまりピンときていない様子でした。
そして、終業式の日……。
娘は学校で配布された夏休みのスケジュール表を持って帰ってきました。娘の通う中学校では、夏休み中もいろいろな当番が生徒に振り分けられていて、部活以外に登校する日が何日かあり、細かく書き込まれた予定表は、私でも訳が分からなくなるほど細かいものでした。
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この膨大なスケジュールを、果たして娘一人で理解し、管理できるのか。
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こちらの熱量とは真逆にあっさり「分かった」と答える娘……。不安に思いましたが、やらせなければ成長しないと思い、話した通りにスケジュール管理を任せることにしました。
とは言え……結局は送り迎えをしなければならない私。
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何も知らないと自分の仕事や予定が組めないので、把握は必要。しかし、学校から配られたスケジュール表は細かすぎて、よく分からなかったので、自分のために分かりやすくしようと、娘の部活と当番の予定を、家族の予定を管理しているカレンダーに書き込むことにしました。
それを横目に見ていた娘。
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私がカレンダーに書き込み、もう一度説明をすると、自分がやることをやっと理解したようでした。
お弁当がいるかどうかは、その日によって違いましたし、部活の終わり時間も日によって変わることもあり、予定表がすべてではありませんでした。娘が知っている情報も、私に伝えて共有してもらわなければなりません。娘は自分の責任の重大さに気がついたようでした。