子育て情報『入学式で号泣、服を脱ぎ逃走!集団が苦手で小1で不登校寸前に。関わり方の工夫とは?』

入学式で号泣、服を脱ぎ逃走!集団が苦手で小1で不登校寸前に。関わり方の工夫とは?

しかも一時的ではなくて、おゆうぎの間中ずっと固まって退場もできません。先生に退場を促された瞬間、さらに大泣きしてしまいました。

そんなデンデンですが、小学1年生の12月に行われた音楽発表会では、クラスでなかよしのお友だちがたくさん励ましてくれて、ついにみんなと一緒に演奏を最後までやり通すことができました。

以下、長女ニャーイの感想です。

ニャーイ:今回は念入りに準備したわ。本番の前の週に、自宅でイメージトレーニングをしたの。発表会のプログラムの最初から最後まで、しっかり説明し、楽しい催しであることを伝えたり、2歳上の兄フクロッシュの時の動画を見せたりした。フクロッシュからも、説明と励ましがあって、その時は、前向きな気持ちになれたようで「明日はがんばる」と言っていたのだけど……。


当日の朝になって過去の嫌な体験を思い出してしまったようでグズりだし、「たくさん人がいるとイヤ」とか「体育館はイヤ」とか言いだしたの。

無理強いは良くないと考えたので「じゃあ、演奏会は休もうか」といったんは受け入れ「でも、ママは行かなければならないので、デンデンはお家で留守番する?」と聞いてみたの。するとデンデンは「留守番はイヤだ。一緒に行く!でも舞台には立たない!」と主張したので、「でも、クラスのみんなはステージで演奏するのに、デンデンは客席でいいの?」と質問してみた。

デンデンは「後ろで演奏するのは目立つからイヤだ」って。クラスで背が高いほうのデンデンは一番後ろの列で演奏することになっていたのだけれど、本人は目立ってしまうと感じているみたい。兄フクロッシュも「だいじょうぶだよ」と励ました。でも本人は「失敗したら、どうしよう」と不安がっていたわ。


「じゃあ発表会が終わったら、帰りにデンデンの大好きなハンバーガーを食べに行こうね」とご褒美を用意。頭ごなしに命令しない、本人の気持ちをしっかり受け止めて否定しない。発達支援施設やラクマお父さん、ワッシーナお母さんのアドバイスをしっかり思い出しながら対応したわ。


現在、学校での授業中の様子は?

ニャーイは、三者面談のときに、デンデンの授業中の緘黙傾向について担任の先生に確認してみたそうです。

ニャーイ:先生によると「授業中にデンデンを当てると、目は合うけど、話しかけても返事がない。見た感じは、まるでやる気がないように見える。でも、本人のノートを確認したら、きちんと答えを書いているし、答えは合っている」

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