子育て情報『突然激しくなった登園渋り。「一人遊びや常同行動が増えている」と言われ…【発達検査を受けたきっかけ】』

突然激しくなった登園渋り。「一人遊びや常同行動が増えている」と言われ…【発達検査を受けたきっかけ】

子どもは子どもなりに、集団生活を頑張り、特に一人を好む傾向の強いお子さんだと、もっと渋ったり荒れたりしていてもおかしくないのに、本人なりに頑張っている。お子さんなりの頑張りを保護者の方が気づいていてくださること、とても大事だなと感じます。

弟くんの誕生、幼稚園への転園さまざまな変化もご心配されたことと思います。下にきょうだいがうまれることは、多かれ少なかれ影響はあります。家族にとっての大きな転機なので、多かれ少なかれ、良くも悪くも影響があるのが自然です。そうした変化によってお子さんが何かしら不安定さを呈することがあっても、それは想定内であると考えていただくとよいかなと思います。

ねこじまさんは長男くんの小学校入学を前に、発達検査を大学病院で受検することを決断されました。発達検査を受ける、入学前に気になることを相談するために相談機関にかかる。
この時期はさまざま決断される方が多いです。お住まいの自治体では、就学相談という小学校入学前に気になることを相談できる相談事業も年長になると申し込みが開始することと思います。医療機関に相談する、相談機関に相談するというのももちろん良いと思いますし、自治体の教育委員会がやっている就学相談に申し込むのも1つです(居住自治体内なので比較的近い、入学までには検査や相談などの一連の流れが終わる、相談無料、ただし医療機関ではないので診断は下りない)。就学相談を受ける際にはその流れの中で発達検査や集団での行動観察などが含まれていることも多いです。これからお子さんが小学校入学だという読者の方はぜひ一度「(お住まいの市区町村名)就学相談」で検索してみてください。

https://h-navi.jp/column/article/35030052
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。

知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)

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