子育て情報『3歳まで発語なし、次男も発達グレー?自閉症兄との発達の違い、就学した今は』

3歳まで発語なし、次男も発達グレー?自閉症兄との発達の違い、就学した今は

きっと長男がASDと診断を受けていなかったら、「言葉が遅いだけ」と発達のことを気にしていなかったかもしれません。

この先、診断を受けるのか受けないのか……今も正直よく分かりませんが、これからも、ゆうきの特性での困りごとを少しでもやわらげられるように、向き合っていけたらいいなと思っています。

(執筆/ゆきみ)

(監修:藤井先生より)
3歳未満でみられる言葉の遅れには、理解はしているけれど発語がない、理解も難しい、社会性が乏しいなど、お子さんによって様子は違ってきます。また、診断がつくかはっきりしない場合もよくあります。ゆきみさんが、ゆうきさんの困りごとが少なくなるようにと相談されたのはとても良かったと思います。

発達障害の診断がなくても、お子さんの発達で気になることがあれば、かかりつけの小児科、発達相談室や、療育施設、保健所などで相談することをおすすめします。3歳になる頃にはお話をたくさんするようになったゆうきさんの、成長の姿を読ませていただき、ありがとうございました。

https://h-navi.jp/column/article/35030066
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。
現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。

ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。

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