相談機関との連携、相談での情報共有のポイントを紹介します【LITALICO発達特性検査】
子どもの過ごしやすい環境づくりや困りごとが現れる状況を減らすために、相談の機会を役立てましょう。特に、具体的な支援方法や、家庭で試してみてもうまくいかなかったことなどについて、専門家のアドバイスを得られるチャンスとなります。作業療法士や言語聴覚士などの専門家がいる場合、よりお子さまに合った方法の提案や、実践する際のアドバイスなどをもらえることもあります。
限られた時間の中で相談をうまく進めるポイントは、相談したいことを事前に整理してまとめておくことです。例えば、下記のような工夫をしてみるとよいでしょう。
・話したいことに優先順位をつけておき、大事なことから話す
・視覚的な情報や、言語化された資料として検査結果を見せながら話す
検査結果レポートの内容は詳細でボリュームもあるため、すべてを読んでもらうのが難しい場合もあります。検査結果を持参する際には、あらかじめ、優先順位をつけて特に相談したい部分に付箋をつけたり、その部分だけを持っていくなどするのもおすすめです。
検査結果を見せたり渡したりする際には、検査結果レポートの「04.専門家の皆様へ」のページを見せるなどして、LITALICO発達特性検査についても説明するとよいでしょう。
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まとめ
相談機関は、お子さまと保護者の方にとって、支援の輪を広げる最初の入口です。不安や相談そのものにハードルを感じるときは、事前にどのような不安があるかや、何が気になっているかをまとめておくことで、相談しやすくなり、その先のサポートも受けやすくなります。より具体的でお子さまにとって前向きに考えられるよう、相談ができるとよいでしょう。
それぞれの相談機関の持つ専門性や機能、専門家の種類によっても相談できる内容はさまざまです。いずれも保護者の方とお子さまに寄り添い、よき伴走者となってくれる頼もしい存在です。そのためにも、お互いの情報を共有し、協力体制をつくることがとても重要です。ぜひ、LITALICO発達特性検査を相談のためのツールとしてご活用ください。
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