子育て情報『不登校の特別支援学校中3息子。「学校をあきらめたくない」の言葉に先生が薦めたのは…通信制高校!?』

不登校の特別支援学校中3息子。「学校をあきらめたくない」の言葉に先生が薦めたのは…通信制高校!?

執筆/花森はな

(監修:初川先生より)
特別支援学校中等部にうまく適応できず、その後の進路で悩まれる中で通信制高校について知り、検討したエピソードをありがとうございます。不登校生徒向けの高校は地域によってもさまざまですが(不登校生徒に合う公立高校のあり方はぜひ都道府県ごとの状況をお調べください)、昨今、通信制高校やサポート校について注目が集まっている印象もありますね。今回、花森さんが調べながら気づかれたように、通信制高校はさまざま特色を持っています。また、サポート校を利用する場合には学費が約2倍(通信制高校とサポート校との2つ分かかる)ことなど、大事なご指摘がありました。個人的には、スクーリングの日数に関してや、学習に関する質問をどのように取り扱うのかといったところもぜひ確認してほしいと感じるところです。今後高校進学をされるお子さんに関しては、見学・体験を通して、本人が気に入る高校が見つかるといいなと思います。

https://h-navi.jp/column/article/35030253
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。


神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。

ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。

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