「療育はお座りできるようになってから」早期療育を断られ、途方に暮れたわが家が支援に繋がるまで
早期療育を受けたいけれど断られ……療育迷子に!
さて、前回のコラムでは、きいちゃんが生まれて間もなくの頃、ダウン症の子は早期療育が大事だと言われながらも、市役所に行っても「療育はお座りできるようになってから」と断られてしまい、いわゆる「療育迷子」になってしまったお話を書きました。
ダウン症の子は、発達に定型発達の子の2倍時間がかかり、首の座りは平均半年、お座りは1年以上かかると言われています。
その間、ずっと療育できないの?もしずっとお座りができなかったらどうするの?どうしたらいいの……!?!?と、途方に暮れてしまったものの、ここで負けてはいけない!きいちゃんのために何かしないと……!と奮起した私。
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お国(市役所)がダメなら、民間じゃーーーい!!と、少しでもきいちゃんに発達にプラスになりそうなものは、お家療育から民間の赤ちゃんマッサージからカイロプラクティックなど、できる限りですがやりました。今思えば、正直、効いたかどうか怪しいなと思うものもありますが(汗)、その時は必死でした。
市役所がダメなら、療育センターへ電話してみよう!
そして、それでも不安な私はやっぱりちゃんと療育センターで療育を受けたいと思い、市役所がダメなら療育センターに電話してみよう!と、思い切って直接電話してみるという行動に出てしまいました……!
市役所と同じように断られるかな……?と、ドキドキして電話をしましたが、なんとあっさり、「3か月後から始めましょう!」とお返事が……!よかった、本当によかった……!!
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きいちゃん、生後6か月でようやく正式に療育センターで療育を受けられることになりました……!
わりと私は「押してダメなら引いてみろ」の突撃タイプなのですが、とにもかくにも電話をしてみたという行動が功を奏したといえばそうなのかもしれません……。てゆーか、市役所のおじさんーーー!!お座りできなくても療育始められるんじゃないか!!と、心の中でつい毒づいてしまったのはここだけの話……(笑)。
先輩ママからも聞いた話ですが、使える制度や補助があったとしても、その情報を役所のほうから教えてくれることはほぼないそうです……。自分から情報を取りにいったり、調べたりして初めてそんな制度があったのか……!と知るパターンも多いとか。