何度注意しても減らない学校でのトラブル、子どものせいだと思ってた…
それを大人が一方的に叱ってしまうと、子どもの気持ちは置いてけぼりなまま根本的な解決はできません。
ですから、「問題」に直面したときは叱り言い聞かせるのではなく、そもそも問題を起こさずに済む工夫を考える必要があるのです。
問題を違う視点から見てみよう。子どもの行動に悩む人たちへ。
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10237000223
息子は中学生になりました。
発達障害はそもそも外から見るとわかりにくく、理解されにくい障害です。しかし中学にもなると今までの療育や支援の効果もあり、ますます障害の存在が見えにくくなったように感じます。
障害の存在が見えにくくなることは、親としては喜ばしい限りです。
本人が困ることが減り、周りにも迷惑をかけることが少なくなっているのですから。
一方で問題を起こさなくなり障害が見えにくくなった分、今でも本当は抱えている問題に対して、支援や配慮を受けにくくなったな、と感じます。
最近では、時折訪れる「学校を休みたい」という発言に、ほっとすることさえあるのです。
なぜなら休むことで、先生たちに「まだまだサポートが必要なんだな」と認識してもらえる機会になるからです。
問題が起こるたびに、どうにかしようと振り回されていた私ですが、今では問題は「子どもからのSOS」と考えられるようになりました。
子どもの問題にぶつかった時、少し視点を変えてみましょう。
「どうしたら?問題を防げるのだろう?」
子どものせいにする前に一度、周りの大人の行動を振り返ってみるのです。
そうするだけで見えてくるものがあるのではないでしょうか。
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