ステイホームで感じたこと・変わったこと 【モデル・クリエイター編】
生活、遊び、勉強や仕事、何事においても、制限があるなかで楽しむ工夫や、自分で考えることがこれからますます大切になっていくと思います。
name:松木宏祐さんjob:フォトグラファー
フォトグラファー・木寺紀雄氏に師事し、2012年に独立。広告、CD、雑誌、webなどジャンルにとらわれず活動中。近年は映像作品にも積極的に参加。マタニティフォトや家族写真などを撮影する出張写真館(@morishashinkan)も行う。3歳の男の子のパパ。
Instagram:@matsukikousuke
A1.幸せそうな息子を見て、前向きにとらえることができた
息子とはほぼ毎日一緒にいて、近所に散歩に行ったり、自転車で出かけたり、ダンボールでお店をつくってパン屋さんごっこをやったり。自粛前は仕事ばかりでしたが、毎日朝昼晩のごはんを一緒に食べて、一緒にお風呂に入って、そんな日々が新鮮でしたし、幸せな時間でした。
息子も一緒に過ごせてとても楽しそうだったので、前向きに自粛期間をとらえていました。仕事の不安はありましたが、自分で仕事をつくっていくために写真館の活動もしていました。
A2.必要のないものは手放し、ずっと使えるものを手元に残す
まずはいらないものを捨てて身軽になろうと思いました。所有していた書籍や資料も業者に出したり、着ていない服や靴なども手放し、生活をシンプルに。食卓のテーブルも古く少しゆがんでいたので、ずっと使っていけるようなテーブルを購入。以前からも思っていましたが、これからは長年使っていけるようなものを買っていきたいと思いました。また、子どもが何を見て何に反応しているのかもよくわかる自粛期間だったので、好きなことを伸ばしていける子育てをしていきつつ、僕もいっぱい息子から学びたいです。A3.一緒に歩みながら、それぞれの人生を楽しみたい
どこで、どのように、どんな仕事をしながら生きていくのかを考えていました。
家を買うのか、海外に一年くらい住んでみるのか、都会にいたままなのか、もう少し田舎に行くのか。コロナが少し落ち着いてきたら、家族で田舎に泊まりに行ったり、海外に出かけたりしてみたいですね。旅行というよりは暮らしてみる旅をしたいです。息子もカメラに興味を持っているので、写真を撮ってたくさんのものを見て、いろいろ感じてほしい。一度きりの人生なんだなと思い返せるいい機会だったので、僕も妻も息子も一緒に歩みながら、それぞれの人生を楽しんでいきたいです。