読書の秋にじっくり読みたい! 素敵な「育児エッセイ」10
と思わず共感してしまうはず。壮絶な毎日の裏でパパが密かに感じていたことに、ママは新発見もあるかも。
『ヨチヨチ父-とまどう日々-』
ヨシタケシンスケ/赤ちゃんとママ社刊
http://shop.akamama.co.jp/shop/shopdetail.html?brandcode=000000000812&search=%A5%E8%A5%B7%A5%BF%A5%B1&sort=
育児エッセイ #09
『新米母は各駅停車でだんだん本物の母になっていく』
大平一枝
作家でエッセイスト、2人の子どもを育てる大平一枝さんによる17年間の子育ての記録。WEBサイト『北欧、暮らしの道具店』やアサヒコムなどでの連載を中心に、子どもの年齢順にまとめられたもの。「どんなに失敗したって、少々手抜きしたって子どもは勝手に育っていく」「あんまりがんばりすぎず、正しいお母さんを目指しすぎないでいい」「自分流でいい」と、著者のおおらかでやさしい言葉で、毎日奮闘するママたちへエール送る。他人と比べてしまい「自分はダメだなぁ」とがっかりしてしまったときに手に取りたい一冊。
『新米母は各駅停車でだんだん本物の母になっていく―母業23年つれづれ日記』
大平一枝/大和書房刊
http://www.daiwashobo.co.jp/book/b376127.html
育児エッセイ #10
『れもん、うむもん!』
はるな檸檬
漫画家・はるな檸檬さんが「泣いているお母さんの横で、肩を抱いて一緒に泣くようなものを描きたい」と、自身の妊娠発覚から出産後の育児までを描いたエッセイ漫画。つわりに始まり、分娩、母乳。思うようにならない自分の身体と心、小さな命を預かることへの緊張など……共感すること間違いなし。出産、育児の言葉にできない大変さにやさしく寄り添ってくれる一冊。お医者さんとの会話や、妊娠期の状況など、とても細やかに描かれているので、プレママに役に立つ情報も多数。
『れもん、うむもん!――そして、ママになる――』
はるな檸檬/新潮社刊
https://www.shinchosha.co.jp/book/336512/