プロが教えるランドセル選びのコツ & おすすめのランドセルブランド10選
POINT❷
“革の特徴を把握しておきましょう”
「革は大きく3種類あるのでメリット・デメリットを把握しておくといいかと思います。しかし近年では、牛革とクラリーノをどちらも使っていたり、耐水性のない牛革やコートバンに耐水加工が施されていたりと、ブランドによっては様々な工夫がされているので、下記の特徴はあくまで参考までにご覧ください」
牛革:丈夫さ〇、高級感〇、耐水性△、お手入れ必要
コートバン:丈夫さ◎、高級感◎、耐水性△、お手入れ必要
クラリーノ:丈夫さ△、高級感△、耐水性◎、お手入れ不要
POINT❸
“サイズはA4フラットファイル対応が主流”
「ランドセルのサイズはざっくり分けて、A4用紙対応サイズ、A4クリアファイル対応サイズ、A4フラットファイル対応サイズの3種類があります。現在はA4フラットファイル対応のランドセルが主流です。どのメーカーから出ているランドセルもほぼサイズは変わりありません」
POINT❹
“カラーは女の子が水色とキャメル
男の子がブラック×ブルーが人気”
「女の子は装飾デザインのあるものやその時のトレンドのデザインが人気で、最近ではアナ雪カラーの水色を購入する方が多かったです。大人っぽいデザインを好む子は、どんな洋服にも合わせやすいキャメルを選んでいました。6年間使うのに落ち着きがある色だからとお母さまからも好評。男の子はブラックをベースに刺繍やパイピング部分がブルーやグリーンなど、ベーシックなデザインの中にポイントカラーが入っているデザインが特に人気がありました」
POINT❺
“形別メリット・デメリット”
「大きく3種類の形があります。それぞれのメリット・デメリットを把握しておきましょう」
< 学習院型 >
昔からある一番スタンダードな形。
ヘリ(ふち)の部分を縫製しているので、傷つきにくく、型崩れもしにくい。ただヘリがある分、少し重くなる。
< キューブ型 >
ヘリがないタイプで、学習院型よりコンパクトに見え、重さも軽い。ロッカーに入れやすく使い勝手は良いですが、学習院型より傷がつきやすい。
< 半かぶせ型 >
ランドセルのふたとなる部分が半分くらいの長さのもの。底面に錠前が付いている全かぶせよりも、開け閉めがしやすく見た目もおしゃれ。ただ学校指定のカバーなどがある場合はつけられないので、事前に確認が必要。
POINT❻
“わんぱくなお子様は丈夫なランドセルを”
「6年間使用するので、わんぱくなお子様を持つ親御さんは丈夫なランドセルを選ぶと良いでしょう。