子育て情報『食べ物の歴史や季節感を子どもに伝えよう! 年末年始ならではの料理には意味がある。』

2018年12月29日 16:46

食べ物の歴史や季節感を子どもに伝えよう! 年末年始ならではの料理には意味がある。

という意味があり、縁起が良いとされています。

おせちにはさまざまな品目がありますが、それぞれに込められた意味や願いは以下の通りです。

■数の子
卵の数が多いことから、子孫繫栄を願う縁起の良い食べ物とされています。

■田作り
田作りとは、片口イワシの稚魚を干して甘く炊いた料理です。片口イワシを肥料として使った田畑が豊作になったことから、五穀豊穣を願う食べ物とされています。

■黒豆
黒い色には邪気払いの意味があります。また、真っ黒に日焼けするほど、まめで勤勉に働けるようにという願いも込められています。

■たたきごぼう
地中の深くまで長く真っすぐ根を張るごぼうを食べて、家全体が堅固であることを願います。


■紅白かまぼこ
かまぼこの形が初日の出に似ていることから、おめでたい食べ物とされています。さらに赤には魔除けや慶び、白には清浄の意味があります。

■伊達巻
伊達巻の形が巻物に似ていることから、知性を象徴する食べ物とされています。また、卵を使っていることから子孫繫栄を願う意味もあります。

■昆布巻き
昆布は「よろこぶ」の語呂合わせとして縁起が良いとされています。また、昆布巻きの中身のニシンは子をたくさん産むので、子孫繫栄の願いも込められています。

■栗きんとん
漢字で「栗金団」と書くことから、金や豊かさの象徴とされています。

■海老
海老は長いひげを生やしており、加熱すると腰が曲がることから、ひげが伸びて腰が曲がるまで長生きするという願いが込められています。


食べ物の歴史や季節感を子どもに伝えよう! 年末年始ならではの料理には意味がある。


■お雑煮を食べる意味

お雑煮は、お餅とさまざま(雑多)な食材を煮込むことからその名がついたとされていますが、元々お雑煮には年神様に供えたお餅が使われており、食べることで年神様から新年の力(年魂)をいただくという意味がありました。

また、前菜として新年の酒宴の前に食べると胃を安定させることから、内臓を守るという意味で「保臓(ほうぞう)」と呼ばれていたという説もあります。


食べ物の歴史や季節感を子どもに伝えよう! 年末年始ならではの料理には意味がある。


■七草粥を食べる意味

七草粥とは、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの七草が入ったお粥です。聞きなれない名前も多いですが、スズナはかぶ、スズシロは大根を指します。

七草粥を1月7日に食べる習慣は、江戸時代から始まったといわれています。七草は前日の夜に未婚の乙女が摘んだものが望ましいともいわれていました。

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