“あきらめ癖”のある子は自己肯定感が低い!? やり抜く力を育てる3つの家庭習慣
「宿題が終わるまでゲームをしない」よりも「ゲームをしたくなったら窓の外を見る」というように、肯定的なフレーズを入れると◎。また「1年生のときよりも勉強をがんばる」では達成感がわかりにくいので、「テストでは毎回80点以上をとる」と具体的な目標を立てましょう。
■「成功体験」を積み重ねることを意識する
本格的なロジカルシンキングを取り入れた学習塾ロジムの塾長、苅野進先生は、「粘り強さを手に入れるためには、何かを成し遂げた『成功体験』が必要です」と述べます。「あのときうまくいったから、次もうまくできるはず」と思うことでさらに頑張れるというわけです。
子どもにとって一番身近な成功体験は、親に褒められること。ただし結果を褒めるのではなく、問題に取り組んだことや、少しずつでも前進していることを褒めてあげましょう。たとえ失敗しても、チャレンジしたことを褒められれば、それが成功体験となります。
***
親の声かけによって子どもの粘り強さが身につくのなら、どんどん褒めてあげたいですね。
「がんばって取り組んでるね!」「さっきより進んでるね!」「失敗したけど、ひとつわかったことが増えたね!」と、ありのままの姿や物事に取り組む姿勢を褒めてあげると、子どもの自信につながりますよ。
(参考)
洋泉社MOOK(2017),『子どもの脳を伸ばす 最高の勉強法』, 洋泉社.
PHPファミリー|親がかける言葉で、子どもの人生が変わる
東洋経済ONLINE |「いい子」「悪い子」すべては”親の決めつけ”だ
洋泉社MOOK(2018),『これからの未来を生き抜く できる子の育て方』, 洋泉社.
Study Hacker こどもまなび☆ラボ|才能よりも大切な「GRIT」!子どもの“やり抜く力”の育て方~家庭内ルール~
注目集まる「日本のボーディングスクール」ガイド— 全人教育で育む、自立とグローバル感覚