子育て情報『我が子はどのタイプ? 個性がわかる「9つの気質」の組み合わせから、子どもを伸ばす方法が見えてくる!』

我が子はどのタイプ? 個性がわかる「9つの気質」の組み合わせから、子どもを伸ばす方法が見えてくる!

目次

・持って生まれた「気質」は変えられない
・9つの気質の強弱の組み合わせが “その子らしさ”
・わが子の気質を見極める目をもとう
我が子はどのタイプ?個性がわかる「9つの気質」の組み合わせから、子どもを伸ばす方法が見えてくる!

子育てをしていると、わが子の意外な一面を見てハッとすることもたくさんあるのではないでしょうか。親である自分とは考え方がまるで違っていたり、物の見方が正反対だったりと驚かされることも多いはず。

そもそも、人には誰しも “持って生まれた気質” というものがあります。たとえ親子であっても兄弟であっても、それぞれが違うものを持ち合わせているのです。

持って生まれた「気質」は変えられない

親は子どもに対して、「こんな人間に育ってほしい」という願望を抱くもの。そしてその多くは、「活発で勉強やスポーツをがんばる優しい子」をイメージしているのではないでしょうか。しかし、現実は思い通りにいきませんよね。すると、ついカッとなったりイライラしたり……。



親がイライラするときは、必ずと言っていいほど、頭の中に理想の子ども像を描いています。外で元気に遊び、自ら進んで勉強をやり、片づけがきちんとできて親の手伝いもよくする……。しかし、そうした親の勝手なイメージは子どもの気質とは異なるかもしれません。

(引用元:AERA dot.|「9タイプ気質診断」で目からうろこ子どもの気質がわかればイライラしない!)

そう述べるのは、NPO法人ハートフルコミュニケーション代表理事の菅原裕子さん。大切なのは、子ども本来の気質を理解し、それぞれの気質に合わせたコミュニケーションをとることだといいます。

東海大学文学部教授で学校心理学が専門の芳川玲子先生も、「子どもに明朗快活に育ってほしいと願っている人も多いが、そもそも明朗快活になれない人もいることを理解するべき」と指摘します。

芳川先生は、「性格」と「気質」はまったく違うものであることを前提として、子どもの「気質」に合わせた子育てをすることで親のストレスが軽減されると述べています。

そもそも、「性格」は最初から固定されているものではなく、成長とともに足されていくものであり、学校や社会での役割に合わせて何層にも加わっていくもの。
「性格」は変えることができるというわけです。

一方で、性格の一番中核には、もともと持って生まれた「気質」があり、それを変えるのは難しいといわれています。「気質」は、改善することはできても、完全に変えることはできないのです。

だからこそ、子どもの気質を把握して、どんな関わりをしていくかを考えることが大切です。「親がどうあるべきか」

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