我が子はどのタイプ? 個性がわかる「9つの気質」の組み合わせから、子どもを伸ばす方法が見えてくる!
たとえば、「うちの子は、ひとつのことに集中するのが好きで粘り強さもある。環境の変化には敏感ですぐに泣きがち」「うちの子は、飽きっぽくルーズだけどおおらか。基本的にはいつも機嫌よく過ごしている」と、特性を具体化して客観視してみてください。
今まで、ほかの子と比べて「できないこと」や「劣っていること」ばかりが目についていたことに気づかされるのではないでしょうか?しかし「気質」は基本的には変わらないことを理解すると、気になる部分を変えようとして必死にならなくてもよくなります。
親が子どものためにできることは、「対応や接し方」を変えることです。
・「うちの子は引っ込み思案な気質。だから、いろいろな場所に連れていって、場慣れをさせよう」
・「うちの子は飽きっぽい気質。小さなゴールをいくつも設定して、目標をクリアする喜びを身体で覚えさせよう」
・「うちの子は活発だけれど、新しい人間関係を築くのがあまり得意ではない気質。
チームプレーが求められるスポーツよりも、陸上や体操などにチャレンジさせよう」
・「うちの子は五感が敏感ではなさそう。自然の中に連れ出して、綺麗な景色に感動したり、土の感触を感じたりする経験をさせてあげよう」
・「うちの子は気持ちの切り替えがすぐにできない気質。突発的な出来事にも対応できるように、10分前行動を徹底させよう」
・「うちの子は集中力が続かず注意が逸れやすい気質。勉強机の周りには、気が散るものを置かないようにしよう」
このように、根本的な気質は変えられなくても、親が注意深く見てあげたり経験値を高めてあげたりすることで、「できる」ことは少しずつ増えていきます。
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もちろん親にも9つの気質は当てはまります。自分と子どもが正反対の気質を持っていると、理解し合うことが難しいと感じるかもしれません。しかし、子どもをひとりの個人として見てあげることで、その子らしさを活かした対応ができるようになるはずです。
(参考)
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