「論理的思考」は家庭で身につけられる! これからの時代に必須の能力を手軽に伸ばす方法
論理的な思考を磨く道具としても、ネットの時代における本の重要性はむしろ高まっていると僕は思います。
(引用元:東洋経済オンライン|ネット時代に、なぜ「読書」が大事なのか?)
インターネットの発展した今だからこそ、改めて読書の重要性について考えてみましょう。自分から本を読みたがらないお子さんには、少しでもお子さんが興味を抱きそうな本を読み聞かせてあげてくださいね。
●日常会話に5つの質問
毎日の生活で、子どもと論理的にしゃべろうというのはなかなか難しいもの。石田勝紀氏は、次の5つのポイントをおさえた質問で子どもとコミュニケーションを図ることを提案しています。
- 「要するに、どういうこと?」
- 「たとえば、どういうこと?」
- 「ほかにはどんなことがあるの?」
- 「なぜなの?」
- 「どうすればいい?」
これらは順に、「具体的な内容をまとめる」「抽象的なことを具体的にする」「ひとつの話題を水平展開する」「理由や背景を考える」「方法を考える」ことの練習になり、この積み重ねが論理的思考の基礎を作るのだそう。何気ない日常会話に質問を取り入れるだけで、論理的思考が磨かれていきますよ。
●ゲームで楽しくトレーニング
論理的思考は、遊びを通してトレーニングすることもできます。
オススメのおもちゃ・ゲームをご紹介しましょう。
・キュボロ
キュボロとは、上・下・中に道のある一辺5cmの立方体の積み木のこと。積み木を組み合わせて道を作り、ビー玉を転がして遊ぶというものです。藤井聡太さんが幼少期から遊んでいたことで一躍話題となりました。おもちゃ屋さんで見かけたことのある方も多いかもしれませんね。
実際に遊んでみたことのある方はわかるかもしれませんが、キュボロを組み立てるのは大人でも困難なので、子どもに組み立てさせるのは不向きです。日本知育玩具協会認定講師の中村桃子氏いわく、キュボロは、大人が組み立てるところを見せることに意味があるのだそう。
キュボロで何段もの積木の道を作るには、下から上へと順番にパーツを組み合わせていく必要があります。組み合わせ方を間違えてしまえば、当然、ビー玉はうまく転がっていってくれません。大人が試行錯誤しながら積木を組み立てていく過程を見ることを通して、子どもたちは「うまくいくことにも理由があり、うまくいかないことにも理由がある」という論理性を学ぶことができるのです。
(引用元:こどもまなび☆ラボ|論理的思考力を上手に育てる!いま大人気の立体パズル「キュボロ」