ミュージカル『アニー』の演技はなぜ変わったのか? 子どもの自主性を伸ばす教育――
親は教えない子どもが助けを求めてくるまでは、なるべく「教えない」に挑戦してみませんか。「こうやったほうが早いのに……」と思っても、ぐっと我慢です。手伝わないで見守るのです。親が教えなかったり手伝ったりしないことで、子どもは、思考錯誤を繰り返しながらも問題を自分の力で解決できるようになります。そして、子どもが自分から「〇〇はどう△△すればいいの?」などと質問できるようになれば、自主性や問題解決能力はぐんぐん育っていくでしょう。
自然と触れ合う機会をつくる近所の公園に散歩に行かせるだけでもいいのです。散歩の途中、子どもが「見て!見て!」と言ってきたときに、親が驚くと子どもはとても喜びます。そして、さらに新しい何かを見つけようと、自分から動くのです。
親が「もっとほかにも何か見つけてごらん」と言っているわけではないのに……。自然に触れ合い、親がその発見に反応することで、子どもの自主性を伸ばすことができるというわけです。
料理・洗濯・掃除などの家事をさせる料理のお手伝いをさせるとき「危ないから包丁を持たせない」とするのでなく、包丁を使っていることろを「見せて」あげましょう。親がやるのを見ているうちに、自分からお手伝いをしたいと言うようになるのだから不思議です。未就学児、低学年の子どもほどやりたがるよう。料理・洗濯・掃除などのお手伝いができるようになると、自分から仕事を見つけるようになりますよ。お手伝いでも、自主性を伸ばすことができるのです。
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これからの時代の教育は、学校の教科だけを勉強させるのでなく、「さまざまな体験」を通して自主性を育てることがとても大切だと言えそうです。
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