子育て情報『気になる我が子の「友だち」問題。親は介入してもいい? 嘘つきな友だちへの対処法は?』

気になる我が子の「友だち」問題。親は介入してもいい? 嘘つきな友だちへの対処法は?

子どもの友だち付き合いに親はいつ介入すべきか03


親子間で「友だち付き合いのルール」を作れば安心

親として、我が子の友だち関係はとても気になるものですよね。学校の行き帰りに声をかけて誘ってくれる近所の子がいたり、友だちと一緒に楽しそうに話をしながら下校してきてくれたりすると安心できますが、どんな子と友だちになっているかも気になるところ。日頃から、自分の子どもがどんな友だちとどのような付き合い方をしているのかを把握しておくことが大切です。

言葉や行動が乱暴な子ども、嘘をつく子ども、お金遣いの荒い子どもなど、親から見てとても気になる子どもはいます。でも「あの子とは遊ばないで」とは、なかなか言えないものです。一番いいのは、気になる子どもの言動があれば、自分の子どもでなくても「いけないことはいけない」と注意したり、その親御さんに伝えたりすること。ですが、相手がどのような親御さんかわからなければ声はかけにくいでしょう。

そんなときは、学校の保護者会などを利用するといいと思います。
特定の「○○ちゃん/くん」の問題ととしてではなく、子どもたち全体の問題として話題にしながら、親同士が協力して子どもたちを見ていけるようにできるといいですね。学校には多くの親御さんの相談が入りますが、その中にはもちろん子どもの友だち関係に関しての相談も多くあります。学校では、相手の親御さんに伝えたり、子ども同士に考えさせてどうしたらよいかを学ばせたりして、対応しています。友だち関係に関することは大事な問題ですから、困ることがあれば学校に相談してみてもいいと思いますよ。

それから、子どもに絶対にやめさせるべきことも知っておいてください。それは、社会的にタブーとされていることはもちろんですが、「モノをあげる」「大切なものを貸し借りする」などのことです。子どもたちの間では、ゲームソフトの貸し借りをしたり、自分のお小遣いで友だちにおごってあげたりする場合がありますが、「それはやっても、やられてもいけない」としっかり教えておきましょう。「○○ちゃんにゲームソフトを貸したら、返してもらえない」などというトラブルに発展しかねません。
また、親が外出中の友だちの家に入って、冷蔵庫を勝手に開けてものを食べたりする子もいます。そういうことは「しない、させない」が大事な約束。友だちを家に呼ぶ、あるいは友だちの家に行く場合はしっかりルールをつくり、それが守られないようなら、親がいないときは家の中では遊ばせないことです。

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