子育て情報『「コツコツ勉強」「諦めずに練習」が苦手な子どもを生まれ変わらせる “4つのアプローチ”』

「コツコツ勉強」「諦めずに練習」が苦手な子どもを生まれ変わらせる “4つのアプローチ”

これで机に向かう習慣がつきます。この習慣がつけば、自然と毎日の学習に取り組みやすくなるはずです。ここでも、まずは短い時間から始めるということを忘れずに。

子どもにコツコツ勉強させる方法07


方法3. 勉強の「レベルを下げる、量を減らす」

「毎日のドリル学習や宿題を、子どもがやけに億劫がる」のでしたら、やらせる内容を簡単にしたり、量を減らしたりしましょう。

まず、子どもがどうして毎日の勉強をそんなに嫌がるのか、理由を確かめます。私がかつて教えていたある塾で、宿題をまったくやってこない、持ってこない子がいました。「ちゃんとやって持ってこないとだめだろ!」と叱って改善するならいいのですが、問題のその子には、いくら言っても効き目がありませんでした。

私はその子を見て、もしかしたら「問題がまったくわからないから解けない=宿題をやれない」のかもしれないと考えました。
そこで、子どもたちに一律で宿題を出すのではなく、子どもの理解度に合わせて学習内容を改めてかみ砕いて教えたり、宿題のレベルを簡単なものにしたりしたのです。そうすると、全てではありませんが、少しは宿題をやってこられるようになりました。

また、ドリル学習や宿題の量の多さがネックになっていそうな場合は、基本問題だけをやらせて応用問題は与えないとか、「今日は1枚、明日は2枚」といった具合に少ない量だけやらせるのがおすすめ。量はだんだん増やしていけばいいのです。

家庭での自主学習であれば、保護者が子どもの様子をみてコントロールしてあげましょう。宿題であれば、塾や学校の先生に相談してみてください。宿題の内容や量を変えてもらえるかもしれません。もし、「公平さがなくなるからできない」と言われてしまっても、「このままではいつまでも宿題ができない。
少しでも宿題に取り組ませたい」と伝えれば、わかってくれると思います。

子どもにコツコツ勉強させる方法08


方法4. 「1歩ずつ着実に」答えに近づけさせる

「答えが一発で出せず、諦めがち」な子どもには、1歩ずつ着実に答えに近づく方法を教えましょう。

たとえば、割り算の筆算を勉強していると、商(割り算の答え)を1回ですぐに立てることができず、なかなか正解にたどり着けないことが嫌になって、途中で計算を諦めてしまう子がいます。じつはこれは、割り算の筆算の学習のなかで多くの子どもが躓くところ。立てた商が大きすぎたり小さかったりしてしまうのです。

そんな子には、「すぐに商が立てられなくてもいい。

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