子育て情報『「いるだけでクラスの雰囲気がよくなる子」はSQが高い。”10個の特徴” お子さんはいくつ当てはまる?』

「いるだけでクラスの雰囲気がよくなる子」はSQが高い。”10個の特徴” お子さんはいくつ当てはまる?

1. アイコンタクトをたくさんとる
アイコンタクトは、言葉がまだ話せない小さい子にとって大切なコミュニケーションツールです。親が子どもと視線を合わせて笑うと、子どもも親を見て同じように笑います。これが、ミラーニューロンによる「共感」の芽生え。ここから、SQが高い子への道が開くのです。

2. 表情豊かに接する
親が素直な感情を表し、表情豊かに子どもに接することで、子どもは自分の言動が人に与える影響や善悪を自然と学び、社会性を身につけます。自分が「悲しい」「嬉しい」という表情をすると、相手はどんな反応をするのか、子どもは少しずつ覚えていくのです。

3. スキンシップや声かけで愛を伝え、絶対的安心感を
人と心を通わせられる人間性を身につけるためには、小さい頃のスキンシップがとても大切です。特に、不安なことや環境の変化があったとき、子どもは急に親に甘えてくることがあります。
そんなときは、ハグや「大好きだよ」の声かけで、親の絶対的な愛を伝えましょう。「愛されている」という安心感は自己肯定感につながり、共感力へと発展します。

4. テレビやインターネットはほどほどに
SQを高めるには、リアルな交流に勝るものはありません。リアルな体験を通して身についた人間性のベースがあって初めて、バーチャルでの感動があるのです。アメリカ・ワシントン大学の研究では、2歳以下の子どもに教育番組を視聴させても効果がないことがわかりました。効果がないどころか、言語習得が遅れるという報告も。知育番組に頼りすぎず、リアルなコミュニケーション体験の機会をできるだけ増やしてあげましょう。

SQの能力発達には、家族構成も影響するそうです。
祖父母と同居、または兄弟姉妹が多いと、人との交流が増えるため、SQは高くなる傾向にあります。ひとりっ子のお子さんの場合は、親との会話を増やす、友だちと遊ぶ時間を増やすなど、特に気をつけてあげる必要がありそうですね。

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SQのパイオニアであるダニエル・ゴールマン氏は「暖かな社会の結びつきは人々を幸福にするはずだ」と言っています。子どもたちには家庭でも社会でも、できるだけたくさんの人との交流を通して、SQを育んでほしいですね。

(参考)
ダニエル・ゴールマン 著, 土屋京子 訳(2007),『SQ生きかたの知能指数』, 日本経済新聞出版社.
All About|子供の性格=SQ(社会的指数)

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