子育て情報『「7秒ハグ」のすごい効果。親も子も自己肯定感が上がる “愛情習慣” とは?』

「7秒ハグ」のすごい効果。親も子も自己肯定感が上がる “愛情習慣” とは?

それにより、自己肯定感がぐんぐん高まっていくのです。

このように、「スキンシップ」と「愛情を伝える言葉」は、良好な親子関係を構築するだけでなく、子どもの自己肯定感を確実に育んでいきます。

親の愛情習慣02


“たった7秒のハグ” でも、親の温もりと愛情は伝わる

ここでは「親子ハグ」を中心に、スキンシップについてより詳しく解説していきましょう。

子どもは成長するにつれて、さまざまな問題に直面します。そのときに味わうプレッシャーやストレス、不安な気持ちを落ち着かせるにはスキンシップが一番。教育研究家の石川幸夫氏は、親との触れ合いを求めている子どもが増えている問題を指摘し、「子どもは親を必要として、かまってほしいサインを連発しているのに、それを無視し続けるのは危険」と警鐘を鳴らしています。

求めているときに相手(親)が応えてくれるという安心感、そして親から無条件に愛されているという自信がつくことで、子どもの自己肯定感は育まれていきます。

「忙しいから」「照れくさいから」などの理由で、子どもとの触れ合いを避けてしまうこともあるでしょう。
しかし石川氏が提唱する「7秒ハグ」のように、たった7秒という短い時間でも、親の温もりと愛情を子どもに伝えることは可能です。

また、「親子ハグ」によるメリットはまだまだあります。アサヒ飲料が実施した「親子のハグとカラダとココロの健康」に関する調査では、子どもにハグをしている親の約9割が、「自分の子どもの体と心が同年代の子どもに比べて健やかであり、親子関係も良好だと感じている」という結果に。ほかにも、親子ともに「よく眠れるようになる」「健康になる」「幸せな気分になる」「ストレスが軽減される」という嬉しい効果も実証されました。

親の愛情習慣03


「親子スキンシップ」のポイント4つ

では、親子のスキンシップはいつ、どんなタイミングですればいいのでしょう?

■遊びのなかで楽しく触れ合う
オキシトシンをたくさん分泌するコツは、楽しい雰囲気のなかで優しく触れ合うこと。お風呂上がりに歌を歌いながらクリームを塗ってあげたり、こちょこちょ遊びや手遊び歌などを取り入れたりすると、親子の楽しい触れ合いタイムになります。■読み聞かせは “抱っこしながら” がおすすめ
読み聞かせが毎日の習慣になっているのなら、子どもを膝に乗せて抱っこしながらがおすすめ。物語に合わせてぎゅっと抱きしめたり、体をさすったりすれば、自然にスキンシップをとることができます。

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