子育て情報『「過保護」と「過干渉」の大きな違い。「過保護」に育てると子どもは自立します!』

「過保護」と「過干渉」の大きな違い。「過保護」に育てると子どもは自立します!

という強い願望だけで続けさせている習い事は、いずれ子ども自身の負担になります。親自身は、この習い事を続けて上達することは「わが子のため」だと思い込んでいるかもしれませんが、子どもの気持ちや意思を無視して続けさせることは明らかに過干渉です。「お子さんの個性と能力、そしてどのくらい本気で嫌がっているのかを見極めて」と佐々木氏がアドバイスするように、習い事に行くことが子どものストレスになっているようなら、しばらくお休みするという選択肢もありですよ。

4. 子どもの宿題に口を出しすぎてしまう
「宿題終わったの?」という声かけだけでは収まらずに、宿題の中身を細かくチェックしたり間違っている箇所を訂正したりするのは過干渉であると、元新聞記者で臨床心理士の西脇喜恵子氏は指摘します。「お母さんがやることを指示してくれる」「最終的にはお父さんが手伝ってくれる」という甘えが根づいてしまうと子どもの自主性が育たないのだそう。「最初に一回だけ声かけをして、そのあとはいっさい口出ししない」などと決めて、子どもの宿題に口を出しすぎないようにしましょう。

5. 子どもの進路を勝手に決める
自分の人生なのに、進むべき道を自分で決められないでいると、失敗したりつまずいたりしたときに「誰かのせい」にして責任から逃れるようになってしまうと、諸富氏は言います。子どもに幸せな人生を歩んでほしいという一心で、進学先や就職先に口出ししてしまうのかもしれません。
しかし諸富氏が言うように、これこそが子どもの自立を阻む行為であることを忘れずに。子ども自身が決めたことなら信じて応援する、迷ったり悩んだりしているようなら相談に乗る、アドバイスはするけど押しつけない、ということを心がけましょう。6. 子どもの交友関係が気になって口を出す
わが子の交友関係に無関心でいられる親はいないでしょう。ただし、いくら心配でも、自我が芽生え始めた子どもに対して「○○くんとはあまり付き合わないで」「△△ちゃんみたいな子と仲良くしてほしいな」などと言ってしまうのは過干渉だと諸富氏は苦言を呈しています。心配しなくても、子どもはいずれ自分に合う子を見つけ、自然と仲良くなります。その過程において、さまざまなタイプの子と接するのも勉強だと思って、黙って見守ってあげましょう。

7. 子どもの行動を逐一チェックする
お友だちどうしで出かけているのに、頻繁に電話やメールで行動を確認するようなら過干渉かもしれません。

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