産後ケアは必要?どこで受けられる?産後ケア事業の種類や期間もご紹介
すでに東京都世田谷区、埼玉県和光市、千葉県浦安市、山梨県などでは産後ケアセンターが活用されており、全国でも整備が進められる予定です。
産後のママを支えてくれるプロたち
産後ドゥーラ
産後ドゥーラとは、一般社団法人ドゥーラ協会の講座・研修を経て認定を受けた女性の専門家です。妊娠中から出産後一年半までのママの気持ちに寄り添い、子育てや家事をサポートします。「これをやって欲しい」という明確な希望がなくても、ママの声に耳を傾け、安心できる環境を作ってくれます。
提携する自治体やクリニックでサポートを受ける方法と、個人契約で利用する方法があります。
産後ケアリスト
産後ケアリストとは、一般社団法人日本産後ケア協会の認定を受けた専門家です。専門的な知識と技術、経験で産後のママを支えます。心、身体、家事、育児、情報提供による包括的なサポートで質の高いケアサービスを提供し、子育ての良きアドバイザーとしてママに寄り添ってくれますよ。
産後ヘルパー
産後ヘルパーは産後のママと赤ちゃんやその家族のお世話をする専門家です。自治体の産前・産後ヘルパー派遣事業のサービスとして、自治体が委託した事業者から派遣されるケースと、民間の産後ケアサービスを利用するケースがあります。
保育士などの国家資格やホームヘルパーなどの民間資格を持つ人が対応する場合が多く、事業者によって対応可能なサービス内容が異なります。事前にサービス内容を確認し、自分に合った事業者を選ぶようにしましょう。
産後ケアを利用して産後のトラブルを防ごう
身体の痛み、睡眠不足、思い通りにいかない不安や苛立ちと、産後のママには身体的にも精神的にも大きな負担がかかっています。産後のトラブルが慢性化しないうちに、専門的なケアを受けて心も身体もリフレッシュしたいですね。
特に産後のママはひとりで悩みを抱えて孤立してしまいがちです。漠然とした悩みでも、豊かな経験を持った人と話しているうちに解決することもありますよ。
産後ケアのサービスをじょうずに利用して、穏やかに育児を楽しみましょう。
※この記事は2021年7月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。