日本産科婦人科学会が妊婦の新型コロナウイルスワクチン接種を推奨!母体・赤ちゃんへの影響は?解熱剤は服用できる?
妊婦でも接種後は解熱剤を服用できる?
新型コロナワクチンを接種し副反応で発熱した場合は、我慢せずに解熱剤を早めに服用することが推奨されています。妊娠中に服用できる解熱剤はアセトアミノフェン(カロナール)です。
SNSなどでは発熱する前に予防的に服用するケースもみられますが、現時点では推奨されている方法ではないので注意が必要です。
授乳中もワクチン接種できる?
CDCの報告では、授乳中の方も新型コロナワクチン接種を推奨しています。接種を受けた方の母乳には新型コロナウイルスに対する抗体が確認されていますが、mRNAワクチンの成分は母乳や乳腺の組織に出てこないと考えられています。
妊婦さんのワクチン接種は医師に相談しよう
新型コロナウイルスがはじめて確認されて以降、予防法や治療法についての研究が各所で進められており、新たな知見やデータが続々と示されています。
ワクチンに対するベネフィットとリスクについてもさまざまな意見が交わされ、ママや赤ちゃんへの影響を考慮して接種を推奨する流れとなりました。
しかし、新しいワクチンに対して不安に思う方も少なくありません。気になることは医師やパートナーと相談し、しっかりと納得したうえでワクチンを接種するかしないかを判断するようにしましょう。
※この記事は2021年9月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。