生理が1週間遅れる原因は?ストレスかも?妊娠の可能性をチェック!
ただし、妊娠初期症状は生理前や風邪の症状にも似ていることから、妊娠しているかどうかは妊娠検査薬や産婦人科を受診して判断することになります。
生理予定日の1週間後から妊娠検査薬が使える
妊娠している心当たりがあり、生理予定日から1週間以上経過しても生理が来ない場合、市販の妊娠検査薬で妊娠判定をしてみましょう。妊娠検査薬の使用期間は、多くの場合「生理予定日の1週間後から」です。したがって、生理が1週間遅れたタイミングで妊娠検査薬を使えば、妊娠している場合は陽性反応が出る確率が高いでしょう。
ただし、排卵日が何らかの原因で遅れていて、自分が想定している生理予定日とずれてしまった場合、妊娠していても検査薬では陰性の結果が出てしまうことがあります。
妊娠以外で生理が1週間遅れる原因は?
生理が1週間遅れる原因は妊娠以外にもいくつか考えられます。
ホルモンバランスの乱れ
生理は、脳の視床下部、下垂体、卵巣が連携し合い、エストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンの分泌量を調節することでコントロールされています。これらの女性ホルモンの分泌のバランスがなんらかの原因で乱れると、生理周期が不安定になり、生理が遅れてしまうことがあります。
また、バセドウ病のような甲状腺の病気によって、甲状腺ホルモンの分泌量が異常になることでも生理不順は引き起こされます。
ホルモンバランスの乱れの原因の多くはストレスです。対人関係や環境の変化などによって強い精神的ストレスを一時的に感じただけで、生理周期が変わってしまうことは珍しくありません。また、無理なダイエットや睡眠不足、激しい運動、疲労などからくる身体的なストレスが生理不順を引き起こすことも考えられます。
婦人科系の病気
子宮や卵巣に異常があると、生理不順になることがあります。生理が遅れたり、来なかったりする婦人科系の病気としては、以下のものが代表的です。生理不順以外の自覚症状があらわれない場合も多いため、生理の異常が続く場合は病院で検査を受けたほうが良いでしょう。
□多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)
卵子の元となる卵胞が多数育つものの、十分に成熟せず、正常に排卵されないまま卵巣内にたまってしまいます。
多嚢胞性卵巣症候群の原因は明らかになっていませんが、インスリンの分泌と関連があるといわれています。