夫の出世で豹変!? ママ友間でよくある嫉妬3パターンと上手なかわし方
こんにちは、海外在住プロママライターのさとうあきこです。
嫉妬は人が持つ感情の中でもとびきり複雑でとびきり醜く表れやすいものです。
誰だって感じたくないし、当てられたくもない嫉妬ですが、その原因は身近なところにたくさんあって、なかなか避けられません。残念ながら、ママ友の間にも嫉妬はつきもの。
ママ友間の嫉妬はどんなところから生まれやすいのか、それをどうすればトラブル化させずにかわすことができるのか、30~50代のママ仲間10人に聞き取りをしてみました。
●(1)経済的な背景への嫉妬
10人中4人が取り上げたのが、“実家や夫などの経済力に対する嫉妬”の怖さでした。
社宅住まいのWさんは、『夫の出世で、ママ友付き合いがガラリと変わってしまった 』と嘆きます。
これまでは同僚として一緒にキャンプにいくような家族ぐるみの付き合いをしてきたのが、夫が昇進するや、ママ友だったその妻の言葉遣いが変わり、子ども同士を遊ばせる回数も激減。
もうママ友とは言えないような関係になってしまったそうです。
Wさんは、『直接、嫉妬をぶつけられるわけではないけど、これも一つの嫉妬の形よね』と悲しげ。
また、ご主人が会社を経営しているTさんは、『B級グルメツアーに、何度か誘ってもらえなかった』と打ち明けてくれました。
ママ友仲間が計画したB級グルメツアーに、Tさんともう1名の“高収入な夫を持つママ”はメンバーとして声をかけてさえもらえず、後で知り、「え~、行きたかった」と言うと、「だってB級だし」と言われたそうです。
微妙ですが、そこにも嫉妬の影がチラチラ。
Tさんは、『「私も行きたいから次は誘って」とごり押しして無理矢理にでも仲間に入れてもらっている 』とのこと。
嫉妬を消すことはできなくても、こうしてママ友のつながりをキープするのが大切だとTさんは言います。
●(2)ママの仕事への嫉妬
専業主婦か、パートタイムかフルタイムで働いているかでも、嫉妬は生まれています。
ママ友の食事会。専業主婦なら参加が当たり前。パートタイムなら、時には不参加も仕方ない、でもフルタイムの場合は参加できなくて当たり前。その感覚には、気遣いだけでなく嫉妬も含まれているというのはYさん。「Yさんはフルタイムだし、ランチは無理よね」と誘われる前にダメ出しされてしまう というYさん。
その横で、「何曜日なら大丈夫なの?」