歓迎会には不参加!? 新入社員に感じたジェネレーションギャップ3選
世間知らず、非礼、非常識……とかく非難の的になりやすい新入社員の態度。
勤務先で新入社員を迎え入れた人たちの中には、彼ら・彼女らの言動にビックリした人もいるのではないでしょうか。
でもほとんどの場合、若者側に悪気はありません。問題の根底にあるのは、深くて大きなジェネレーションギャップなのです。
今回は、この時期起こりがちな問題をインタビューから調査しました。どのように接するべきなのかも、あわせて考察していきましょう。
●(1)「ヤバイ」に「ウケる」、あげくは「マ」!? 貧弱すぎる語彙
コミュニケーションを図るとき、立ちはだかる言葉の壁。特に問題になるのは、語彙の貧弱さです。
『何を言っても「ヤバイですね」「マジですか」「ウケる〜」の連発 。全然ヤバくないし、いつも本気だし、笑えること言ってないけど?ってイライラします』(40代女性/貿易)
『何か意見を聞くとまず「えー、なんかー、なんかー」って言いはじめて、そこから先に進まない子が多い』(30代女性/販売)
このように、ビジネスにふさわしくない言葉遣いをされて戸惑うというケースはあとを絶ちません。
しかし、これはまだマシなほうだという意見もあります。
『リアルとそれ以外で、言葉遣いやキャラがぜんぜん違う子が最近多い。職場ではすごくちゃんとしてるのに、メールやLINEで書いてくる文が意味不明だし変なテンションなんですよね。
先日は業務連絡に「マ?」って一言だけ のレスがあり、途方に暮れました』(40代女性/教育関連)
「マ」はネット上で用いられるスラングで、「マジ」のこと。この場合、「マ?」と疑問形になっていることから、「マジですか?」の意であると推測できます。社内での態度がマトモなだけに、どう接していいのか戸惑いますよね。
大切なのは、こちらはその言葉に乗らないようにすることです。迎合せず、怒らず、冷静に大人としての対応を繰り返しましょう。
その上で、適切な言い換え方を教えてあげるといいですね。
例えば、「なんかー、なんかー」と繰り返すことで頭を整理しているようであれば、「そういうときは、少し考えを整理する時間を下さいって言えばいいんだよ」と具体的に伝えてあげましょう。●(2)マジメすぎだし弱すぎる! 業務中に感じるギャップ
業務中も、ジェネレーションギャップを感じる瞬間であふれています。