歓迎会には不参加!? 新入社員に感じたジェネレーションギャップ3選
長きにわたり新人指導を続けてきた男性は、ここ数年の若者をこのように分析していました。
『人当たりがよく、素直でマジメ。でも、他人からの評価を気にしすぎていて、めちゃくちゃ打たれ弱い。仕事で注意されただけでも、人格を否定されたように 感じてしまうみたい』(50代男性/食品)
ワガママで破天荒な若者像はもう古いそう。どちらかといえば、「マジメすぎて弱すぎる」傾向がある最近の新入社員たち。
まずは「新人がミスをしても、必ず誰かがフォローする。会社とはそういうところだ」ということをきちんと伝えましょう。
そして、ミスを指摘するときは「なぜ注意されているのか」をわかりやすく伝え、それが人格否定ではないことを理解させなければなりません。
また、業務中の傾向としてはこんな面もあるようようです。
『分からないことがあっても質問せず、ネット検索して調べようとする。エクセルのちょっとした使い方なんか、聞いてくれれば5秒で終わることでしょ?それを1時間もかけて検索していたりね。呆れます』(40代女性/通信)
こんなタイプには、「質問するのが新人の仕事」と伝え、「何かわからないことはある?」とマメに聞いてあげましょう。
そして質問されたら、毎回丁寧に答えること。「それくらい自分で考えろ」と突き放したり、忙しい素振りを見せたりすると、彼らは必要以上に萎縮してしまいます。
すぐに答えられないなら、「今は手が離せないから、1時間後にこちらから行くね」というように返してあげましょう。
●(3)ある意味最難関!? 飲み会で感じるギャップ
飲み会はコミュニケーション力を試される場所。
ある意味では業務よりもずっと、年代による壁を感じるかもしれません。
『歓迎会をやろうと誘ったら、「私そういうの無理なんで 結構です」とあっさり断られた』(50代女性/運輸)
『料理が届くと、真っ先に食べちゃう。上司がまだ手を付けてなくてもおかまいなし。取り分けたりとかも当然しない』(30代女性/製造)
飲み会が仕事の一環であるという風潮は、いまだ根強いもの。職場を離れ、くだけた席だからこそ話せることもありますよね。新入社員たちには、「酒の席に参加し、コミュニケーションを取ることで、上の人が目をかけてくれることもある」ということをやんわり伝えてあげるといいかもしれません。
もちろん強要は禁物です。