子育て情報『教育委員会にチクる!? 経験者が語った“PTAを辞める方法”3つ』

2017年4月26日 18:00

教育委員会にチクる!? 経験者が語った“PTAを辞める方法”3つ

という姿勢を取りました。

『「非入会届」を自分で作って、入学式のときにPTA会長と教頭先生に渡しました。

書類はその場ですぐ目を通してもらい、受取りのサインを頼みました。内容について了解しないとサインはできないとゴネられましたが、「了解してなくても構わない。受け取った、という証明をしてくれ」と説明し、サインさせました。

昨今の報道を受けてか、わりとすんなり非入会は認められましたが……今後そのことでわが子が差別されないか不安もありますね』(40代女性/医師)

非入会も途中退会も、依頼は書面で行うのが鉄則。しかし、多くのPTAが「退会届」や「非入会届」といった書式を用意していないのが実情です。

今回インタビューに答えてくれた人たちの中でも、独自の書類を作って提出した という声が圧倒的多数を占めていました。


書面に記載すべき項目としては、次のようなものがあります。

・「退会届」「非入会届」などのタイトル
・書類を提出した日にち
・PTAを退会する/入会しない旨の文言
・保護者氏名、住所
・子どもの学年、クラス、氏名

退会する理由は特に必要ありません。「たかがそれくらいで辞めるの?」なんて無用のツッコミを避けるためにも、書かないほうが賢明でしょう。

退会後の不利益が心配なら「退会による差別的対応はしないでほしい」という念押しの一言を入れるのもいいでしょう。

中には、「退会するが、PTA費は寄付として納入させてほしい 」と書いた人もいました。余計な波風を立てない、上手なスタンスですね。

●(3)教育委員会に指導依頼を入れた

一向に動いてくれないPTA会長や校長にしびれを切らしたCさん。最後の手段として、教育委員会に話をしたそうです。


『会長あてに退会届を出してもノーリアクション。PTA費も普通に引き落とされていて、頭に来たんですよね。

校長や教頭もダメ。「そんなことを言ってくるのはアナタだけです」だの「アナタのためだけに事務手続きを増やすわけにはいかない」だので、話になりませんでした。

仕方ないので、教育委員会に報告 したんですよね。「本来任意であるはずのPTAに、校長みずから強制加入させようとしてきた。公務員として許されない行為である。早急に指導してほしい」という内容で、県の教委に書類を送付しました。
そうしたらすぐにPTA会長から連絡があり、退会となりました。

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