初心者でも安心!? 夫婦で楽しめる登山スポットと必要なグッズ
こんにちは、海外在住プロママライターのさとうあきこです。
ゴールデンウィークが近づき、その先には夏休みも待っています。子どもは成長してクラブや友だちとの計画が忙しく、親との旅行に乗り気ではありません。
そんな最近、気になっているのが夫婦で行く山歩きの旅です。 行き先は、エベレストやアルプスといった本格的な場所を選ぶこともできれば、近場のトレイルコースもあり。
登山歴の有無にかかわらず楽しめるスポットが意外に多いと聞いて興味津々。早速、夫婦で気軽に楽しめそうな登山スポットと最低限必要なグッズを調べてみました。
●まずは裏山へ! “身軽手持ちの服装や道具で、でも万一に備えよう”
日本であればどこに住んでいても大抵は、「近所の山」とか「裏山」的な存在の場所があります。
まずはそこからスタートするのがおすすめ。
東京を例にするなら『高尾山』。標高は599mと決して高くありませんが、登山口の標高が低いため、登山中に空気や景色の変化を十分に楽しめます。
古くから修験道として開かれていただけあり、山に入ると不思議な森閑とした雰囲気を味わうことができます。
また、2007年にミシュランガイドの三つ星観光地に選出されたことから整備が進み、地道に歩く以外の登山方法があること、万一の遭難や事故などに対する安全手段が比較的確保されていることなどから、安心感のある入門登山コースといえます。
夫婦間に体力差があっても、片道の交通手段を変えることで夫婦登山が可能 なのも嬉しいですね。
ただ、人気のスポットだけに週末を中心に混み合います。平日、または週末なら早朝が狙い目 です。
高尾山は登山グッズを買いそろえなくても登れてしまう山です。観光客として訪れる人の中にはパンプスやサンダル姿も見かけるほど。
でも、複数整備されている登山コースの中には急坂や長い階段、滑りやすい斜面などが含まれています。
登山靴がベストですが、少なくとも滑りにくく、足首も固定されるハイカットか深いタイプの運動靴を履きましょう。サポートタイプの靴下やタイツもおすすめです。
また、高低差は気温差の大きさにつながります。にわか雨などに降られると急激に体温を奪われるので、合羽にもなるウィンブレを上下で用意しておきましょう。水気の多い山では、ぬかるんでいる道で転んだり、斜面を滑り落ちる事故も多いため、ケガ予防のためにも長袖長ズボン なら万全です。