学びの場にも! イマドキの子連れキャンプ事情とお役立ちアイテム
『テントを張る前に必ず撒きます。目に見えないバリアみたいなものですかね』
ホームセンターなどで手に入る とのことでした。
『光る腕輪は、暗くなってからの子どもたちの目印になります。数個を腕や足につけて遊ばせたり、ランタンなどの危ない物の目印として使ったりしています。また、テントに入ってからは大きな輪っかにして子どもたちを照らす簡易ライトにもなります』
●キャンプはやっぱり学びの場!
子連れキャンプは、楽しい野外活動です。「ただ楽しい」だけでは思い出になるだけなので、この中にお手伝いを組み込んでいるそうです。
『小さい子どもにもできる、運ぶ・片付けるをメインに手伝わせています。年齢が高くなってきたら、荷造りやテントを立てることなど、できそうなことをどんどんさせていきます。
そして、できたら褒めるだけじゃなくて、「ありがとう、助かったよ」と労いの言葉をどんどん言います!
そうすれば、やる気も出ますし、役に立てたっていう気持ちを持たせることができるんです。遊んでいても、「手伝って~」と声をかければ、飛んでくるようになります。長男(小5)はテント設営だけでなく、火起こしも夫と一緒にやるようになりました』
子どもの思い出になることも十分大切なことですが、お手伝いを組み入れることで、自分で考えたり工夫したりすることを覚えていく そうです。
『伸びる子には秘密がある 小学生の勉強法』の著者である石井郁男さんは、著書の中で、『キャンプ生活のなかに探検・料理・川遊びなど、自然にじかに触れるような体験を大人が仕組んでやれば、子ども達はたくましく成長することでしょう』と書いておられます。
自然の中で生きる力をつけることが、大切だということがわかりますね。
●おわりに
キャンプは、家族で一緒に学んで楽しむことのできるレジャーであることに変わりません。
今は、以前と比べて便利になってきている分、キャンプ初心者でも身近に楽しめるようになっているのでしょう。
この夏、子連れキャンプを大いに楽しんでみるのもいいかもしれませんね!
【参考文献】
・『伸びる子には秘密がある 小学生の勉強法』石井郁男、小学生の勉強法を考える会(編集)
●ライター/桜井涼(メンタルケア心理士)
●モデル/KUMI(陸人くん、花音ちゃん)
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