子育て情報『親の差別にうんざり! “姉妹格差”に傷ついたエピソードと対処法』

親の差別にうんざり! “姉妹格差”に傷ついたエピソードと対処法

ケンカしても怒られるのはいつも私。おねだりも許されるのは妹だけでした。今は妹も私もそれぞれ結婚して家庭を持っており、子どもがいます。実家に帰るときはお互い子どもも一緒に連れて帰るんですが、そのときの親の態度にムカつきます。

子ども同士がケンカしていても、怒られるのは私の子どもの方だけ 。それに、妹の子どもには玩具やお菓子を買ってあげるのに、うちの子には何も買ってくれない んです。「子どもがかわいそう!」と抗議したら、「お姉ちゃんなんだから、自分たちで買ってあげなさいよ」の一言。

何でも「お姉ちゃんなんだから」の一言で姉妹をえこひいきする親に失望しました。
それ以来、子どもがかわいそうなので実家には帰っていません』(20代女性/パート)

自分が不当な扱いを受けるのはまだ我慢できたとしても、自分の子どもが不当な扱いを受けるのは許せませんよね。

親も人間なので、どうしてもどちらかに愛情が偏ってしまうということもあるかもしれませんが、これはひどすぎます。

●差別を受けて傷ついたときの対処法

姉妹格差にショックを受けた、傷ついたというときは、素直にその気持ちを相手へ伝えましょう 。

差別している側は、それを差別だと感じていない場合もあります。その場合、相手を傷つけているとわかっていません。

比べられて傷ついたこと、ショックを受けたことなどをしっかり相手に伝えることで言動を改善してもらえる可能性もあります。

自分の気持ちを伝えても改善されなかった場合はその相手の人間性に問題がある ので、その人の言葉や態度を真に受けてはいけません。「人の気持ちもわからないかわいそうな人なんだ」と受け流し、気に留めないようにしましょう。


それでも気持ちが楽にならない場合は、信頼できる人に相談したり話を聞いてもらったりするといいでしょう。誰かに話して共感してもらうだけでも気が楽になることもありますよ。

●文/パピマミ編集部
●モデル/椎葉咲子(苺乃ちゃん、胡桃ちゃん)
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