俳優の広瀬アリスが10日、都内で行われた国連WFP(World Food Programme)協会 親善大使就任記者発表会に登壇した。上半期を振り返った広瀬は月9ドラマ『366日』やWOWOW『連続ドラマW 完全無罪』など作品が続いたことで「あっという間の上半期でした」と充実の様子をみせた。そのなかでも上半期1番のニュースを聞かれ「うちのワンちゃんが月9デビューしたことです。末っ子のフレンチブルドッグ「おかか」が月9デビューしまして。その時が一番携帯が鳴り止まなかった。全員地元の人たちでいっぱい連絡がきました」とうれしそうに“母の顔”をのぞかせた。撮影は「意外とすんなりいきまして。監督もワンちゃんがだいすきで『おかか』って本番中に呼んだら、カメラから消えちゃったり。でもみんな癒やされてくれたので良かったです」と満足げ。その日は「雨予報だったので、XLの雨具を新調しまして次の日の朝『これから現場にいくよ』って着させたんですけど、入らなくて。今年3歳なんですけど、この3年でこんなに大きくなるのかって、その成長を感じつつ、自分も太っていて衣装が入らなかったことをちょっと思い出して苦笑いしました」とほほえましそうに語っていた。「作品にも入るのでバタバタな下半期には成ると思いますがしっかりプライベートも充実。休日もしっかりとって心と身体のバランスをとりたい。(休みがとれたら)ワンちゃん友達がたくさんいるので連れていけたら」と意欲をみせた。国連WFP協会は、飢餓の撲滅を使命とするWFP国連世界食糧計画を支援する認定NPO法人。日本におけるWFP国連世界食糧計画への民間の公式寄付窓口となる。広瀬はこれまで、同協会が主催するWFPチャリティー エッセイコンテストへの特別審査員の参加や、途上国への視察を行ってきたが、今回、途上国の子どもたちへの学校給食を支援するマンスリー寄付プロジェクトであるアリス×JAWFPプロジェクトが始動する
2024年07月10日俳優の広瀬アリスが10日、都内で行われた国連WFP(World Food Programme)協会 親善大使就任記者発表会に登壇した。任命状を受け取った広瀬は「まずは私のことを知っている方にSNSを通じて知っていただけるきっかけを作りたい」と意欲をみせた。国連WFP協会は、飢餓の撲滅を使命とするWFP国連世界食糧計画を支援する認定NPO法人。日本におけるWFP国連世界食糧計画への民間の公式寄付窓口となる。広瀬はこれまで、同協会が主催するWFPチャリティー エッセイコンテストへの特別審査員の参加や、途上国への視察を行ってきた。広瀬は「10年ほど前に途上国に行った際にロケバスでご飯を食べるときに『ドアや窓を開けないでください』と。お腹をすかせた子どもたちが『ご飯をください』と来てしまうから。カーテンを締めてご飯を食べるとロケバス全体にトントン…という音が聞こえてきたんです」と回想。「私たちは学校に行って夕食を食べるっていうのは当たり前だと思っていたのですが、自分たちの当たり前は当たり前ではないと思う瞬間だった。それ以降、自分はなんて無力なんだろうと。少しでも多くの子供たちの支援をしたいと思っておりました」とまっすぐな瞳で語った。また、今回、途上国の子どもたちへの学校給食を支援するマンスリー寄付プロジェクトであるアリス×JAWFPプロジェクトが始動。「今までリーダー的な位置に立ったことがない」と恐縮しつつ「みんなで一歩を踏み出す事が大事」と力説。「ただ単に食料を支援するのではなく子どもたちの未来を長期的に支える支援になっていきますので、現地の声だったり、まだまだ勉強するところはある」と姿勢を正した。学校給食プロジェクトを象徴するレッドカップにサイン。「こうして今、支援に携われていることがうれしい」と笑顔をみせていた。
2024年07月10日7月7日、バスケットボール男子日本代表が、東京・有明アリーナで韓国代表と国際強化試合を行い、88-80で勝利した。試合はテレビ朝日系で中継され、前日の女子日本代表戦に続いて、「テレビ朝日バスケSPブースター」を務める女優の広瀬すず(26)が会場で観戦。選手たちに全力でエールを送る広瀬の姿がXで話題になっている。《ちょいちょい映る広瀬すずちゃんが可愛いくて困っている》《眼福です》《すずちゃんかわいすぎるー!勝利の女神をもっと映してほしい!》バスケットボール日本男子代表は、昨年8月から9月にかけて行われた「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」で、見事にパリ五輪出場権を獲得。その際にも、広瀬は「バスケW杯テレビ朝日SPブースター」を務め、現地で応援していた。広瀬自身が小学生のときからバスケに情熱を注いできた経験者ということもあり、Xでは彼女を《勝利の女神》と絶賛する声があがる一方で、こんな不満の声も――。《ちゃんと試合を観たい人間にとっては邪魔でしかなかった》《広瀬すず、抜きすぎ、、。何なんだ。ゴールしたら普通に選手やベンチ、観客席を映してほしい》《好きとか嫌いとかじゃなくて、単純にいらないよね、こっちはバスケが見たいだけなんだから》広瀬が座っていた席は日本代表のベンチの真後ろで、画面に映る機会も多かった。存在感抜群な広瀬だけに、視聴者の間でも意見が分かれてしまったようだ。
2024年07月08日俳優の広瀬すずが、8日から放映される「ザ・プレミアム・モルツ」新CMに出演している。久しぶりに帰郷した、地元の町で開催される夏祭り。浴衣を着て参加した広瀬がなによりも楽しみにしているのは、高校時代に青春を共にした友人たちと再会できることだった。神社の境内には活気あふれる屋台がズラリと並び、大勢の人々で賑わっていたが、運よく友人たちの姿を見つけることができた広瀬は、満面の笑顔であいさつを交わして合流する。時が経ち、大人になっても変わらない友人たちの笑顔に癒されながら大はしゃぎ。通りかかった屋台で人数分の「ザ・プレミアム・モルツ」を購入した広瀬は、全員に手際よく手渡すと「せっかくですから~!」と声をかけながら乾杯。懐かしい顔と会えた喜びを噛みしめるように、「ザ・プレミアム・モルツ」を楽しむ広瀬と友人たち。思わずそのおいしさに「ああ~」「うんま」と声が出てしまう。日が暮れて空が暗くなると焼き鳥やリンゴ飴、お好み焼きなど屋台がズラリと並んだ境内で撮影がスタート。「イカ焼きとかソースの香りがする食べ物が大好きなんです」と話していた広瀬は、イカ焼きと焼きそばの屋台に挟まれた最高の場所”で撮影が始まるというシチュエーションに、クスっと笑みをこぼす。香ばしいソースの香りと、こんがり焼けたイカの誘惑に負けじと演技に集中していた広瀬だったが、監督のOKが出た後には、両手を大きく動かしてイカ焼きの煙を手繰り寄せ「はぁ~…いいにおい!」と深呼吸するように香りを楽しんでいた。―――広瀬さんは普段からビールを飲まれますか?飲みます!遅く帰ってきて『ちょっと明日、早いな…』と思っても、台本を覚えながらとか、『絶対に家で一杯だけ飲む』っていう、自分のリラックスの仕方というか、『自分の時間を持つ』という気持ちもあるので、ちゃんといただいております(笑)―――新TVCMは、家族や仲間と集まり「せっかくですから!」と乾杯を楽しむことがテーマですが、広瀬さんはどんな時に「ザ・プレミアム・モルツ」を飲みたいですか?『常に』ですね(笑)。夏はビールがより一層、おいしく感じるので、キンキンに冷えたビールをお仕事終わりに飲みたいなって。お仕事終わりに、いっぱい汗をかいた時に、ぜひ飲みたいと思います。―――撮影現場となった夏祭りの会場には屋台がたくさん並んでいましたが、「ザ・プレミアム・モルツ」を飲みながら食べたいと思うものはありましたか?イカ焼きとかも大好きなので、食べたいですね~。一緒に食べてザ・プレミアム・モルツを飲みながら楽しみたいです。―――広瀬さんがこの夏やってみたいこと、楽しみにしていることがあれば教えてください。毎年言ってるのですが、なかなかプールに入ることがないので…。学生のときもプールに入っていなくて。体育の授業は違う種目をやらせてもらって単位を取ったりしていました。学生時代は『長く我慢してきたし』と思って。お仕事の休みが1週間くらいあったら頑張ってメンテナンスをするからっていう気持ちで、1日だけでもプライベートで久々に水の中に入れたらなって思います。私、泳ぎが得意というわけではないのですが、体力だけはあるので平泳ぎ、一生できます!バシャバシャいきたいと思います(笑)。―――新TVCMには、ふたつ合わせると“ハート”の図柄が完成する「ザ・プレミアム・モルツ限定デザイン缶」も登場しますが、同じくCMに出演している大泉洋さんと飲むなら、どんなシチュエーションで乾杯したいですか?前回の撮影以来お会いしていませんが、いつか作品が一緒になったりしたときに、その場で乾杯しながら、いろいろな面白い話が聞けたらいいなって思います。(大泉さんは何でも受け入れてくださりそう、私も楽しいことがとにかく大好きなタイプなので、一緒にワイワイとお話させていただけたらいいな~と思います(笑)。
2024年07月08日誘拐事件の被害者だった主人公が弁護士となり、その犯人の冤罪再審裁判に挑む姿を描いた『連続ドラマW 完全無罪』(WOWOW)。広瀬アリス(29)は弁護士・松岡千紗を、風間俊介(41)は彼女の故郷・香川の昔なじみで弁護士・熊弘樹を演じた。劇中、容疑者で服役囚の平山(北村有起哉)や、平山の有罪を主張する元県警刑事の有森(奥田瑛二)と対峙し、葛藤する千紗に寄り添う熊。実は、ドラマでは初共演の2人だが、’16年に開催されたリオパラリンピックの番組の司会を2人で務めた広瀬と風間。対談では、撮影現場でのエピソードや香川ロケの思い出などを語ってくれた。――共演者が風間さんだと聞いたとき、どう思いましたか?広瀬「すごく心強かったです。風間さんのお人柄は知っていたし、今回の熊さんのキャラクターにピッタリだと思いました。」風間「台本を読んだ時点ですでに僕の声が聞こえてきたでしょう?」広瀬「聞こえた!熊さんのセリフはずっと風間さんの声で再生されてました(笑)」――広瀬さんの演技を間近で見た感想は?風間「広瀬さんが演じた千紗は、トラウマを抱えながらも、苦しみから逃げずに容疑者と対峙し、だからこそ正面からダメージを受ける。そばで見ていても大変だなあと思う半面、コメディエンヌとしての広瀬アリスを見ていた人たちからしたら、これまでとは全く違う姿が見られるので、とても贅沢な作品になるなあと思っていました。」広瀬「私自身、弁護士役自体が初めてだったので大変でした。セリフをノートに書いて暗記していたら、奥田瑛二さんも書いて覚えるっておっしゃって、それで話が盛り上がったことも(笑)」――特に印象に残っているシーンは?風間「やはり、広瀬さんと奥田さんが対峙する再審請求のシーンですね。見守っている僕も心に汗をかくような瞬間が多々あったので、それを最前線でやっている千紗はどれほどのものか。あのシーンは圧巻でした。」広瀬「再審請求のシーンは、ものすごく緊張したんです。だって、相手があの奥田瑛二さんですよ(笑)。自分が子供のころから見てきた方とのセリフの応酬、しかも監督が長回しで撮るのでセリフをかめない。もう必死でやっていました。」――香川ロケでの思い出はありますか?風間「やっぱり、うどんですね。」広瀬「うどん屋さんがめちゃめちゃ多いんですよ。もう毎食しっかり食べて『今年はもう、うどんは食べなくてもいいや』というくらい(笑)」風間「あと、滞在していたホテルの隣にスーパー銭湯があったんです。僕は、ホテルの大浴場でいいやって感じだったんですけど、広瀬さんは銭湯に行ったと聞きました。香川に激震が走ったでしょうね(笑)」――リオのパラリンピックのときから7年たって、お互いの印象は変わりましたか?風間「根幹は変わっていないなあと思いました。この仕事をしていたら摩耗するところもあると思いますが、摩耗しながらもそれにあらがって大事な部分を守る人なんだなあと思います。それってとても素敵だし、ここから30代の広瀬アリスはめっちゃ面白いだろうなあ。」広瀬「うれしいです!大人になるにつれてなくなっていくものと、なくしたくないものというのは絶対あるけれど、根っこの部分は変わりたくないんです。」風間「確かに、変わっていくことも大事だけど、変わらないことも大事で、そういう矛盾と向き合いながら生きていくしかないと思います。僕自身、自分がやりたいことよりも、人がこれをやらせたいというのを大事にしていく自分というのは変わらないでいたいですね。」『連続ドラマW 完全無罪』7月7日(日)よりWOWOWにて放送・配信スタート。21年前の連続少女誘拐殺人事件の冤罪再審裁判に挑む女性弁護士・松岡千紗(広瀬)。しかし、千紗はその事件で監禁された少女の一人で、自分をあやめていたかもしれない容疑者と対峙しながら事件の裏にあった真実にたどりつく。〈広瀬アリス〉ヘアメーク:宮本愛(yosine.)/スタイリング:梅山弘子(KiKi inc.)〈風間俊介〉ヘアメーク:清家いずみ/スタイリング:手塚陽介【衣装協力】ドレス(DEPAREILLE)、靴(PIPPICHIC)、ピアス(MARIA BLACK×CINOH for Demi-Luxe BEAMS)、ネックレス(Rieuk)
2024年07月06日広瀬すずの主演映画『ゆきてかへらぬ』が2025年2月に全国公開。映画『ゆきてかへらぬ』実在女優・長谷川泰子、中原中也と小林秀雄の三角関係映画『ゆきてかへらぬ』は、実在した女優の長谷川泰子を主人公に、詩人の中原中也、評論家の小林秀雄という男女の三角関係を描いた作品だ。主演・広瀬すず、ふたりの男に愛される泰子を熱演映画『ゆきてかへらぬ』で、主人公・長谷川泰子を演じるのは、『いのちの停車場』や『流浪の月』、『キリエのうた』など、あらゆる作品で存在感を放つ広瀬すず。中原中也と小林秀雄、ふたりの愛に狂わされながらも、自分の夢と格闘しつづけた泰子を熱演している。長谷川泰子とは?1904年、広島県に生まれた長谷川泰子は、女優を志して家出。京都にて中原中也と運命的な出逢いを果たし、やがてふたりは愛し合うこととなる。上京後は、中也の友人である小林秀雄と同棲。小林と別れた後は松竹キネマに入社した。自伝書「ゆきてかへらぬ 中原中也との愛」では、中原や小林との三角関係や自身の人生を綴っている。1993年、88歳でこの世を去った。映画『ゆきてかへらぬ』登場人物紹介長谷川泰子…広瀬すず芽の出ない20歳の女優。自身の夢のため奮闘する中、まだ学生だった中原中也と出逢い、互いに惹かれあう。中原中也後に不世出の天才詩人と呼ばれることになる17歳の青年。泰子ひかれ一緒に暮らしはじめる。小林秀雄後に日本を代表することになる文芸評論家。中原の友人だが、家を訪れたこをきっかけに、新進女優の泰子の魅力に惹かれる。こうして、ひとりの女が、ふたり男に愛されることになっていくのだが…。田中陽造“幻の脚本”をもとに、『探偵物語』の根岸吉太郎が監督脚本は、薬師丸ひろ子が主演を務めた1981年の映画『セーラー服と機関銃』を手掛けた田中陽造が担当。田中が40年以上も前に書いた幻の脚本をもとに、『探偵物語』や『ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜』などで知られる根岸吉太郎が監督を務める。映画『ゆきてかへらぬ』あらすじ京都。まだ芽の出ない女優・長谷川泰子は、まだ学生だった中原中也と出逢った。20歳の泰子と17歳の中也。どこか虚勢を張るふたりは、互いに惹かれ、一緒に暮らしはじめる。価値観は違う。けれども、相手を尊重できる互いの気立てが共通していた。東京。泰子と中也が引っ越した家を、中也の友人で、のちに日本を代表する文芸評論家になる小林秀雄が訪れる。泰子は、男たちの仲睦まじい様子を目の当たりにして、才気あふれるクリエイターたちにどこか置いてけぼりにされたようなさみしさを感じ、複雑な気持ちを抱える。一方、本物を求める小林は、新進女優の泰子の魅力に気づく。そうして、複雑でシンプルな関係がはじまる。重ならないベクトル、刹那のすれ違い。ひとりの女が、ふたりの男に愛されること。それはアーティストたちの青春でもあった。【作品詳細】映画『ゆきてかへらぬ』公開時期:2025年2月監督:根岸吉太郎脚本:田中陽造出演:広瀬すず
2024年06月29日広瀬すずが主演を務めた最新映画『ゆきてかへらぬ』が、2025年2月に全国公開決定。実在した女優の長谷川泰子、詩人の中原中也、評論家の小林秀雄という男女3人の三角関係と壮絶な青春を描く。舞台は大正時代。まだ芽の出ない女優、長谷川泰子は、のちに不世出の天才詩人と呼ばれることになる青年、中原中也と出逢う。どこか虚勢を張り合う2人は、互いに惹かれ、一緒に暮らしはじめる。その後、東京に引っ越した2人の元を、中也の友人で、のちに日本を代表することになる文芸評論家、小林秀雄が訪ねてくる。偶然ともいえるその出逢いが、やがて3人の運命を狂わせていく――。本作のメガホンを取ったのは、『遠雷』『探偵物語』『ウホッホ探険隊』など、日本映画界を長年牽引してきた名匠・根岸吉太郎。根岸吉太郎監督脚本は、鈴木清順監督の「浪漫三部作」(『ツィゴイネルワイゼン』『陽炎座』『夢二』)や『セーラー服と機関銃』など、数々の映画で異彩を放ち続けてきた名脚本家、田中陽造。日本映画界を代表する2人のタッグは、『ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~』以来、実に16年ぶり。根岸監督にとっても、16年ぶりの長編映画で、監督いわく、田中氏による本作の脚本は40年以上前に書かれたもので、多くの監督たちが映画化を熱望しながら長い間実現することができなかった、いわば「知る人ぞ知る」幻の脚本として知られている。主演を務めるのは、現代日本映画界に輝く広瀬すず。本作において、1970年代から疾走してきた日本映画界のトップランナーたちと邂逅が実現。根岸吉太郎監督と広瀬すずそうして生まれたのは、中原中也と小林秀雄という生粋のアーティスト2人の愛に狂わされながらも、自身の夢と格闘しつづけた、真っさらで潔い女性の肖像。性別の枠を超え、互いをリスペクトしているからこそ生まれる、軋轢と混乱を見事に表現すると同時に、2人の天才の間で狂おしいまでに“生きる”様を赤裸々に演じ切り、まさに新境地を拓いた。広瀬さん自身、今回演じた泰子という役を「本当に体力のいる役でした」と語る。また16年ぶりの長編映画となった根岸監督の現場について、「根岸監督の映画づくりというものを、この目で見て、体感して、とても贅沢でした」とふり返った。一方で、根岸監督は本作における広瀬さんの演技について、「まるで泰子という主人公に憑依したかのようです。誰も見たことのない泰子の『広瀬すず』がここにいます」と絶賛のコメントを寄せる。『ゆきてかへらぬ』というタイトルは、病床の中原中也が小林秀雄に託し、中也の没後に刊行された詩集「在りし日の歌」に所収されている一篇の詩から取られている。本作は、その名があらわすとおり、後戻りすることのない3人の壮絶な青春を追いかける。傷だらけになりながらも進み、傷だらけだからこそ生きた男女の姿は、現代を生きる若者たちの姿とも重なるだろう。主演・監督・脚本コメント全文■広瀬すず(主演)/長谷川泰子役今回演じた長谷川泰子は、大正というモダンな時代を自由にというか、必死というのか、無謀に駆け抜けた女性でした。本当に体力のいる役でした。根岸監督はこの作品が16年ぶりの長編映画と聞いておりましたが、それを感じさせない程、現場では監督の体力が一番すごかったですね。根岸監督の映画づくりというものを、この目で見て、体感して、とても贅沢でした。是非、ご期待ください。■根岸吉太郎(監督)大学で学生に映画を教えたり共に学んだりしているうちに、時があっという間に過ぎ去り16年ぶりの長編映画となりました。『ゆきてかへらぬ』は多くの監督や演出家が映画化したいと望んでいた知る人ぞ知る田中陽造さんの珠玉のシナリオです。これを託され5年の準備期間を経て素晴らしいキャストに恵まれ完成しました。今回のすずさんは奥深いところで役を捉え、まるで泰子という主人公に憑依したかのようです。誰も見たことのない泰子の「広瀬すず」がここにいます。大正から昭和へ移る時代を舞台に、ひとりの女とふたりの男の、奇妙な三角関係と真摯で壮絶な青春を描いた作品です。ぜひ、今の時代に青春を送る若者たちに観ていただきたいです。■田中陽造(脚本)女優と詩人と批評家の、二度と戻れない青春時代を描いた映画です。40年以上も前に書いた脚本ですが、今の時代に共鳴してくれればと願います。『ゆきてかへらぬ』は2025年2月、全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年06月26日広瀬すずが主演を務める映画『ゆきてかへらぬ』が、2025年2月に全国公開されることが決定した。本作は、実在した女優の長谷川泰子、詩人の中原中也、評論家の小林秀雄という男女3人の出口のない三角関係と壮絶な青春を描いた作品。『探偵物語』『ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜』の根岸吉太郎監督が16年ぶりにメガホンを取り、『ツィゴイネルワイゼン』『セーラー服と機関銃』の田中陽造が脚本を手掛けた。ふたりのタッグは、『ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜』以来、実に16年ぶり。根岸いわく、田中による本作の脚本は40年以上前に書かれたもので、多くの監督たちが映画化を熱望しながら実現することができなかった「知る人ぞ知る」幻の脚本だという。まだ芽の出ない女優・長谷川泰子は、後に不世出の天才詩人と呼ばれることになる青年・中原中也と出逢う。どこか虚勢を張り合うふたりは、互いに惹かれ、一緒に暮らしはじめる。その後東京に引っ越したふたりの元を、中也の友人で後に日本を代表する文芸評論家となる小林秀雄が訪ねてくる。偶然ともいえるその出逢いが、やがて3人の運命を狂わせていく。広瀬が演じるのは、中原と小林という生粋のアーティストふたりの愛に狂わされながらも、自身の夢と格闘しつづけた真っさらで潔い女性である泰子。その様子を赤裸々に演じ切った広瀬は、泰子という役を「本当に体力のいる役でした」と語っている。また16年ぶりの長編映画となった根岸の現場については、「根岸監督の映画づくりというものを、この目で見て、体感して、とても贅沢でした」と振り返った。『ゆきてかへらぬ』より左より)根岸吉太郎監督、広瀬すず根岸監督は本作における広瀬の演技について、「まるで泰子という主人公に憑依したかのようです。誰も見たことのない泰子の『広瀬すず』がここにいます」と絶賛のコメントを寄せている。『ゆきてかへらぬ』というタイトルは、病床の中原中也が小林秀雄に託し、中也の没後に刊行された詩集『在りし日の歌』に所収されている一篇の詩から。本作は、その名が表すとおり、後戻りすることのない3人の壮絶な青春を追いかける。監督、脚本を務めたふたりはそれぞれ「ぜひ、今の時代に青春を送る若者たちに観ていただきたい」(根岸)、「今の時代に共鳴してくれればと願います」(田中)とそれぞれ語っている。■広瀬すず(主演)/長谷川泰子 役今回演じた長谷川泰子は、大正というモダンな時代を自由にというか、必死というのか、無謀に駆け抜けた女性でした。本当に体力のいる役でした。根岸監督はこの作品が16年ぶりの長編映画と聞いておりましたが、それを感じさせない程、現場では監督の体力が一番すごかったですね。根岸監督の映画づくりというものを、この目で見て、体感して、とても贅沢でした。是非、ご期待ください。■根岸吉太郎(監督)大学で学生に映画を教えたり共に学んだりしているうちに、時があっという間に過ぎ去り16年ぶりの長編映画となりました。『ゆきてかへらぬ』は多くの監督や演出家が映画化したいと望んでいた知る人ぞ知る田中陽造さんの珠玉のシナリオです。これを託され5年の準備期間を経て素晴らしいキャストに恵まれ完成しました。今回のすずさんは奥深いところで役を捉え、まるで泰子という主人公に憑依したかのようです。誰も見たことのない泰子の「広瀬すず」がここにいます。大正から昭和へ移る時代を舞台に、ひとりの女とふたりの男の、奇妙な三角関係と真摯で壮絶な青春を描いた作品です。ぜひ、今の時代に青春を送る若者たちに観ていただきたいです。■田中陽造(脚本)女優と詩人と批評家の、二度と戻れない青春時代を描いた映画です。40年以上も前に書いた脚本ですが、今の時代に共鳴してくれればと願います。<作品情報>『ゆきてかへらぬ』2025年2月 全国公開公式HP: 映画「ゆきてかへらぬ」製作委員会
2024年06月26日女優の広瀬すずが、映画『ゆきてかへらぬ』(2025年2月公開)の主演を務めることが26日、明らかになった。同作は大正時代を舞台に、実在した女優の長谷川泰子、詩人の中原中也、評論家の小林秀雄という男女3人の出口のない三角関係と壮絶な青春を描いた作品。『探偵物語』や『ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ~』の根岸吉太郎監督が16年ぶりにメガホンを取り、『ツィゴイネルワイゼン』や『セーラー服と機関銃』の田中陽造が脚本を手掛けた。根岸監督いわく、田中による本作の脚本は、40年以上前に書かれたもので、多くの監督たちが映画化を熱望しながら長い間実現することができなかった、いわば「知る人ぞ知る」幻の脚本として知られているという。主演を務める広瀬は、中原中也と小林秀雄という生粋のアーティスト2人の愛に狂わされながらも、自身の夢と格闘しつづけた、真っさらで潔い女性を演じる。女性/男性の枠を超え、互いをリスペクトしているからこそ生まれる軋轢と混乱を表現すると同時に、2人の天才の間で狂おしいまでに「生きる」様を赤裸々に演じ、新境地を拓いた。『ゆきてかへらぬ』というタイトルは、病床の中原中也が小林秀雄に託し、中也の没後に刊行された詩集「在りし日の歌」に所収されている一篇の詩から取られている。本作は、その名があらわすとおり、後戻りすることのない3人の壮絶な青春を追いかける。傷だらけになりながらも進み、傷だらけだからこそ生きた男女の姿は、現代を生きる若者たちの姿とも重なるのではないかと、今をがむしゃらに生きる若者たちに向けて作られた、新たな青春映画となる。○広瀬すず コメント今回演じた長谷川泰子は、大正というモダンな時代を自由にというか、必死というのか、無謀に駆け抜けた女性でした。本当に体力のいる役でした。根岸監督はこの作品が16年ぶりの長編映画と聞いておりましたが、それを感じさせない程、現場では監督の体力が一番すごかったですね。根岸監督の映画づくりというものを、この目で見て、体感して、とても贅沢でした。是非、ご期待ください。○根岸吉太郎監督 コメント大学で学生に映画を教えたり共に学んだりしているうちに、時があっという間に過ぎ去り16年ぶりの長編映画となりました。『ゆきてかへらぬ』は多くの監督や演出家が映画化したいと望んでいた知る人ぞ知る田中陽造さんの珠玉のシナリオです。これを託され5年の準備期間を経て素晴らしいキャストに恵まれ完成しました。今回のすずさんは奥深いところで役を捉え、まるで泰子という主人公に憑依したかのようです。誰も見たことのない泰子の「広瀬すず」がここにいます。大正から昭和へ移る時代を舞台に、ひとりの女とふたりの男の、奇妙な三角関係と真摯で壮絶な青春を描いた作品です。ぜひ、今の時代に青春を送る若者たちに観ていただきたいです。○田中陽造(脚本) コメント女優と詩人と批評家の、二度と戻れない青春時代を描いた映画です。40 年以上も前に書いた脚本ですが、今の時代に共鳴してくれればと願います。【編集部MEMO】映画『ゆきてかへらぬ』ストーリー芽の出ない女優、長谷川泰子は、京都でまだ学生だった中原中也と出逢った。20歳の泰子と17歳の中也。どこか虚勢を張るふたりは、互いに惹かれ、一緒に暮らしはじめる。その後東京で、泰子と中也が引っ越した家を中也の詩人としての才能を誰よりも知る男・小林秀雄が訪れる。男たちの仲睦まじい様子を目の当たりにして、泰子は才気あふれるクリエイターたちにどこか置いてけぼりにされたようなさみしさを感じ、複雑な気持ちになる。しかし、泰子と出逢ってしまった小林もまた彼女の魅力に気づき、複雑でシンプルな関係がはじまる。(C)2025 映画「ゆきてかへらぬ」製作委員会
2024年06月26日広瀬アリス主演の連続ドラマW「完全無罪」より、広瀬さんと監督の大森立嗣によるスペシャル対談が配信スタートした。本作は、大門剛明の慟哭の冤罪ミステリー小説「完全無罪」のドラマ化。21年前の少女誘拐殺人事件の冤罪再審裁判の担当に抜擢された期待の弁護士・松岡千紗(広瀬さん)が、自らもその事件で監禁された被害者の1人であるという境遇を抱えながらも、自身を殺めたかもしれない容疑者と対峙。再審裁判を中心に、真相究明への切実な探求心を持つ彼女にしかできない弁護を展開、事件の真相に迫る本格ヒューマンミステリー。撮影を終え、全5話を視聴した2人が、いまだからこそできる話をする今回の映像。一味違った演出で役者にアプローチする大森監督が手掛ける本格ミステリー作品に挑戦する中、何を感じたのか、オファーを受けた際に思ったこと、役作りをはじめとする撮影秘話が明かされるほか、初出しとなる本編映像、メイキング映像なども映し出される。また、香川県でのロケ時に撮影した、父母ヶ浜や雲辺寺といった観光名所なども登場する場面写真が到着。海面に人物が反射する父母ヶ浜での3ショットは、ポスタービジュアルとはまた異なる雰囲気ながらも、作品のミステリアスな世界観が表れ、このロケーションならではのティザーカットとなっている。連続ドラマW「完全無罪」は7月7日より毎週日曜日22時~WOWOWプライムにて放送、第1話放送終了後WOWOWオンデマンドにて全話一挙配信(全5話)。(シネマカフェ編集部)
2024年06月16日妻夫木聡、広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太らを迎え、『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督が戦後沖縄を舞台にした小説「宝島」をアメリカとの共同製作で実写映画化、超特報が解禁された。原作は、戦後沖縄を舞台に、史実に記されない真実を描ききった真藤順丈による同名傑作小説。真藤氏は7年間という期間をかけ、「この小説で世界を変えるつもりで書いた」と熱く語る。平和な時代を生きる私たちに、“生きている感情を取り戻せ!”と訴えかけるような圧倒的熱量で描かれた本作は、第160回直木賞に審査委員から満場一致で選ばれ、さらに第9回山田風太郎賞、第5回沖縄書店大賞を受賞、栄えある三冠に輝いた。実写映画化の監督を務めるのは、『るろうに剣心』シリーズや『レジェンド&バタフライ』など、時代劇からアクション、SF、ドラマ、ミステリーやファンタジーまで、常に新たな挑戦をし続ける大友啓史。大友監督はNHKに在籍中、連続テレビ小説「ちゅらさん」で沖縄を撮影したが、原作に惚れこみ映像化を熱望した今作で、戦後沖縄の20年と真正面から向き合うことになる。「時代はいつしか平成から令和に変わったけれど、それでも私たちが記憶の底で、遺伝子の隅々まで忘れてはいけない物語が確実に存在する。戦後の沖縄を舞台に描かれる『宝島』は、まさにそんな類の物語だ。蛮勇にも近いこの冒険に集まってくれた俳優・スタッフたちと力を合わせ、多くの人に希望と勇気を感じていただけるような、そんな作品を粘り強く作りあげたい」と大友監督は覚悟を語る。妻夫木聡が主演広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太ら日本映画界を牽引する豪華俳優陣が集結全てが失われた戦後沖縄。混沌とした時代を全力で駆け抜けた“戦果アギヤー”と呼ばれる若者たちの姿を、圧倒的熱量と壮大なスケールで描く、超弩級エンターテインメントとなる本作。沖縄がアメリカだった時代。米軍基地から奪った物資を住民らに分け与える、“戦果アギヤー”と呼ばれる若者たちがいた。その中心にいるのは、いつか「でっかい戦果」を上げることを夢見る幼なじみのオン、グスク、ヤマコ、レイ。その中でも英雄的存在であり、リーダーとしてみんなを引っ張っていたのが、一番年上のオンだった。全てを懸けて臨んだある襲撃の夜、オンは「予定外の戦果」を手に入れ、突然消息を絶つ…。残された3人はやがて警察官、小学校の先生、ヤクザになり、それぞれの想いを胸に、憧れの存在オンの失踪の謎を追うが――。警察官になり、英雄オンの痕跡を追う親友グスク役には妻夫木聡。本作の主演を務めるにあたり、「(映画『涙そうそう』以来)再びコザを舞台にしたこの作品でグスクを演じることに運命を感じています。沖縄には、未だ続いている問題がたくさんあります。みんなの言葉にならない声を芝居に変えて伝えていくことが、この作品に導かれた僕の使命だと思っています。映画という枠を超えて一つになれる、この映画にはその力があると信じています。最後まで覚悟を持ってみんなで突き進んで行きたいと思います」と熱い想いを込める。小学校の教師になり、恋人オンの帰りを信じて待ち続けるヤマコ役には広瀬すず。大きな喪失感を抱えながらも、人に愛情を与え逞しく生きる役どころに「監督が『この作品では太陽でいてほしい』と仰ってくださったのがストレートに自分に届き、ヤマコはみんなの希望になっていいんだと、全力で演じたいと思いました。エネルギーを吸い取られるほどのチームの熱量は、映画にそのまま映るような気がしていて、私自身も既に完成が楽しみです」と決意と期待を覗かせた。そして消えた兄の影を追い求め、ヤクザになる弟レイ役は窪田正孝が演じる。2012年『るろうに剣心』以来12年ぶりとなる大友組に、「情熱の絶えない大友監督が描く『宝島』は、どんな情景、感情の色彩をしているのか、現地で体感できることが楽しみです。共演者も熟練された実力者の方ばかりなので氣を引き締め精進し、現場で生まれる芝居、その変容を楽しみながら、『宝島』の一部になれたらと思っています」と意気込みを語る。そして20年の歳月を経て明かされる、オンの衝撃の真実…。島中が憧れ慕う英雄オン役には永山瑛太がキャスティングされた。「妻夫木聡さん、広瀬すずさん、窪田正孝さん、という絶対的に信頼できる役者さんと共に、戦後の沖縄で、彼らが未来をしっかりと見据えて力強く生きた証を作品の中で残せるよう、身も心も大友組に捧げたいと思いました」と決意を語る。また本作は、ハリウッドに拠点を置く「LUKA Productions International」も製作に参加しており、企画プロデューサーの五十嵐真志は「素晴らしい原作に出会い、大友監督と一緒に是非映画化したいと、時間をかけて準備をしてきました。当時アメリカの統治下だった戦後の沖縄を描く、スケールの大きな作品のため、アメリカとの共同製作という体勢で臨みます」と海外展開も視野に語る。原作者の真藤氏は、「本作を映像化しようという蛮勇がこの国の映画界に残っているとは思ってもみなかった」と語り、「とめどない現場の熱が、おなじ地平の、おなじ方向へと向かっている。この作品ならきっと、沖縄人たちが死に物狂いで獲得してきたもの、払われた犠牲、暗闇の奥から差しだしてくれている祈りの手を、映画という形でつかみ返してくれるはず」と期待を寄せる。今年2月に沖縄でクランクインした本作は、約2か月間に及ぶ沖縄での撮影を終了。現在は関東や和歌山県などで大規模なクライマックスシーンの撮影に入っており、来月6月にクランクアップを予定。2025年に公開される。コメント全文◆妻夫木聡(グスク役)◆この作品のために長い間準備をしてきました。コロナで延期もあり、途中もう無理かもしれないと思う時もありましたが、まさに『宝島』の主人公たちと同じように一縷の望みにしがみついて、監督、スタッフ、キャストと共にようやくここまで来ました。満を持して、今撮影に挑めていることに、この上ない幸福感を毎日噛み締めております。映画『涙そうそう』でも、このコザという街が舞台でした。あの素晴らしい出会いから18年、再びコザを舞台にしたこの作品でグスクを演じることに運命を感じています。沖縄には、未だ続いている問題がたくさんあります。みんなの言葉にならない声を芝居に変えて伝えていくことが、この作品に導かれた僕の使命だと思っています。僕はこの『宝島』をただの映画で終わらせたくありません。人の心を突き動かすことは容易ではありませんが、今を生きる私たちがどうあるべきか、どう生きていくのか、一緒に考えていきたい。映画という枠を超えて一つになれる、この映画にはその力があると信じています。最後まで覚悟を持ってみんなで突き進んで行きたいと思います。◆広瀬すず(ヤマコ役)◆脚本を初めて読んだとき、こりゃ大変だぞと思いました。スケールが大きく、言葉の掛け合いや感情のぶつかり合いなど、現場でどんな空気が生まれるのか楽しみでした。またクランクインの前に監督が「この作品では太陽でいてほしい」と仰ってくださったのがストレートに自分に届き、ヤマコはみんなの希望になっていいんだと、全力で演じたいと思いました。まだ撮影の半ばですが、これまで、監督が本当にわかりやすく興奮されてる姿をたくさん見て、元気を貰えています。段取りから監督・キャストが話し合って作り上げていくシーン達はとても濃厚で、地方に長くいた事もあって、みんな家族のような温かさと、信頼が生まれている現場です。お芝居に没頭できるような環境を作ってくださってとても居心地がいいです。エネルギーを吸い取られるほどのチームの熱量は、映画にそのまま映るような気がしていて、私自身も既に完成が楽しみです。まだまだ撮影はありますが、身を引き締めて向き合いたいなと思います。◆窪田正孝(レイ役)◆アメリカの統治により全てが支配下となった沖縄で、英雄と呼ばれた偉大な男を兄にもつ弟、レイを演じます。脚本の壮大さに驚き、とてつもない大作になると確信した一方、戦争という暴力で蝕まれた琉球の魂の癒やしに、この映画が少しでも繋がっていくことを深く願っています。情熱の絶えない大友監督が描く『宝島』は、どんな情景、感情の色彩をしているのか、現地で体感できることが楽しみです。共演者も熟練された実力者の方ばかりなので氣を引き締め精進し、現場で生まれる芝居、その変容を楽しみながら、『宝島』の一部になれたらと思っています。◆永山瑛太(オン役)◆大友監督の作品への大きな愛と覚悟を傍で強く感じています。そして妻夫木聡さん、広瀬すずさん、窪田正孝さん、という絶対的に信頼できる役者さんと共に、戦後の沖縄で、彼らが未来をしっかりと見据えて力強く生きた証を作品の中で残せるよう、身も心も大友組に捧げたいと思いました。昨今の生きづらさみたいなものや、どこにぶつけたらいいか分からない熱量のようなものを、この『宝島』のオンを通して全身全霊で出し切りたいと思います。◆大友啓史(監督)◆「諦めるな、何が何でも生きろ」と、全ての人の背中に向けて、そう問いかけているかのような。原作を初めて読んだ時に浴びた熱量の渦、その火照りが未だ冷めずにいる。映像化を志して既に数年。準備を続ける中でコロナ禍に襲われ、何度も立ち止まり。その都度僕は、原作から受け止めたメッセージを自分に言い聞かせ、それを胸の奥で噛み締めながら前に進んできた。「諦めるな、生きろ」と。時代はいつしか平成から令和に変わったけれど、それでも私たちが記憶の底で、遺伝子の隅々まで忘れてはいけない物語が確実に存在する。戦後の沖縄を舞台に描かれる「宝島」は、まさにそんな類の物語だ。蛮勇にも近いこの冒険に集まってくれた俳優・スタッフたちと力を合わせ、多くの人に希望と勇気を感じていただけるような、そんな作品を粘り強く作りあげたい。そして、グスク、レイ、ヤマコ、オン等劇中の魅力的な登場人物たちと共に、熱気あふれるあの時代を最後まで全力で駆け抜けたい、そう思います。◆真藤順丈(原作者)◆あらゆる近現代の物語は“沖縄”に通じる――そう信じてコザのセンター通りでほぼ路上生活を送りながら構想を固めていたころは、本作を映像化しようという蛮勇がこの国の映画界に残っているとは思ってもみなかった。たくさんのご厚意にあずかって、沖縄のロケやスタジオ撮影を訪ねる機会に恵まれたが、そこでさらに確信を深めることができた。大友啓史監督を始めとする傑すぐれたスタッフや俳優陣が立ち働く現場には、戦後日本の“青春時代”ともいえる『宝島』の時代が現前していた。現場の袖には当時の資料写真が配され、美術や装飾によって風景は時間をさかのぼり、照明がほの暗い世相の陰と陽をさばき、モブの一人にまで注がれる演出のはざまを自在にカメラの目が抜けていく。ぶっちゃけ作り手として羨望や嫉妬をおぼえるほどの(この現場でぼくが『宝島』を撮りたいとすら願った。S・キングの『シャイニング』になりそうだから止めておくけど)とめどない現場の熱が、おなじ地平の、おなじ方向へと向かっている。この作品ならきっと、沖縄人たちが死に物狂いで獲得してきたもの、払われた犠牲、暗闇の奥から差しだしてくれている祈りの手を、映画という形でつかみ返してくれるはずだ。なおかつ、凋落するエンタメ産業にひとつの革新的な“解”をも示してくれるだろう。以上、原作者のひいき目抜きには語れませんけどね、これはとんでもないところまで到達する邦画になる。一人の映画ファンとして上映館で「あきさみよう!」とわななくような昂揚と歓喜をおぼえる日を心待ちにしています。『宝島』は2025年、全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:宝島(2025) 2025年公開予定©2025「宝島」製作委員会
2024年05月22日3月6日(日本時間)、パリで開催されたルイ・ヴィトンの2024秋冬ウィメンズ・ファッションショーに、同ブランドのアンバサダーを務めている広瀬すず(25)が出席した。ルイ・ヴィトンの純白のドレスに身を包んだ姿がSNS上で拡散すると、《流石に美しすぎます、すず様》などの声があがっていた。世界で活躍する広瀬だが、私生活は庶民派なようだ。3月2日に放送された広瀬がパーソナリティーを務めるラジオ番組「広瀬すずの『よはくじかん』」に、公私ともに親交の深い女優・森七菜(22)がゲスト出演。歌手としても活動している森と歌に関する話題になり、「(最近流行りの曲は)早口でなに言っているのか分からない」と告白した。歌唱する際も“口が回らない”という広瀬に森は「そういう意味では『スマイル』はちょうどいい速度かもしれませんね」と森自らの曲がスローテンポだと主張。これに広瀬は「スナックであれ歌うと、常連のおじさんたちが凄い喜んでくれる」と、明かしていた。突然の“スナック通い”をカミングアウトした広瀬。そんな彼女の十八番はスナックに最適な昭和歌謡のようだ。`17年8月に声優を務めたアニメ映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』の劇中で、広瀬は松田聖子(61)の「瑠璃色の地球」をカバー。この音源が映画のサウンドトラックに収録されることが発表された時に、コメントを出していた。《「瑠璃色の地球」を劇中で歌うと聞いたときは驚きました。松田聖子さんの曲ですと「赤いスイートピー」はカラオケでよく歌わせていただいていたのですが、もともと歌が本当に苦手で…。私にとっては難しい曲でしたが、練習していくうちにどんどん楽しくなっていきました》スナックで「赤いスイートピー」を歌えば、常連のおじさんたちがさらに沸くはずだ。
2024年03月08日新たな1年の幕開けである2024年1月1日、令和6年能登半島地震が発生。日本海側を中心に強い揺れが生じ、震度7が観測された石川県などでは、家屋倒壊や地割れなどの被害が報告されています。人は、予想外の事態に見舞われた時、冷静な判断ができなくなってしまうもの。地震発生直後、ネット上でも多くの人が混乱状態におちいりました。広瀬アリス、大地震直後の『デマ』に怒り地震が起こった日の夜、俳優の広瀬アリスさんがX(Twitter)を更新。自身のアカウントで、防災や被災時の対応に関する有益な情報を拡散し、145万人のフォロワーに向けて注意を呼びかけました。SNS上で地震に関する情報を収集する中、広瀬さんはあることが気になった模様。非常識的な行動をとる一部の人に対して、強く怒りをあらわにしました。こんな時にデマ流すヤツ、ヤツって扱いで良いよね?人としてちゃんと軽蔑するからしっっかりブロックする。以上— 広瀬アリス (@Alice1211_Mg) January 1, 2024 残念なことに、非常時の混乱に乗じてウソの情報を流す人は一定数存在します。2016年に起きた熊本地震の際は、「動物園からライオンが逃げた」というデマを流した男性が、偽計業務妨害容疑で逮捕されたケースもありました。デマを投稿した人にとっては、『ちょっとしたイタズラ』なのかもしれません。しかし緊急時では、ウソの情報が人の命を奪う可能性もあるでしょう。広瀬さんは、そういった行為をする人たちをあえて「人として軽蔑する」と強い言葉で非難し、誤った情報が拡散されないようブロック機能の活用を呼びかけました。今回の地震でも、過去の災害の動画を流用したり、ウソの被害報告をして助けを求めたりと、すでにデマの情報が飛び交っています。広瀬さんの注意喚起は2万回以上拡散され、多くの人に届きました。・本当に、こういう時にデマを流すような奴は人間ではない。怒りを感じる。・この注意喚起は本当に大事。親切心が、かえって人を危険に巻き込んでしまうかもしれない。・ハッキリとこういうことをいえる広瀬さん、かっこよすぎる。発信力のある人が表明するのって、大事。被災していない人も、きっと「誰かを助けたい」という想いから情報を拡散しているはず。しかし、そういった親切心を利用しようとする人がいることを忘れてはいけません。情報を拡散する場合は、そのアカウントが信頼できるものかをチェックするなど、できる限りの確認をしておきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2024年01月03日広瀬アリス主演のドラマ「マイ・セカンド・アオハル」第9話が、12月12日(火)今夜放送される。ラストで佐弥子(広瀬さん)から拓(道枝駿佑)に“別れ”を切り出した前回。ドラマプロデューサーは、今夜の見どころについて「もはやネタバレ甚だしくなってしまいそうなので、断片的に」と前置きし、「まずは冒頭。佐弥子さんのとても重要なお芝居があるのですが、台本の段階から一体どんな芝居になるんだろう…とワクワクしていました。今まで色んな生き生きとした佐弥子を見せてくれた広瀬さんに対しての脚本家・北川さんからの挑戦状のようなシーンです。そして迎えた本番。我々の想像をはるかに超えたお芝居で、『これぞ白玉佐弥子!』という表現に、カットがかかった瞬間、一同感嘆の声。お芝居の相手をしていた道枝さんも、ビックリのシーンとなりました」と明かし、“急展開”の今回は、このシーンを皮切りに、2人の関係が目まぐるしく変わっていくそうだ。また、横浜の大桟橋での撮影をふり返り、「とても印象深く、二人にとって大切なシーンになっている」と話すプロデューサーは、「そこでの撮影が終わった後のこと。シーンの余韻に浸っている中、道枝さんが拓として『佐弥子さん』に言った究極の一言があり、そこにいるスタッフが男女問わず“もらいキュン”して倒れそうになるという出来事がありました。今すぐお伝えしたいのですが、すごくすごくネタバレになるのでどこかでお届けさせてください。そのシーンも含め、“さや拓”のジェットコースターな恋模様を見守っていただければと思います」と語る。2人だけでなく、ファミリ家のメンバーにとっても重要な回となるそう。「彼らの絆が試されます。ここもネタバレなので多くは語れないのですが、佐弥子、拓含めてファミリ家メンバーが勢ぞろいするとあるシーンでは、それまでみんなで撮影を共にしながら築かれた絆が、画面から溢れているように感じました。第7話のときにも書きましたが、このメンバーでなければこの『マイハル』は生まれなかったな、と思わせてくれたとても胸の熱くなるシーンです」とアピール。さらに、佐弥子と日向(安藤政信)の関係にも変化が起こりそう。「佐弥子は大学4年生に進学します。その間、ゼミを専攻したり、就職活動に明け暮れたりと慌ただしい大学生活を送るわけですが、そんな中、日向との関わり方も変わっていきます。第1話から度々描かれてきた佐弥子と日向の食事シーンにも変化が表れています。第9話を見た後に以前の話を見返していただくのも面白いかもしれません」とコメントしている。第9話あらすじ佐弥子(広瀬アリス)は、自分のためにスイス行きを断ろうとする拓(道枝駿佑)を前に別れを告げる。拓が食い下がるものの、拓の足枷になってはいけないと思いの丈をぶつける佐弥子。拓をその場に残し、佐弥子はひとりサグラダファミリ家に戻って行く。拓がシェアハウスに戻らなくなって3日が過ぎていた。コンペの締切が近いからじゃないかと誤魔化す佐弥子に、ひとり事情を知る龍之介(水沢林太郎)が心配そうな表情を見せる。そしてついに戻ってきた拓は、佐弥子にある提案を申し込み…。「マイ・セカンド・アオハル」は毎週火曜日22時~TBSにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年12月12日女優の広瀬アリスが16日、東京・表参道で行われた「ディオール ホリデー ポップアップ」プレビューに登場した。広瀬は、華やかな赤のシャツとスカートに、バタフライモチーフのバッグ、さらに、バタフライモチーフのネックレスを合わせたコーディネートを披露。笑顔を見せながらフォトセッションに応じ、美貌を放っていた。11月18日~12月25日まで開催される同ポップアップは、ディオール 2024年クルーズ コレクションに登場したバタフライモチーフに彩られ、店内には、ゴールドやホワイトカラーのバッグやドレス、限定アイテムをはじめ、11月発売の新作ファイン ジュエリーなどホリデーギフト選びのイマジネーションを刺激するさまざまなアイテムが並ぶ。
2023年11月16日広瀬アリス主演ドラマ「マイ・セカンド・アオハル」の第5話が、11月14日に放送。スカッとした佐弥子とキイナの話題のシーンのメイキングが公開された。本作は、広瀬さん演じるやっかいな問題を抱えた主人公・白玉佐弥子が、謎の大学生・小笠原拓(道枝駿佑)の一言をきっかけに、学び直しを決意して大学生となり、恋に、勉強に、夢に奮闘するセカンド・アオハル・ラブコメディ。広瀬さんと道枝さんのほかにも、2人が住むシェアハウス「サグラダファミリ家」の住人として、伊原六花(桂山キイナ役)、飯沼愛(沢島真凛役)、水沢林太郎(峯川龍之介役)、箭内夢菜(浅田澄香役)、濱尾ノリタカ(田上寛太役)が出演している。第5話では、第4話の佐弥子と拓のキスの後から、季節が変わり、佐弥子と拓の関係が変化。キイナのとある物語、リノベーション作業などが描かれた。今回SNSにてアップされたのは、キイナのとある物語の中で、キイナと佐弥子が“ツーブロック既婚者”に突撃しに行く場面のメイキング映像。SNSのコメント欄も「貸しなっ!の続きも見れて嬉し~~」、「『貸しな!』の後こんな長く言ってたの」、「え~こんな撮り方してたんだ!」、「プロテインぶっかけるところは爆笑&スッキリーでした」、「佐弥子さんおもろすぎて笑キイナちゃんよく耐えれるね笑」、「キイナさんと佐弥子さんみたいなかっこいい女性になりたい」、「このシーンめっちゃ好き笑」、「アリスちゃんの弟子感おもしろ(笑)」と、反響を呼んでいる。第6話あらすじ(11月21日放送)佐弥子(広瀬アリス)と拓(道枝駿佑)が一夜を明かしたところを真凛(飯沼愛)に見つかってしまい、サグラダファミリ家のルールを破った2人は、今後について話し合いが必要になった。佐弥子は「好き」とは言われたが、「付き合おう」とは言われていないことが引っ掛かり、拓も以前、「大人は“空気”で付き合い始める」と佐弥子に言われたことを思い返していた。その夜、あまりにもそっけない拓の態度から、佐弥子は自分が避けられていると感じてしまう。肝心の課題にも身が入らない佐弥子はこのままではヤバいと、キイナ(伊原六花)に拓のことを相談する――。「マイ・セカンド・アオハル」は毎週火曜日22時~TBSにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年11月16日2023年11月6日、東京都港区にある商業施設『六本木ヒルズ』内のTOHOシネマズで行われた、『第18回難民映画祭2023』のオープニング上映イベントに、俳優の広瀬すずさんが登壇。前年に、ウクライナ復興支援を目的としたプロジェクトとして、クラウドファンディングを実施したことに触れました。『第18回難民映画祭2023』が開催中『特定非営利活動法人 国連UNHCR協会(以下、UNHCR)』が主催する『第18回難民映画祭2023』では、難民となった人たちの、困難を力強く生き抜く姿を、オンライン配信と劇場上映の2種類で紹介。日本初公開となる5作品を含む、珠玉の6作品を順次上映していきます。オープニング作品には、ベネズエラ出身の指揮者であるグスターボ・ドゥダメルの半生を追ったドキュメンタリー作品『ビバ・マエストロ!指揮者ドゥダメルの挑戦』が選ばれました。イベントの冒頭では、主催者挨拶に続き、特別ゲストとして広瀬さんが登壇。広瀬さんは、ウクライナ復興支援のプロジェクトで、目標金額を大きく超えて集まった1千万円以上の資金を全額寄付しています。自身の活動を振り返り、難民への思いや映像の持つ力について、次のように語りました。こういう表に立つお仕事をさせていただいているからこそ、1人でも多くの方に知っていただける、そして一緒に船に乗っていけるような存在になればいいなと思うことが多々あります。とくに同世代のみなさんであったり、行動に移すことが難しいこともあるかと思うんですけど、『難民映画祭』を通して、映画を通して、私自身を通して、いろんなことを1人でも多くの方に届いたらいいなという思いを込めて参加させていただきました。このような登壇の機会をいただけて、とても感謝しています。広瀬さんの取り組みには「素晴らしい行動力ですね!」「みんなが自分にできることをすれば、大きな力になりますね」などの反響が上がっています。『第18回難民映画祭2023』は、ウェブサイトにて鑑賞の申込を受付中。東京都での劇場開催は先着順で、定員に達し次第締め切りとなるとのこと。『寄付つき鑑賞』の場合、匿名寄付としてUNHCRの難民援助活動に役立てられるので、鑑賞予定の人は検討してはいかがでしょうか。【第18回難民映画祭2023】オンライン開催:2023年11月6日~30日劇場開催(東京):2023年11月6日、23日、25日参加費:・オンライン鑑賞、劇場鑑賞ともに、1作品につき(A)寄付つき鑑賞千円または(B)無料鑑賞、から選択してお申込みください。・オンライン鑑賞で6作品まとめて申込む場合は、(A)寄付つき鑑賞3千円または(B)無料鑑賞になります。[文・構成/grape編集部]
2023年11月07日広瀬アリス主演「マイ・セカンド・アオハル」第3話が10月31日オンエア。キイナが拓に対して口にした“言葉”に注目が集まるとともに、広瀬さんのコメディエンヌぶりにも「振り切った演技好き」など賞賛の声が送られている。本作は大学受験当日事故に遭い進学をあきらめ、非正規で10年もの間働いたものの突如クビ宣告…学歴もお金もないままドン底の30歳を迎えた主人公が、1人の若者との出会いから学び直しを決意して大学生となり、恋に、勉強に、夢に奮闘するセカンド・アオハル・ラブコメディ。キャストは30歳にして再受験を決意、潮海大学建築学科に入学する白玉佐弥子に広瀬さん。シェアハウス・サグラダファミリ家で佐弥子と同居する小笠原拓に道枝駿佑。拓と佐弥子が接近していることが気になる桂山キイナに伊原六花。佐弥子のクラスメイトで日向の娘・沢島真凛に飯沼愛。ファッションと美容が趣味のジェンダーレス男子・峯川龍之介に水沢林太郎。ギャル系の派手で奇抜なビジュアルでユーモアセンスもハイレベルな浅田澄香に箭内夢菜。サグラダファミリ家で兄貴分として慕われているムードメーカーの田上寛太に濱尾ノリタカ。佐弥子OL時代の先輩で良き理解者でもあり、結婚や恋愛にはあまり興味がない根村眞子にイモトアヤコ。かつて佐弥子が告白しようとした新進気鋭の建築家・日向祥吾に安藤政信といった俳優陣が出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。佐弥子は拓にキイナとキスしていたと指摘するが、拓はそれを勘違いだとしたうえでキイナに想いを抱いていることを明かす。そんななか佐弥子はPCにお茶をこぼし買い替える必要に迫られる。日向から家事代行のバイトを紹介してもらう佐弥子だが、バイトに課題にコンペ応募と過密スケジュールをこなそうとする佐弥子を拓は心配する。そんな拓にキイナは「拓が人のことを構うの珍しいよね」と指摘、拓に顔を近づけじっと見つめると「やきもち」とだけ口にして、その場を立ち去る…。SNSでは「拓の気持ちに気づいてるけどしっかり向き合わないまま、他の女にその気持ちが向きそうになったらヤキモチ伝えてキープするの、厄介すぎる」「キイナ、拓くん相手にしないのに、さやこさんに取られそうになったらヤキモチとか言うのがもう、無理だ~」「拓の自分への気持ちに薄々気付いていながらどうこうするわけでもないのに、他の女に気持ちが向いてそうなことに気づいたらそれはそれで嫌だったりするのクソ厄介」など、キイナの行動に注目が集まる。一方、佐弥子は日向から美術館に誘われる。当日、ファミリ家を出発する際、拓から日向とデートなのかと聞かれた佐弥子は「美術館デートなの~“デュフフ”」と笑い、さらに「もしかしたら今夜、帰らないかもしれない」と告げ、「そしたら適当にごまかしておいてね」と続けると、オーバーリアクションなウィンクをして、拓から「ウィンクが汚ねえよ」と言われてしまう…。“デュフフ”が道枝さんの特徴的な笑い方であることから、このシーンには「みっちーと話すシーンでデュフフ入れてくる広瀬アリス」「広瀬アリスちゃんのデュフフは本家より面白い」などの反応が続出。また「アリスちゃんのウインク面白すぎるw」「広瀬アリスさん演技上手いなぁ、汚いウインクでツボった」「みっちーにウインクが汚いとか言わせる(セリフだけど)広瀬アリスの振り切った演技好きだわ」など、広瀬さんのコメディエンヌぶりも大きな話題を呼んでいる。【第4話】日向から“デート”に遅れると電話を受けた佐弥子は、電話口から女性の声が聞こえ憤りとも落胆とも何ともいえない気持ちになる。日向から凛子(山本未來)のせいでデートをすっぽかしたと聞いた真凛は、日向に再び佐弥子を誘うよう促す。一方サグラダファミリ家では、キイナのバースデーパーティーの準備が進められていた。拓はキイナに告白しようと佐弥子の力を借りて誕生日プレゼントを選ぶことになるのだが…。「マイ・セカンド・アオハル」は毎週火曜22時~TBS系で放送中。(笠緒)
2023年11月01日広瀬アリス主演「マイ・セカンド・アオハル」が10月17日放送。広瀬さん演じる佐弥子のセリフに「自分もそうだった」「同年代には刺さる言葉」「白玉さんのセリフが鬼の共感」などの声が殺到。多くの視聴者からの共感をよんでいる模様だ。本作は広瀬さん演じる主人公が30歳を迎え学び直しを決意。大学生となり、恋に、勉強に、夢に奮闘するセカンド・アオハル・ラブコメディ。主人公の人生第2章の幕開けを笑いあり、涙あり、胸キュンありのオリジナルストーリーで描く。昔から絶妙に運と間が悪く、学歴もお金もないままドン底の30歳を迎えるが、拓との出会いで一度は諦めた建築家を再び志し潮海大学に合格する白玉佐弥子を広瀬さんが演じる。共演には、佐弥子が再び大学を目指すきっかけを作る潮海大学建築学科の大学生、小笠原拓に道枝駿佑。佐弥子と同じ工学部建築学科でシェアハウス・サグラダファミリ家に暮らす桂山キイナに伊原六花。佐弥子のクラスメイト・沢島真凛に飯沼愛。美意識の高い1年生の峯川龍之介に水沢林太郎。ハイレベルなユーモアセンスを持った義理人情に厚いギャルな浅田澄香に箭内夢菜。ムードメーカー的存在・田上寛太に濱尾ノリタカ。佐弥子のOL時代の先輩・根村眞子にイモトアヤコ。佐弥子が憧れた新進気鋭の建築家で真凛の父でもある日向祥吾に安藤政信といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話のストーリーは、大学受験当日に事故に遭い、貧乏が故に浪人生活も叶わず高卒のまま上京。非正規雇用歴12年目に突入した佐弥子が会社から契約を切られ、どん底の30歳を迎えてしまう。そんな矢先に佐弥子は拓と出会い、拓が建築系の大学に通っていると知り愚痴交じりに大学への未練を打ち明けると、拓は佐弥子にいまからでも大学生になればいいと言う。その後佐弥子は再び大学を志し、見事潮海大学に合格。そして真凛らの招きでシェアハウス・サグラダファミリ家で暮らすことを決める。そこには拓も暮らしていたが、彼は佐弥子のことを覚えてないと言い放ち…というもの。放送後のSNSには「10代は夢に心を躍らせ、20代は何者にもなれないと思い知る、30代はあらかた未来が見通せる、このフレーズにとても腑に落ちた。自分もそうだったなと」「「死ぬまでの消化試合」がその通り過ぎて共感した。同年代には刺さる言葉」「給料日が1番テンション下がるという白玉さんのセリフが鬼の共感だった」など、佐弥子のセリフに共感する声が続々と投稿。佐弥子のことを覚えてない素振りをみせていた拓だったが、ラストで「ほんとに大学生になったんだね」と口にし、「覚えてたの!?」と驚く佐弥子に「逆に覚えてないと思う?」と微笑む。このシーンにも「「逆に覚えてないと思う?」って言ったあとの笑顔…あざとすぎて、わかっててもキュンってなったわ」「道枝さんの演技初めてみたけど役にしっかりなりきってて表情も声色も上手」「道枝くん、演技めっちゃ上手だし視線も表情も動きも全て完璧」など、道枝の演技に絶賛の声が送られている。【第2話あらすじ】ファミリ家でまさかの再会を果たした佐弥子と祥吾。日向は佐弥子との再会を喜ぶが、佐弥子は人違いだと一目散でその場を走り去る佐弥子。そんな佐弥子の動揺を拓は見逃さなかった。そんななか設計演習の課題がうまくいかず悩む佐弥子。下田教授(板尾創路)から猛烈なダメ出しをくらい、これ以上ないくらい落ち込む佐弥子の前に現れた拓は課題を見ながら真剣にアドバイスをして…。「マイ・セカンド・アオハル」は毎週火曜22時~TBS系で放送中。(笠緒)
2023年10月18日女優の広瀬すずが出演する、三井不動産の新CM「三井のオフィス」編が、19日より放送される。○■「三井のすずちゃん」シリーズ「三井でふふふ」というキャッチコピーのもと、“三井のすずちゃん”こと広瀬が、三井不動産のさまざまな街づくりや施設、不動産業を超えた新しい取り組みを紹介していく連続ドラマ仕立てのCM「三井のすずちゃん」シリーズ。新たなCMの舞台は、東京・日本橋、三井不動産も入居する「日本橋室町三井タワー」。広瀬は今回、このビルのテナントワーカーとして登場。三井不動産が提供するテナント企業向け会員制サービス施設「&BIZ conference」「&BIZ lounge」「&BIZ fitness」の貸会議室や個室、メンバーズラウンジ、カフェ、フィットネスジムなど、さまざまな施設・サービスを利用しながら、生き生きと働くシーンが描かれる。毎回、三井不動産の話題になると、突然スイッチが入ったかのように熱弁を振るう“三井のすずちゃん”が、「三井のオフィス」で働いていたことが明かされるのかと思いきや、まさかの(?)結末を迎えるストーリーに注目だ。また、TVCMに加えて、広瀬さんがパーソナリティを務め、10月7日から開始しているTOKYO FM『よはく じかん』内で、ラジオCMも放送される。○■広瀬すず インタビュー――今回は“三井のすずちゃん”が「三井のオフィス」を紹介するCMでしたが、広瀬さんが実際に使ってみたいと思った施設は?ヨガができるフィットネスの施設です。私も煮詰まった時や、考え事をする前とか、セリフを覚えるまで運動したい人なんです。その方が脳も活性化されるので、その気持ちよさを会社で体験できるのは斬新だなと思いました。オフィスビルの中にフィットネスジムがあるのはあまり聞いたことがなかったので、驚きましたが、すごくいいなと思います。――オフィスのシーンでは、いろいろな働く環境がクローズアップされていて、個室でお仕事している風景もありましたが、広瀬さんは集中したい時、どのような環境で取り組まれることが多いですか?ある意味、どこでも大丈夫です。以前ドラマの現場で、いろんな方から「短期集中型」と言われたことがあったのですが、自分のスイッチで、今なら頑張れる、ここだという時はどんな環境でもガッと集中できるタイプかもしれないです。割と自分の気持ち、気分次第なところがあるので、環境はあんまり関係ないかもしれないです。何となく家の方が落ち着く気もしますが、落ち着きすぎると、あんまり集中できないんですよ(笑)。――「新しい事業でもはじめちゃうか〜」というセリフにちなんで、俳優以外ならどんな仕事をしたいですか?子供の頃は、保育園の先生とレジ打ちとバスケの監督・選手になりたかったんです。今はファッションが大好きなので、いつか洋服やアクセサリーを作ってみたいと思っていて、それこそスタイリストさんになってみたいです。――ご自身で洋服のデザインから始めて、という感じですか?そういう引き出しはないんです、私(笑)。だから、すでにできあがっている服を組み合わせてスタイリングしてみたいなと。自分も着たいけど、着られない洋服とか、似合わないだろうけど、好きだなこれと思った洋服を、似合う人に着てもらいたいという願望があります。――「多様な働き方を応援する「三井のオフィス」がテーマのCMにちなんで、最近応援しているものは?お休みの日に家でゆっくりできる時、配信系のリアリティーショーを見るのが大好きで、その番組に出ている皆さんを、「頑張って」「幸せになって」「うまくいきますように」とかって感じで、勝手に応援しています。あの人どうなったかなと思って、調べたりしちゃうこともあります。――CMをご覧になる視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。今回のCMでは“三井のすずちゃん”がオフィスで働く姿をお見せしています。今後も三井不動産の施設や街を ご紹介しながら、私としてもさまざまな姿をお見せすることができればいいなと思っています。ぜひ楽しみにしていてください!
2023年10月18日映画『キリエのうた』(10月13日公開)の公開記念舞台挨拶が都内で行われ、主演を務めるアイナ・ジ・エンドをはじめ、松村北斗、広瀬すず、笠原秀幸、岩井俊二監督が登壇した。同作は岩井俊二監督の最新作。時代や社会に翻弄されながら、懸命に生きるキリエ(路花 アイナ・ジ・エンド)、潮見夏彦(松村北斗)、寺石風美(黒木華)、一条逸子(イッコ/真緒里 広瀬すず)、4人の物語を描く。岩井監督がアイナ・ジ・エンドの歌声に出会い、路上ミュージシャン役で初主演に抜擢した。○■広瀬すず、透け感&ベロア衣装で観客を魅了黒のシースルーのトップスとベロアのロングスカート姿で登場し、観客を魅了した広瀬。公開初日を迎えた心境を「クランクインの日は雪の中でアイナちゃんが1人で歌い始めるシーンからだったんですけど、自分だけが真横で聞いていた声が今、世界中に届き始めてることは本当にすごいことだなと。お腹の底にドンと落ちてくるような魂の叫びみたいな表現はきっと色んな人に届くんじゃないかなと思います」と語った。また、完成した作品を観た感想を聞かれると、「自分も結構撮影したなという記憶だったんですが、自分が出ていないシーンでストーリーが何個もあって、すごく衝撃を受けました」と振り返る。しかし一方で、自身が演じたイッコについては「(キリエがイッコに)振り回され過ぎていて、すごく罪悪感が生まれてしまった」と話し、「長文の謝罪メールをアイナちゃんに送りました(笑)」と明かした。メールを受け取ったアイナは「きた(笑)! 『私がいないシーンでこんなに大変なことがあったらね、ごめんね』(と書いてあって)。良い人やなって(笑)」と笑顔を見せていた。
2023年10月14日映画『キリエのうた』に出演するアイナ・ジ・エンド、松村北斗、広瀬すず、岩井俊二監督が6日に韓国・釜山で開催された「第28回釜山国際映画祭」グリーティングイベントに登場した。同作は岩井俊二監督の最新作。時代や社会に翻弄されながら、懸命に生きるキリエ(路花 アイナ・ジ・エンド)、潮見夏彦(松村北斗)、寺石風美(黒木華)、一条逸子(イッコ/真緒里 広瀬すず)、4人の物語を描く。岩井監督がアイナ・ジ・エンドの歌声に出会い、路上ミュージシャン役で初主演に抜擢した。この度、映画祭のメイン会場でもあり、開幕式のレッドカーペットも行われた映画の殿堂の野外舞台にて、本作のグリーティングイベントを実施。韓国の熱狂的なファン約1,000人が集まった。またイベント前には第28回釜山国際映画祭・記者会見も行い、両イベントのオフィシャルレポートが届いた。○「第28回釜山国際映画祭」グリーティングイベント オフィシャルレポート韓国でも絶大な人気で、今回の渡韓中も、何度もサインを求めるファンに囲まれた岩井俊二監督。韓国語で自己紹介をするとともに、自身のヒット作『Love Letter』より「お元気ですか」と挨拶し、会場を沸かせました。釜山国際映画祭の第一回目に参加したという岩井監督は「僕が映画を作り続けた年数とほぼ重なるように発展してきた映画祭です。自分のなかで兄弟のように、同級生のように感じています。今、改めて新作を持ってきて皆さんに見ていただけるなんて、こんな幸せなことはないと胸が高鳴っています」とその喜びを語りました。釜山国際映画祭がまるで同級生のようだと語る岩井俊二監督とは打って変わり、アイナ・ジ・エンド、松村北斗、広瀬すずは今回釜山国際映画祭へ参加は初! 韓国に来るのも初めてで、10月4日に開催された開会式でレッドカーペットを歩いたアイナは、「アニョハセヨ。チョヌン アイナ・ジ・エンド イムニダ」と韓国語で自己紹介。「初めての韓国が釜山でとても嬉しいです。人生でこんな経験をさせていただけるなんて思ってもみませんでした。何より連れてきてくださった岩井俊二さん、そして映画を楽しみにしてくださっているお客さん、ファンのみなさま、今後ともよろしくお願いいたします」と初めての経験に喜びと感謝の思いを表しました。同じく初・韓国にして、初の映画祭と初めてづくしだという松村。韓国にも多くのファンがいると紹介されると「個人事になるのですが、韓国に僕のことを応援してくださっている人がいることは知っていました。そういう意味でも楽しみでしたし、岩井俊二監督の名作が新たにひとつ生まれ、それが韓国まで上陸したというのを目の前で見れた興奮と喜びがとても強い韓国訪問となっています。この場にお集まりいただきカムサハムニダ」と述べ愛らしい韓国語挨拶で会場を沸かせました。そして、数々の映画祭に出席してきた広瀬も釜山国際映画祭の出席は初!「韓国は7・8年ぶりで、前回来たときは別の映画祭だったのですが、こうして釜山国際映画祭に初めて参加できてとても嬉しく光栄に思っています。このように映画を通してお会いできる機会ができてすごく幸せに思っています。『キリエのうた』が少しでも多くの人に届いて欲しいと思います」と続けました。作品の内容を尋ねられた岩井監督は「音楽の映画です。様々な出来事が起きるのですが、その合間合間にアイナさんがいろいろな曲を歌い綴っていくような構成になっています。映画でもありながらコンサートでもあるような映画なので、両方楽しんでいただけると嬉しいです」と“音楽映画”としての魅力をアピール。そんな本作で、主人公である路上ミュージシャン・キリエを演じたアイナは「キリエは声がうまく出せないのですが、歌を歌うときは声が出ます。魂を乗せる表現方法が唯一、歌うことだけです。そんな女の子の役を演じました」と自身の役柄を説明しました。また、フィアンセを探し続ける青年・夏彦を演じた松村は「決して簡単な人生ではないキャラクターでした。夏彦の人生から目を逸らさずに見て欲しいなと思います。人生に色々なことと、色々な意味を持ったキャラクターとなっています」、謎の女・イッコを演じた広瀬は「とても不思議な女性を演じました。すごく面白い役だったのですが、なかなか掴みづらい女性だと思います。イッコさんにも過去があって、未来があるのだと、ちゃんと感じてもらえるように演じました」と、それぞれのキャラクターについてコメントを残しました。○第28回釜山国際映画祭・記者会見 オフィシャルレポートグリーティングイベントの前にはアイナ・ジ・エンド、松村北斗、広瀬すず、岩井監督で記者会見にも登場。韓国でも注目を集める本作に対して、多くの現地記者から質問が寄せられました。歌を通して伝えたかったメッセージについて質問されたアイナは「今回、映画のなかで6曲作りました。作る時間がいつも夜中だったので、ギターを片手に、あまり大きな声も出せないので、タオルで口を塞ぎながら作曲していました。そんななかでもキリエは、歌でしか声が出せないので、シャウトや、悲鳴に近いような高音を出し続けなきゃ、誰にも届かないような気がしました。歌が上手いだとか、メロディが綺麗だというよりは、魂の叫びや、内臓が出てくるほどの感情の極みだとか、そういうところをしっかり乗せたいというのが今回の6曲のモットーでした。そのなかで一つ、岩井さんが歌詞を書いてくれた曲もあります。一人ぼっちで作ったわけではありません。届いていたら嬉しいなと思います」と楽曲に込めた熱い思いを振り返ります。記者会見の最後には、広瀬「映画って、海を越えてすごく無限大なものだなと、こういう場に来させていただけると改めて実感します。そしてみなさんが想像以上に『キリエのうた』という作品を色々な視点で観られていることを聞けて楽しかったです」、松村「キリエのうたは13年間の物語だからこそ、様々なことが起こります。ひとりひとりに様々なことが起こって、それは決して小さなことではありません。だからこそ映画として、ものすごく肉厚で、上映時間があっという間だと思います。彼らの人生を観たうえで、明日、明後日について考えていただける作品だと思うので、その魅力を存分に受け取っていただければと思います」、アイナ「地面には底があるんですけど、空のてっぺんは誰も触ったことがなくて、限りがないんですよね。この映画の最後、キリエは不思議と上ばかり見て歌っていました。小林武史さんが作ってくださった歌が、岩井俊二さんが作ってくださった世界が、キリエをそうさせたんだと思います。この映画を観て、少しでも上を見上げてもらえたらといいな、なんて思いました」、岩井「『Love Letter』という映画を作ってから、韓国のみなさんからよく『お元気ですか』という挨拶をしてもらえるようになって、それ以来、韓国という国を親戚のように思ってきました。おかげさまで病気もせず作品をずっと作ってこられたということそのものが奇跡だなとこの歳になって本当に思います。そして今、改めて日本のすごい才能を持った若い人たちと、相まみえながらこの作品を作りきれて、みなさんのところに届けることができて、本当にそのこと、そのものが誇らしくて、嬉しくて仕方ないです」とそれぞれが言葉を残し、質問が飛び交う記者会見が終了となりました。日本公開を目前に、アジア最大級の映画祭で世界的に上映された『キリエのうた』。海外でも注目を集める本作をいち早く見ようと多くの人が駆けつけ作品を堪能しました。映画祭の上映で本作を鑑賞した人は「今年見た映画の中で一番感動的でした。」「日常の話から感動を最大化させてくれるところがとても素敵でした。尊敬します。」「この映画を観て、歌は魂のプレゼントだと感じました。そして、愛する人の前では泣いてもいいよ、ということを監督に教えてもらった気がして、とてもよかったと思います。」「映画自体のエネルギーがものすごく強かったので、それに圧倒されたまま最後まで観てしまいました。」などとコメント。そして大充実&大忙しの第28回釜山国際映画祭のイベント登壇を全て終えたアイナ・ジ・エンド、松村北斗、広瀬すず、岩井俊二監督の4ショット写真も到着!いよいよ公開を迎える『キリエのうた』。日本公開を前に、早くも海外から絶賛の声が押し寄せる本作の公開にますます期待が高まります。
2023年10月09日新ドラマ「マイ・セカンド・アオハル」より、広瀬アリスと道枝駿佑(なにわ男子)が演じる佐弥子&拓の様々な表情を集めたアザービジュアルが公開された。本作は、広瀬さん演じるやっかいな問題を抱えた主人公・白玉佐弥子が、謎の大学生・小笠原拓(道枝さん)の一言をきっかけに学び直しを決意して大学生となり、奮闘するセカンド・アオハル・ラブコメディ。先日公開された、佐弥子と拓の出会いをイメージした写真と、2人が運命の再会を果たしたあとをイメージしたポスターのアザービジュアルが今回到着。友達のようにも、恋人のようにも見え、本作への期待が高まる今回のビジュアル。中には、第1話で特別な意味をもつ“じゃんけん”を楽しむ様子も写し出されている。第1話あらすじ非正規雇用歴12年目に突入した白玉佐弥子(広瀬アリス)の人生は、絶妙な運のなさと間の悪さの連続だった。静岡県富士市で土産物店を営む実家は貧しかったが、佐弥子は高校の担任教師から受験を勧められ、建築の勉強がしたいと潮海大学の受験を決意する。そして迎えた受験当日、予想外の出来事により受験に失敗。貧乏が故に浪人生活も叶わず、佐弥子はそのままの勢いで上京して今の職に就いたのだった。思い描いていたキラキラ東京ライフとは程遠い極めて質素な生活を送っていた佐弥子は、度重なる不運に見舞われ、想像以上にどん底の30歳を迎えてしまう。そんな矢先、さらなるアクシデントに巻き込まれた佐弥子は、ひょんなことから小笠原拓(道枝駿佑)と出会う。拓が建築系の大学に通っていると知った佐弥子は、愚痴交じりに大学への未練を打ち明ける。拓はそんな佐弥子に、今からでも大学生になればいいと言い放ち――。「マイ・セカンド・アオハル」は10月17日より毎週火曜日22時~TBSにて放送(※初回15分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2023年10月08日TOKYO FM/JFN全国38局ネットでは10月7月 15時30分から、女優・広瀬すずさんがパーソナリティを務める新番組『広瀬すずの「よはくじかん」』がスタートします。同ラジオは、「目的なくのんびりしたり、好きな音楽に耳を傾けたり、友だちと話したり……そんな“余白時間”を広瀬すずと一緒に過ごしましょう!」というコンセプト。広瀬さん自身のプライベートや仕事の裏話といった余白時間についてもトークします。初回放送は、先日バスケットボールW杯で広瀬さんが沖縄を訪れた際、オフの時間に海でシュノーケリングをしたり、沖縄料理を食べに行ったりしたという沖縄での余白時間の話や、広瀬さんが一番好きな季節という秋のファッションの話など展開します。広瀬さんは、「ラジオはすごくラフにフラットでいられる場所だからずっとやりたいと思っていました。距離が近いと思っているし温かさがすごい好き。日常のことを話す機会は他にあまりないので今まで以上に素が出ると思いますが、退屈にならないように頑張ります!(笑)」と意気込みを語っています。ラジオならではの、ここでしか聴くことのできない“広瀬すず”に注目です!■放送概要タイトル:『広瀬すずの「よはくじかん」』放送日時:毎週土曜日15:30~15:55放送局:TOKYO FM/JFN全国38局ネットパーソナリティ:広瀬すず提供:三井不動産、セブン‐イレブン・ジャパン番組HP:(エボル)
2023年09月29日タレントの中居正広、女優の広瀬すず、杉咲花が出演する、ソフトバンクの新CM「ペイトク 登場」編が29日より放送される。○■インコは広瀬すず、オウムは杉咲花“魔法のようにポイントが貯まる!”をコンセプトに、「PayPay」(残高/クレジット)での決済でプランに応じてPayPay ポイントを付与するソフトバンクの料金プラン「ペイトク」の魅力を伝える同シリーズ。シリーズ第3弾となる新CMは、前作で主役となった中居が「チチンペイペイ ソフトバンク!」という魔法の言葉で買い物を楽しくする人物“ペイトク”として登場し、シリーズ第1弾から出演していた相棒のインコとオウムの正体も判明。ペイトクの魔法で、インコは“ペイスズ”(広瀬)に、オウムは“ペイハナ”(杉咲)に変身する。一方、前作で主役の座を奪われ悔しさをにじませていた劇団ひとりが“ペイソン”として登場するWEB動画「おトク頂上決戦/ペイトクvsペイソン」編も同日に公開される。○■中居正広、広瀬すずに「バスケ見ましたよ!」同じテレビ番組に出演したことはあるものの、CMでは初共演となる中居と広瀬。先日のバスケットボール世界大会での男子バスケットボール日本代表の活躍に感激した中居が、中継番組の応援役として活躍した広瀬に「バスケ見ましたよ! 現地で雰囲気を味わいたかった〜」と声をかけると、広瀬も「本当におもしろかったです!」とニッコリ。共通の話題で意気投合した2人は、その後も待機時間があるとバスケットボールの話題で盛り上がっていた。○■中居正広、監督の話に…「チチンペイペイソフトバンク!」の合言葉で日本中の買い物をお得にする魔法使い“ペイトク”を演じる中居は、前作に続き真っ赤なマントスタイルの衣装で登場。レストランやパブ、カフェなど多くの店が並ぶ中、本物のパンが並ぶパン屋やファッショナブルな靴やスーツが展示された洋品店をチラリと覗き、ウインドーショッピングを楽しむ姿も。撮影直前の打ち合わせでは、映像のコンセプトやストーリーを丁寧に説明する監督の話に真剣な表情でうなずいていた中居だったが、5分ほどの熱弁が終わると「もう1回、最初から話してもらえます?(笑)」とジョークで現場の空気を盛り上げた。○■広瀬すず、インコと挨拶中居演じる“ペイトク”の魔法によって、インコから人間の姿に変身する“ペイスズ”役の広瀬は、撮影現場の隅で“出番待ち”していた色鮮やかなインコと対面し「この子が私になるの? こんにちは〜」と興味津々で話しかけ、「バイバイ」と返事してもらえたことに感激する一幕も。色鮮やかなミニスカートの衣装とロングブーツで街角の美術セットに登場し、スタンバイを終えた広瀬は、「今から撮るシーンは、インコから変身した後ですよね?(笑)」と監督に確認。“ペイスズ”が明るく元気なキャラクターであることを聞いた広瀬は、やや高めのテンションで撮影本番に臨んだ。○■中居正広へのオーダー「主役っぽく」ダンスシーンの撮影を前に、カメラ前で動きの最終確認を行った中居と広瀬。2人の振り付けが微妙に異なることを知った中居が「じゃあオレもすずちゃんに合わせて踊ろ!」と違うダンスの練習を始めると、監督は慌てながら「“チラ見”なしでお願いします!」と苦笑い。周囲へのサービスで明るく笑いを誘っていた中居だが、いざ本番が始まるとキレのいいダンスで撮影スタッフを圧倒。「もう少し大きな動きがいいかな〜」と映像をチェックしていると、監督から「主役っぽく華やかな感じがいいですね」とオーダーがあり、次のテイクではさらにシャープさが増したダンスを披露した。○■劇団ひとり「オレが“ペイトク”だったのに…」WEB動画「おトク頂上決戦/ペイトクvsペイソン」編の撮影で、劇団ひとり演じる“ペイソン”と対峙する演技に臨んだ中居と広瀬。中居に主役の座を奪われ「オレが“ペイトク”だったのに……」と悔しさをにじませる劇団ひとりに向かって、ファイティングポーズをとる場面では、CM初共演とは思えないほどピタリと息の合ったアクションを見せる。すると、周囲の反響に気づいた中居が、 後ろを振り返りながら「いま、どうやってたの?」と確認すると、広瀬は「こうです」と同じ構えを再現。中居が「わ〜、一致団結だ〜!」と盛り上がると、現場では拍手が巻き起こった。○■中居正広、広瀬すず インタビュー――ソフトバンク新CMの撮影を終えた感想をお聞かせください。中居:コマーシャル、ボク自身久しぶりということもありまして……朝早いですね(笑)。ドラマとか映画とかも、かつて出たことあるんですけど……もう久しぶりで、眠くてしょうがなかった。さっき、お昼ご飯のときにボク寝てたんですよ。ここ(顔)にタオルの跡が……気づきませんでした?(笑)広瀬:だからメイクさんに「まだついてる?」って確認してたんですね(笑)。中居:そのまま撮ってるから、よく見たらあのやつ(タオルの跡)だと思っていただければ(笑)。朝から遅くまでは本当に久しぶりで、前の日から「どうやって起きればいいのかな」とかソワソワしちゃいました。(広瀬さんは)もう慣れてるんじゃないですか?広瀬:はい、ほかの作品入ってたりすると……。でも、広告の現場って(撮影内容が)盛りだくさんですよね。――中居さんと広瀬さんは今回がCM初共演となりますが、お互いの印象をお聞かせください。広瀬:前回のCMを拝見して、(中居さんが)もうすごいキレッキレに踊られてたのが印象的で……。今日も“チチンペイペイ”のポーズとか、本物を生で見たから「すごいな〜」と思いました。中居:最近、ちょっとバスケ(バスケットボール世界大会の中継)を見てまして……(広瀬さんは)バスケの印象がすごく強かったんで、会ったときに「バスケ見ました!」って言ってしまいました(笑)。情報番組(の出演)があって、劇団(ひとり)さんが「プレイヤーも、すずちゃんの前でカッコいいところを見せたいから、いつもより力出るだろうね」って話をしてました。広瀬:すっごく楽しかったです! 放送席に座っていて……、私だけ立ち上がって(笑)。――今回のCM内容にちなんで、これまで「すごく得した」というエピソードはありますか?中居:この世界で(仕事が)できてるのも、ちょっと得してるのかなと思います。特に人より長けたものとか得意なものとか……努力しないで、なんかごまかしながらやっていこうと思ったら、ここまでできたので「得したな」と思います。広瀬:……中居:いや、どこかで「そんなことないですよ!」って言われるのを待ってたんですけど……「やっぱりね」みたいな雰囲気なんで……そういうふうに思われてるんだ(笑)。「違いますよ! 中居さんはやっぱりすごく魅力的で……」みたいな雰囲気になると思ってユーモアで話したんですけど(笑)。広瀬:得したこと……バスケを8年やってて……やめて10年経っているんです。バスケの世界大会もそうですけど、Bリーグ開幕のときもやらせていただいて……自分の歩みたかったこと、がんばっていたことが“延長戦”でお仕事に繋がるのがすごい楽しいし、おもしろいので、得したというか。中居:難しくないですか? 台本ないじゃないですか、ああいうの(中継番組)って。広瀬:めちゃくちゃ難しくて、どんどんどんどん「喋る回数減らしてもらえませんか?」って言ってました(笑)。バスケとかスポーツをやっていたからこそ、言葉で説明するのが難しいと思ったんです。中居:バスケのファンの人たちは見るんですよ。でも、バスケを今まで見たことない人たちが「すずちゃんが出ているんだったら見てみようかな」って、それで“にわか(ファン)”が増えて、全国区になったりするので。ボクはその1人でしたから(笑)。「バスケにハマってみようかな」と思いながら。本当にハマってよかったです、得しました!――新CMでもダンスを披露されていましたが、ダンスシーンを撮影した感想をお聞かせください。中居:筋力と体力と……なんか限界みたいなものを感じながらやらせてもらいました。まわりの人も「いいね」とか「上手だね」ってボクのことを褒めて、気持ちよくダンスしてもらおうとすごく言ってくれるんですけど……「中居くんって若いね」とか「ダンスいいね」とか言ってくれる人って、だいたいボクら世代なんですよね。若い子から見ると、本当に“おじさんががんばってる感じ”に見えると思います(笑)。ちょっと久しぶりすぎて、キレとか可動域とかがあまりにも狭いなとか、遅いなとか思いながら。広瀬:(中居さんと)振りは違って私(のダンス)は簡単なんですけど、(中居さんと)並びたくないな〜って。(中居さんの姿が)視界に入っただけでズレそうで……リズム感がないので(笑)。中居:バスケットやってる人って、ありますけどね、リズム感。広瀬:(バスケットのような)自分の独特のリズムだったら、イケる気がするんですけど……。――中居さんから広瀬さんに“上手に踊るためのアドバイス”をお願いします。中居:アドバイス……難しいですね。あの……練習した方がいいと思います。広瀬:シンプルですね(笑)。中居:練習しないとうまくならないんじゃないかなと思います。ちょっとスポーツと似てるところがありますから。――新CMは中居さん演じる“ペイトク”が日本中に“おトクになる魔法”をかけるストーリーですが、日本中どこへでも行けるとしたら、どこに行きたいですか?広瀬:地元か……わりと家にいたいタイプなので、どこにも行けなくていいかもしれない(笑)。すぐ帰りたくなっちゃうタイプです、私(笑)。中居:ボクもちょっと似てて……そこの扉を開いたら自分のマンションだったらいいなと思います。「はい、お疲れさまでした!」って開いたら、自分の部屋だったらいいな〜って。広瀬:最高ですね。
2023年09月29日グラビアアイドルの鈴原すずさんが、自身の公式Instagramにオフショットを公開しました。太陽より輝く笑顔がかわいらしい! この投稿をInstagramで見る 鈴原すず(@suzu_suzuhara.official)がシェアした投稿 写真週刊誌のオフショットに、「燦々と降り注ぐ太陽に耐えながら撮影しました!」とメッセージを添えて投稿。浮き輪ボートにもたれ、まぶしそうにする鈴原さんのビキニから、豊満なバストがあふれています。フォロワーからは、「透明感がすごすぎる」「素敵すぎてたまらない」「美しく輝いていてめっちゃ可愛」「太陽も眩しいけどそれ以上にすずちゃんが眩しい」「可愛い笑顔とグラマラスなボディに釘付け」など歓喜に満ちた声が寄せられています。「頑張って目を開こうと思たんだけどあんまり開きませんでした」というコメントも残している鈴原さん。太陽よりも輝くさわやかな笑顔がまぶしすぎて、ファンも目が開けられません!
2023年09月27日映画『キリエのうた』(10月13日公開)のプレミアムライブイベントが都内で行われ、主演を務めるアイナ・ジ・エンドをはじめ、松村北斗、広瀬すず、村上虹郎、粗品(霜降り明星)、石井竜也が登壇した。同作は岩井俊二監督の最新作。時代や社会に翻弄されながら、懸命に生きるキリエ(路花 アイナ)、 潮見夏彦(松村)、寺石風美(黒木華)、一条逸子(イッコ/真緒里 広瀬)、4人の物語を描く。岩井監督がアイナ・ジ・エンドの歌声に出会い、路上ミュージシャン役で初主演に抜擢した。○■広瀬すず、粗品からの鋭いツッコミにタジタジ今回のイベントでは、アイナによる主題歌をはじめとする劇中曲歌唱に加えて、松村、村上がギターを、粗品がキーボードの生演奏を披露。この日のために練習を重ね、プレミアライブを開催した。この日、広瀬はシースルーのトップスにパンツを合わせた衣装で登場。「私は今日ほぼ何もしないんですけど、皆さんと一緒にこのイベントを楽しもうと思います(笑)」と挨拶した。撮影当時を振り返った広瀬は「(岩井監督は)演出的なことを特に細かく指示されない監督でもあるので、監督とコミュニケーションを取るというより、普段からアイナちゃんと肌と肌が触れ合う瞬間を増やして、キリエとイッコの距離感がなくなったらいいなと思って時間をかけていました。カメラが回っていないときもずっと一緒にいていろんな話をしました」と役作りの裏側を明かした。そして、同作の主題歌「キリエ・憐れみの讃歌」の歌唱をステージ上で聴いた広瀬は、アイナのパフォーマンスに圧倒されたようで「この華奢な体からどうやって、あんなエネルギーの放出の仕方になるのか……きょうも改めて感動しました」とコメント。一方で、同楽曲に演奏で参加した村上・粗品とは撮影で一緒になる機会がなかったそうで、「現場でお会いしていないので、本当に映画に出ているんだと実感しました(笑)」と感想も。粗品から鋭いツッコミを受けると、タジタジになりながら「かっこよかったです!」と伝え、笑いを誘っていた。
2023年09月26日広瀬アリスがTBSドラマ初主演を務める新ドラマ「マイ・セカンド・アオハル」のポスタービジュアルが公開された。本作は、広瀬さん演じるやっかいな問題を抱えた主人公・白玉佐弥子が、謎の大学生・小笠原拓(道枝駿佑)の一言をきっかけに、学び直しを決意して大学生となり、恋に、勉強に、夢に奮闘するセカンド・アオハル・ラブコメディ。主人公ががむしゃらに突き進む人生の第2章の幕開けを、笑いあり、涙あり、胸キュンありのオリジナルストーリーで描く。今回公開されたビジュアルは、すでに公開されている“出会い”をイメージしたものより進み、佐弥子が拓の一言をきっかけに、「建築家」の夢を掴む第一歩として大学生となり、“年下の先輩”として拓と運命の再会を果たした後の2人をイメージしている。友達がふいに撮ったかのようなビジュアルは、友達のようにも、恋人のようにも見え、劇中で変化していく2人の関係性を予感させる。なお、このポスターの撮影の様子は、TBS公式YouTubeチャンネルやドラマ公式SNSにて公開予定となっている。2人のほかにも、伊原六花、飯沼愛、水沢林太郎、箭内夢菜、濱尾ノリタカが個性豊かな大学生役で出演する。第1話あらすじ非正規雇用歴12年目に突入した白玉佐弥子(広瀬アリス)の人生は、絶妙な運のなさと間の悪さの連続だった。土産物店を営む実家は貧しかったが、佐弥子は高校の担任教師から受験を勧められ、建築の勉強がしたいと潮海大学の受験を決意。しかし、受験に失敗。貧乏が故に浪人生活も叶わず、勢いで上京し、いまの職に就いた。思い描いていたキラキラ東京ライフとは程遠い、極めて質素な生活を送っていた佐弥子は、度重なる不運に見舞われ、想像以上にどん底の30歳を迎えてしまう。そんな矢先、さらなるアクシデントに巻き込まれた佐弥子は、ひょんなことから小笠原拓(道枝駿佑)と出会い、拓が建築系の大学に通っていると知り、愚痴交じりに大学への未練を打ち明ける。拓はそんな佐弥子に、いまからでも大学生になればいいと言い――。「マイ・セカンド・アオハル」は10月17日より毎週火曜日22時~TBSにて放送(※初回15分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2023年09月13日広瀬アリスが主演するTBSドラマ「マイ・セカンド・アオハル」に安藤政信が出演することが分かった。本作は、広瀬さん演じるやっかいな問題を抱えた30歳の主人公・白玉佐弥子が、道枝駿佑(なにわ男子)演じる謎の大学生・小笠原拓の一言をきっかけに学び直しを決意して大学生となり、令和の大学生たちに揉まれながら恋に、勉強に、夢に奮闘するラブコメディ。この度、出演が発表された安藤政信が演じるのは、“有名建築家の日向祥吾。若くして建築の新人賞を受賞した新進気鋭の建築家で、飯沼愛が演じる沢島真凛の父でもあり、シェアハウス・サグラダファミリ家のオーナーという役どころだ。そして佐弥子が10年間憧れ続けた初恋の相手であり、過去には“いい雰囲気”になるものの、ある出来事によって疎遠になってしまっていた。2人は過去に何があったのか?今作が火曜ドラマ初出演となる安藤さん。これまで数多くの作品に出演し、日本のみならず海外でも卓越した演技力を発揮している一方で、写真家や映画監督を務めるなどクリエイターな一面も見せており、本作での役柄にも注目したい。<安藤政信 コメント>主演の広瀬アリスさんのことを個人的に知っていて、CMなどでもキュートな芝居をしているので一度芝居セッションをちゃんとしてみたいと思っていました。実際にお会いすると、広瀬アリスさんは裏表がない性格で、芝居でも芝居じゃなくてもナチュラルにいる人で、すごく入りやすい壁のない人だと思いました。(本作を演じるにあたって)この歳になると、若者を諭すセリフが求められてくるなと思います。芝居とリアリティを台詞の中にどうやって落とし込んで表現するか、ということが大事な気がします。火曜ドラマ「マイ・セカンド・アオハル」は10月、毎週火曜日22時~TBSにて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年09月11日広瀬アリス主演の新ドラマ「マイ・セカンド・アオハル」に出演する大学生メンバーが発表された。本作は、やっかいな問題を抱えた30歳の主人公・白玉佐弥子(広瀬さん)が、謎の大学生・小笠原拓(道枝駿佑)の一言をきっかけに、学び直しを決意して大学生となり、大学生たちに揉まれながら恋に、勉強に、夢に奮闘するセカンド・アオハル・ラブコメディ。佐弥子が通うことになる潮海大学の近くに、学生たちが集う「サグラダファミリ家」というシェアハウスがあり、建築学生が代々住み、自由にリノベーションしていいというのが売り。通称“ファミリ家”を通じて、佐弥子は仲間と切磋琢磨しながら学生生活を過ごす。今回発表されたのは、佐弥子と同じ工学部建築学科に通い、サグラダファミリ家と関わりの深い大学生を演じるキャストたち。サグラダファミリ家に住む最上級生で、マイペース&自己主張強めの小悪魔系、拓との間に特別な関係がありそうな桂山キイナを伊原六花。佐弥子のクラスメイト・沢島真凛を、「VIVANT」で重要な役どころを演じた飯沼愛。美意識の高いジェンダーレス男子、1年生の峯川龍之介を「MEN’S NON-NO」専属モデル水沢林太郎。同じく1年生で、ハイレベルなユーモアセンスを持った義理人情に厚いギャル・浅田澄香を箭内夢菜。3年生で、サグラダファミリ家のムードメーカー的存在・田上寛太を濱尾ノリタカが演じる。「テンポが絶妙な掛け合いと、ワードセンスの光る言葉たちに台本を読む手が止まりません」と印象を語った伊原さんは、「佐弥子さんをはじめエネルギーの強い面々が揃うシーンは特に楽しみにしています。私にとって今までにない役どころなので、楽しみながら試行錯誤していきたいです!」と意気込む。飯沼さんは「脚本を読んだときは、まさに“青春”を感じました。サグラダファミリ家のメンバーは本当に個性豊かで、皆が集まったらどんな空気感になるんだろうと想像がつかずワクワクしました。私が演じさせていただく真凛は共感できる部分も沢山あり、演じられることがとてもうれしいですし、はやく皆さんとお芝居がしたいなと撮影がより楽しみになりました!」とコメント。水沢さんは「僕が演じる龍之介は、すごく繊細な男の子だなと思いました。きっと僕が思っているよりも大人で多感な大学生です」とキャラクターを説明。箭内さんは「私自身、ギャルが好きでずっと挑戦してみたかった役どころだったので、新しい挑戦でとてもワクワクしています」と今回の挑戦を喜ぶ。濱尾さんは「僕が演じる田上寛太は、サグラダファミリ家の中では『皆んなの兄貴』的な存在で、器の大きい素敵な青年です。寛太らしい『兄貴感』と『男感』、そして彼の建築に対する真剣な想い。これらを作品のため、何より田上寛太のためにもしっかりと皆様にお届けできるように全力を尽くします!」と話している。火曜ドラマ「マイ・セカンド・アオハル」は10月、毎週火曜日22時~TBSにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2023年08月29日