この夏のTBS新金曜ドラマは、有村架純×中村倫也のW主演で贈るリーガルエンターテインメント「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」を放送。この度、本作にさだまさしが出演することが決定した。本作は、4回司法試験に落ちた崖っぷち東大卒パラリーガル・石子(有村さん)と、1回で司法試験予備試験と司法試験に合格した高卒の弁護士・羽男(中村さん)の“石羽コンビ”が、誰にでも起こりうる珍トラブルに挑む物語。さださんが演じるのは、2人が働く「潮法律事務所」の所長で弁護士・潮綿郎。困っている人を放っておけない根っからのお人好しで、誰とでも友達になり、綿のようにふわふわとした性格。無料で相談を受けてしまうため、娘の石子からいつも小言を言われているキャラクター。羽男を事務所にスカウトしたのも綿郎で、誰にも弱音を吐けない羽男が唯一、心を開く相手でもある。俳優として連続ドラマにレギュラー出演するのは、今作が初となったさださんは「全部が新鮮で撮影現場のスタッフさんの動きを見ているだけで楽しいですね。スタジオに置いてある小道具を見たり、積んである本を読んで面白いこと書いてあるな、と感じたりしています」と撮影に参加した感想を明かし、「温かな小さな町の人情ドラマなので、安心して楽しんでいただけるかなと思います。僕も楽しみに参加させていただきます」とコメントしている。「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」は7月、毎週金曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年05月20日俳優の有村架純(29)が18日、自身のインスタグラムを更新。美背中あらわなオフショットを公開した。有村は笑顔の絵文字とともに1枚の写真をアップ。撮影前のメイク中のオフショットのようで、美背中があらわになったドレスを着て大笑いする有村の様子がとらえられたモノクロショットとなっている。この投稿に「白黒の笑顔でも可愛い」「キューティーな架純ちゃん」「背中も綺麗」「もしかして原色美女図鑑の時のオフショ!?!? 嬉しい~!!! 笑っててかわいすぎるし背中美しすぎます」「素敵な笑顔に癒されます」「モノクロでこの美!」などの声が寄せられている。
2022年05月18日7月スタートのTBS新金曜ドラマは、有村架純と中村倫也がW主演する「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」を放送。東大卒の崖っぷちパラリーガルと高卒の弁護士のコンビが、誰にでも起こりうる珍トラブルに挑む、西田征史のオリジナル脚本で描く異色のリーガル・エンターテインメントとなっている。嘘のようだが本当にあった珍トラブル――「カフェで充電していたら訴えられた!」、「コンビニでお釣りを多く受け取ったら訴えられた!」など、一見、些細なことだと思えるが、どんな小さなトラブルでも、その裏には誰かの“大切な暮らし”があるはず。本作では、そういった問題を抱えてマチベン(町の弁護士)の元にやってくる人々の人生や社会にひそむ問題、またそれに関わる人間模様を描く。そんなトラブルに向き合うのは、有村さん演じる4回司法試験に落ちた東大卒の崖っぷちパラリーガル、“石子”こと石田硝子と、中村さん演じるフォトグラフィックメモリーの持ち主で、司法試験予備試験と司法試験に一発合格した高卒弁護士、“羽男”こと羽根岡佳男。様々なトラブルに挑む中で、自らのコンプレックスに向き合い成長していく。また、プロデュース・新井順子、演出・塚原あゆ子という、「MIU404」「着飾る恋には理由があって」「最愛」と話題作を手掛けてきたスタッフが再集結する。<キャスト・スタッフコメント>●有村架純石子は、自分自身が演じたことのないパラリーガルという役どころです。頭が固いんですけど、石子の持っているチャーミングさや無邪気さみたいなものを、羽男さんとの掛け合いの中で、いろんな表情を見せながら表現できたら面白くなるのかなぁと思っています。羽男さんと石子の凸凹コンビが、物語を追うごとにどう噛み合っていくのか、それも物語を見ながら見守っていて欲しいです。また、毎話ゲストでいらっしゃる方々との話数ごとの空気感など、そういうものを見ながら楽しんでいただけたらなと思います。がんばります!●中村倫也新井さん・塚原さんのチームで、有村さんと一緒に凸凹コンビで、身近なところにある事件をピックアップした弁護士さんのお話と聞いて、それだけでだいぶワクワクするというか楽しそうだなと思いました。ドラマに出てくるトラブルは、もしかしたら皆さんの身近に起こる、もしかしたら起こったことのある出来事かもしれませんし、いろんなところで感情移入できるところが多いと思います。そして軽い気持ちで軽快に楽しめるものになったら良いなと思います。これから撮影を頑張って、ぜひともテレビの前のみなさんに毎週楽しみにしてもらえるようなドラマを作りたいなと思います。がんばるぞ!●プロデュース・新井順子先日、有村さんと中村さんによって石子と羽男に息が吹き込まれました。活字や頭の中で想像していた石羽コンビが現実に目の前に現れ、感情豊かに躍動し始めています。初日からおふたりの絶妙な掛け合いにワクワク! その姿は、可愛いでもカッコいいでもなく「とても愛おしい」という表現がぴったりなコンビなんだと感じました。キャラクターに俳優さんが息を吹き込み、監督を始めとする制作・技術・美術のプロによって『石子と羽男』の世界観ができあがっていく様に毎日ワクワクが止まりません。今回はリーガル(法律)ものといっても、主人公たちにもたらされるトラブルは日常に起こりそうなものばかり。「それ経験あるかも」という珍トラブルに、石羽コンビが挑んでいく姿にぜひご期待ください!新金曜ドラマ「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」は7月、毎週金曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年05月03日俳優の有村架純、中村倫也が、TBS系の7月期金曜ドラマ『石子と羽男―そんなコトで訴えます?―』(毎週金曜後10:00)で“W主演”を務めることが決定した。この世の中には、嘘のようだが本当にあった珍トラブルがいくつもある。「カフェで充電していたら訴えられた!」「コンビニでお釣りを多く受け取ったら訴えられた!」。一見些細なコトだと思えるが、どんな小さなトラブルでもその裏には誰かの“大切な暮らし”があるはずだ。本作では、そういった問題を抱えてマチベン(町の弁護士)の元にやってくる人々の人生や社会にひそむ問題、またそれに関わる人間模様を描く。それらのトラブルに向き合うのは、4回司法試験に落ちた崖っぷち東大卒のパラリーガル・石田硝子(有村)と、司法試験予備試験と司法試験に1回で合格した高卒の弁護士・羽根岡佳男(中村)。正反対のようでどこか似た者同士の2人が、さまざまなトラブルに挑む中で自らのコンプレックスに向き合い成長していく姿をオリジナル脚本でコミカルに描く。本作のスタッフは、昨年10月期の金曜ドラマ『最愛』を手掛けた新井順子氏がプロデュース、塚原あゆ子氏が演出を務める。脚本は、アニメ『TIGER & BUNNY』やNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』などの西田征史氏が執筆する。<有村架純>石子は、自分自身が演じたことのない“パラリーガル”という役どころです。頭が固いんですけど、石子の持っているチャーミングさや、無邪気さみたいなものを羽男さんとの掛け合いの中で、いろんな表情を見せながら表現できたら面白くなるのかなぁと思っています。羽男さんと石子の凸凹コンビが、物語を追うごとにどう噛み合っていくのか、それも物語を見ながら見守っていて欲しいです。また、毎話ゲストでいらっしゃる方々との話数ごとの空気感など、そういうものを見ながら楽しんでいただけたらなと思います。がんばります!<中村倫也>新井さん・塚原さんのチームで、有村さんと一緒に凸凹コンビで、身近なところにある事件をピックアップした弁護士さんのお話と聞いて、それだけでだいぶワクワクするというか楽しそうだなと思いました。ドラマに出てくるトラブルは、もしかしたら皆さんの身近に起こる、もしかしたら起こったことのある出来事かもしれませんし、いろんなところで感情移入できるところが多いと思います。そして軽い気持ちで軽快に楽しめるものになったら良いなと思います。これから撮影を頑張って、ぜひともテレビの前のみなさんに毎週楽しみにしてもらえるようなドラマを作りたいなと思います。がんばるぞ!
2022年05月03日女優の有村架純、松本穂香が出演する、伊藤園「お〜いお茶」の新CM「本物のおいしいを、茶畑から。」編が14日より放送される。新CMは「お〜いお茶 緑茶」のリニューアル発売にあわせて企画・制作されたもの。事務所の先輩後輩の間柄でプライベートでも仲の良い有村と松本によるTVCM初共演作となる。CMのコンセプトは“本物のおいしいを、茶畑から”。飲む時点で一番おいしい状態を目指すための「おいし さの秘密」から生まれた同商品の特徴を、雄大な茶畑の風景を前に有村と松本の息のあった掛け合いの中で表現している。なお、CM撮影の裏側を描いたWEB CM「タイムトリップ」編が同日公開。○■有村架純、松本穂香インタビュー――CM撮影の感想を教えてください。有村:まつもっちゃんと一緒に(TV)CM撮影ということが初めてだったので、どんな感じで仕上がるのかすごく楽しみです。松本:前回のWEB CMの流れからなのか、私のキャラが結構すごいものになっていて、新鮮で楽しかったです。――「お〜いお茶」では「タイムトリップ」をテーマにしたキャンペーンを展開していますが、もしお二人が 「タイムトリップ」できるとしたら、いつに戻ってどんなことがしたいですか?有村:あんまり過去に戻りたいと思ったことないけど、強いて言うなら、高校2年生で地元の高校から東京の高校に編入したので、修学旅行とか卒業式とか、もうちょっと地元のみんなと一緒に過ごしたかったなって思います。松本:私は幼稚園児です。何の悩みもなく、ただ走り回って、食べたい時に食べたいものを食べて、寝たいだけ寝て。すごい疲れてる人みたいな答えを出しちゃったけど(笑)。有村:(松本は)自由を求めてるみたいです(笑)松本:はい。――松本さんは、撮影日(2月8日)の3日前の2月5日がお誕生日でしたが、25歳の目標はありますか?松本:もっと自由に生きたいなと思いますね(笑)。将来に向けて、楽しい方向に行けたらいいな。安定に向けて。有村:大事大事(笑)。――有村さんは、撮影日(2月8日)の5日後の2月13日がお誕生日ですが、29歳の目標はありますか?有村:最後の20代ということで、気楽に変わらずひとつひとつに向き合っていければなと思うんですけど。30歳になってから逆にどうしていこうかなっていうのはあって。29歳はあまり深くは考えず、最後楽しめたらいいなと思います。松本:30代楽しみですか?有村:めっちゃ楽しみ。なんかね、老いってやっぱり怖いけど、でもみんなが来るものだし、それが美しいなと思うから楽しみです。――このCMが公開されるのは3月14日ホワイトデーですが、お二人はホワイトデーに何か思い出がありますか?有村:小学校の時に3年間好きだった人がいて、4年生のときに渡そうと思って渡せなくて、5年生のときに渡したら初めてその人からホワイトデーのお返しをもらったんですよ。で、6年生のときに渡したら何も返ってこなかった(笑)。松本:私も、幼稚園の時に、好きな男の子がいて。初めて好きになった男の子で、クラス全員その男の子が 好きみたいな。それでバレンタインにチョコレートを渡したら、お返しをくれるってなって、コンビニの前 待ち合わせということになったんです。親と一緒に(笑)。有村:お返しをくれたのはまつもっちゃんだけ?松本:多分、(彼は)私が好きだった(笑)。
2022年03月14日第45回日本アカデミー賞の授賞式が11日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われ、受賞者たちが登場した。優秀主演女優賞を受賞したのは、天海祐希、有村架純、永野芽郁、松岡茉優、吉永小百合。『花束みたいな恋をした』で最優秀主演女優賞に輝いた有村は「私が作品に対してできることは本当に少ないですし、限られていて、自分が一体この作品にどういった影響を与えられるんだろうかというのは常々不安な部分もあるんですけど、幾度となく背中を押してくれたのは、これまで出会った方々がくれた言葉たちでした」と感謝する。有村は「いつも思い浮かぶのは、これまで一緒に仕事をしてきてくれた人たちの顔で、その方達がいたから、好きな芝居を続けることができたのかなと思っております。いつも支えてくださってありがとうございます。これからも独りよがりな芝居をするのではなく、思いやりを持って芝居、現場、人に対して誠実に向き合い続けていきたいなと思います。一緒に戦ってくれる仲間たちを大切にこれからも精進していきたいと思います」と言葉を続ける。「最後に、世界中が一刻も早く穏やかに過ごせるよう祈っております。私自身も皆様に貢献できるよう頑張っていきますので、今後もよろしくお願いいたします」と語った。また、前年度に『MOTHER マザー』で同賞を受賞していた長澤がプレゼンターを務めることについては「20歳ぐらいの頃からずっとすごく良くしてくださっていて、こういった素敵な場所で一緒に立てることがとても幸せです」と喜んでいた。(C)東京写真記者協会
2022年03月11日第45回日本アカデミー賞において、有村架純が『花束みたいな恋をした』で最優秀主演女優賞に輝いた。同作では、優秀主演男優賞を菅田将暉が受賞しており、「とにかくふたりで時間を紡いでいきました」と、有村さんは菅田さんと製作陣に感謝を語っていた。優秀主演女優賞には、有村さんのほか、『老後の資金がありません!』の天海祐希、『そして、バトンは渡された』の永野芽郁、『騙し絵の牙』の松岡茉優、『いのちの停車場』の吉永小百合という5名が並んでいた。『花束みたいな恋をした』は、『映画 ビリギャル』の土井裕泰監督との再タッグとなり、有村さんはヒロインの絹を演じた。菅田さん扮する麦と終電を逃したことをきっかけに出会い、好きなものが一緒という共通点を見出し、瞬く間に恋に落ちるふたり。カップルが過ごした5年間の何気ない、けれどかけがえのない日常をナチュラルに体現した有村さんは、見る者の共感を呼ぶラブストーリーの立役者となった。撮影中は、とにかく菅田さんとコミュニケーションを取っていたという有村さん。「5年という月日を1か月半で表現するので、とにかく本番以外でどう時間を紡げるか、試行錯誤していました。目の前にあるものを面白がり、ガチャガチャがあればふたりでやったりして、紡ぎました」と有村さんが笑顔で言うと、菅田さんも「映画で描かれていない時間のほうが多いので、できる限り一緒に共通の作業はずっとやっていました」と、息の合った返しをする。授賞式で有村さんの名前が長澤まさみから読み上げられると、有村さんはうれしそうに一礼し、笑顔でブロンズ像を受け取った。スピーチで、有村さんは「すごくびっくりしています。この賞をいただけたのは作品に携わる菅田さんはじめ、キャストの皆さん、スタッフの皆さんのおかげだと思っております。私が作品に対してできることは本当に少ないですし、限られていて。幾度となく背中を押してくれたのは、これまで出会った方々がくれた言葉たちでした。その方たちがいたから、好きな芝居を続けることができたのかなと思っています。本当にいつも支えてくださってありがとうございます」と、真摯な面持ちで語った。「これからもひとりよがりな芝居をするのではなく、思いやりを持って芝居、現場、人に対して誠実に向き合い続けていきたいです。一緒に戦ってくれる仲間たちを大切に精進していきたいです。最後に、世界中が一刻も早く穏やかに過ごせますよう祈っております」と笑顔で締めていた。(cinamacafe.net)
2022年03月11日第45回日本アカデミー賞の授賞式が11日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われ、レッドカーペットに受賞者たちが登場した。女性俳優陣としては、新人俳優賞の今田美桜、三浦透子、吉川愛、優秀助演女優賞の石原さとみ、清原果耶、草笛光子、西野七瀬(※新人俳優賞と同時受賞)、広瀬すず、優秀主演女優賞の天海祐希、有村架純、永野芽郁、松岡茉優、吉永小百合、プレゼンターの黒木華、司会の長澤まさみが登場。新人俳優賞受賞者入場の際には、男性俳優の登場時に今田が飛び出してしまうハプニングも。女優陣は華やかなドレスで登場し、清原や永野は肩出し、草笛は深いスリットで魅了する。さらにパンツスーツの三浦や天海、パンツドレスの有村など個性が光る着こなしを見せた。(C)東京写真記者協会
2022年03月11日菅田将暉と有村架純が共演した映画『花束みたいな恋をした』が、2月22日より中国で公開。公開規模は32省で上映館3,700館、10,000スクリーン以上という近年の日本の実写映画としては異例のスケールであることが分かった。東京・京王線の明大前駅で終電を逃し偶然出会った大学生の男女ふたりの忘れられない5年間を描く本作。「東京ラブストーリー」「Mother」「カルテット」など時代を超えて多くの名作ドラマを生み出してきた脚本家・坂元裕二による映画初のオリジナルラブストーリー。『罪の声』の土井裕泰が監督を務め、菅田さん、有村さんをW主演に迎えて2021年1月29日に日本公開。SNS中心に口コミが広がり、全国映画動員ランキング(興行通信社)6週連続1位、15週連続トップ10にランクイン、興行収入は38億円を突破し、日本中に“はな恋”ブームを巻き起こした。第45回日本アカデミー賞では優秀主演男優賞(菅田将暉)、優秀主演女優賞(有村架純)をW受賞するなど2021年の日本映画を代表する1本となった本作は、これまでに香港(21年6月10日公開)、シンガポール(21年6月17日公開)、韓国(21年7月14日公開)、台湾(21年7月16日公開)で公開されて各地で大きな反響を呼んできた。中国では、坂元氏のこれまでのテレビドラマが人気を集めており、今回が映画初のオリジナルラブストーリーであるということ、さらにキャスト人気の高さから、中国のソーシャル・カルチャー・サイト「Douban」では、2021年の日本映画で年間1位を獲得するなど期待が高まるなかで待望の公開となった。公開初日のみで興行収入は1028万元(約1億8,400万円)の好スタートを記録。日本同様に中国でも”はな恋“旋風を起こせるか注目を集めている。菅田将暉コメント一年前、映画館に様々な制約がかかった日本でなんとか公開された、そんな作品がこんなに大きなスケールで中国の方々のもとに届けられることになるなんて、感謝の気持ちでいっぱいです。坂元さんの散りばめた素敵な台詞が言葉や文化の垣根を越えてどんな風に受けとめてもらえるのか、興味深いです。「花束みたいな恋をした」に関わった全ての方の思いがちゃんと伝わりますように。有村架純コメント昨今は海外へ行くことも儘ならない中、この作品が日本を離れ、より多くの方へ届けることのできる機会をいただけたこと、心から感謝致します。この度は中国にて公開ということですが、大切な人と心と体で繋がり合える愛おしい時間を、思い出を、抱きしめながらご覧になっていただけたら幸せに思います。『花束みたいな恋をした』はBlu-ray & DVD発売中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:花束みたいな恋をした 2021年1月29日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©️2021『花束みたいな恋をした』製作委員会
2022年03月01日直⽊賞受賞の小説『⽉の満ち⽋け』が実写映画化。⼤泉洋を主演に迎え、2022年冬に公開される。直⽊賞受賞作品『⽉の満ち⽋け』が実写映画化『⽉の満ち⽋け』は、2017年に第157回直⽊賞を受賞した、累計発⾏部数26万部を超えるベストセラー⼩説。1983年『永遠の1/2』で第7回すばる⽂学賞を受賞して作家デビューしてから、『ジャンプ』『Y』『⾝の上話』など数々の名作を⽣み出し、2021年は『鳩の撃退法』の映画化でも話題となった佐藤正午による珠⽟のラブストーリーだ。<映画『⽉の満ち⽋け』あらすじ>⽣まれ変わっても、あなたに逢いたい―――⼩⼭内堅は、愛する妻・梢と家庭を築き、仕事も順調、どこから⾒ても順⾵満帆だった。だが、不慮の事故で梢と娘・瑠璃を同時に失ったことで幸せな⽇常は⼀変。深い悲しみに沈む⼩⼭内のもとに、三⾓哲彦と名乗る男が訪ねてくる。事故のあった⽇、⼩⼭内の娘・瑠璃が⾯識のないはずの⾃分に会いに来ようとしていたという。そして、彼⼥と同じ名前をもち、⾃分がかつて愛した“瑠璃”という⼥性について語りだす。それは数⼗年の時を超えて明かされる、はかなくも鮮烈な、許されざる恋の物語だった。⼀⾒何の関係もない夫婦とかつての恋⼈たち。その⼆組をつなぐ、誰も想像もしえなかった数奇で壮⼤な愛の軌跡とは――。主演は⼤泉洋、有村架純・⽬⿊蓮・柴咲コウも出演■主⼈公・⼩⼭内堅...⼤泉洋愛する妻⼦を失い、幸せな⽇常から⼀転、数奇な運命に巻き込まれる主⼈公。主演を務めるのは、俳優として、NHK⼤河ドラマ「鎌倉殿の13⼈」、映画『騙し絵の⽛』、NETFLIX作品「浅草キッド」など多数の作品に出演する傍ら、2年連続NHK紅⽩歌合戦の司会を務めるなど、国民的人気を獲得している⼤泉洋。主⼈公の28歳から55歳を演じるという難しい役どころに挑む。<⼤泉洋コメント>今回演じた⼩⼭内堅という役は、同じくらいの娘を持つ⽗親として、今まで演じた役で⼀番感情移⼊しやすく、それだけに、今まで演じてきた中で⼀番⾟い役でした。でも最後には、どこか希望を持たせてくれる不思議な作品だと思います。廣⽊組には初めて参加させていただきました。決して多くを語ってくれるわけではないのですが、こんなにも演じやすい場を与えてくれる監督も居ないと思いました。なんのひっかかりも、ストレスもなく、⾃然に役者がその世界に⼊れるように撮影してくれていたのだと思います。『⽉の満ち⽋け』と⾔う作品は様々な⼈々の愛に溢れた映画です。⾟いのに、幸せな気持ちになる、そんな不思議な体験を是⾮味わっていただきたい。どうか劇場でご覧になって、ご⾃⾝の⼤切な⼈に思いを馳せていただけたら嬉しいです。■正⽊瑠璃...有村架純⼩⼭内の娘と同じ名前を持つ謎の⼥性。演じるのは、『花束みたいな恋をした』『前科者』『映画 太陽の子』『るろうに剣心 最終章 The Beginning』など、話題作への出演が絶えない有村架純。<有村架純コメント>何度⽣まれ変わっても会いたいと思える⼈に⼀⽣涯で出会えるとしたら。ロマンさえも感じてしまう⼈⽣の壮⼤さを最初に脚本を読んだ時に感じました。また、個⼈的な話にはなりますが、廣⽊監督の作品に参加させていただくのは三度⽬になります。廣⽊監督の前でお芝居をすることはいつも以上に緊張しますが、この空気感さえも懐かしく、どこか⼼地良さも覚えたように思います。寡黙な廣⽊監督ですが、監督が持つピュアさを演出から感じられて、この物語全体がどのような紡がれ⽅をするのか楽しみです。夢のような、現実のような不思議なことがもし起こったとしたら。⾃分は⼀体誰の⽣まれ変わりなんだろう、そんなことを想像できるのも作品の良さなのかもしれません。公開を楽しみにしていてください。■三⾓哲彦...⽬⿊蓮(Snow Man)正⽊瑠璃と許されざる恋に落ちる⼤学⽣。Snow Man(スノーマン)の⽬⿊蓮が担当する。⽬⿊蓮は『おそ松さん』の公開も控えるが、グループとしてではなく、ソロでの映画出演は『⽉の満ち⽋け』が初。⼀途に⼀⼈の⼥性を愛す20歳の⼤学⽣と、39歳の⼤⼈になった姿を、フレッシュな演技で魅せる。<⽬⿊蓮コメント>お話を頂いてすぐに原作を読ませていただきましたが、演じる三⾓という役どころがとても重要なことに驚きと不安を覚えたのと同時に、⼈柄が⾃分と重なる部分があり、「⾃分がやるべきだ」と少し運命を感じました。⼤泉洋さんとは初共演でしたが、現場での⽴ち振る舞いや作品に対しての向き合い⽅が素敵で勉強になることばかりでしたし、素晴らしい共演者、スタッフの皆様と、廣⽊組の⼀員となって作品を作り上げられる機会を頂けたことが本当に有り難かったです。今後の⾃分の⼤きな宝になる作品と巡り会えたと確信しております。■⼩⼭内梢...柴咲コウ⼩⼭内の最愛の妻。深い愛を持って家族を⾒守るが、数年前に事故で他界してしまう。演じるのは、『ホリック xxxHOLiC』『沈黙のパレード』が待機している柴咲コウ。⼤泉洋との共演は3度目のタッグとなる。<柴咲コウ コメント>梢は⼀⾒すると、⾃⼰主張の強いタイプではなく、家族をフワッと包み込むような優しく朗らかな⼥性ですが、奥に秘めた、愛を貫く強い意思があります。そんなキャラクターを演出してくださったのは20年ぶりにご⼀緒させていただくことになった廣⽊隆⼀監督。打ち合わせの段階からこちらの意⾒にも真摯に⽿を傾けてくださいました。堅役の⼤泉洋さんとは、以前時を超えた親⼦役で共演。今回は夫婦役です。役の汲み取り⽅、お芝居の⾜し算引き算、周りへの配慮、ブレない安定感…またもや⼤泉洋という⼈間としての魅⼒を、改めて感じました。私も⼤好きな「⽉」がキーとなる作品。どのような仕上がりになっているのか私も今から楽しみです。監督は廣⽊隆⼀×脚本は橋本裕志監督は、『ストロボエッジ』『余命⼀か⽉の花嫁』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の廣⽊隆⼀。脚本は『ビリギャル』『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』『そして、バトンは渡された』の橋本裕志が務める。【詳細】映画『⽉の満ち⽋け』公開時期:2022年冬原作:佐藤正午「⽉の満ち⽋け」(岩波書店刊)出演:⼤泉洋、有村架純、⽬⿊蓮(Snow Man)、柴咲コウ監督:廣⽊隆⼀脚本:橋本裕志製作:「⽉の満ち⽋け」製作委員会配給:松⽵株式会社
2022年02月25日映画コメンテーターの有村昆が23日に自身のアメブロを更新。白内障の手術を受けたことを告白した。この日、有村は「実は昨日、白内障の手術をしました。。」というタイトルでブログを更新。「ナウボイスでつぶやいただけなのに、ネットにニュースになってしまいました」と自身の発言がネットニュースになっていたことを説明した。続けて「実は昨日、白内障だった右目を手術しまして」と白内障の手術を受けたことを報告し「世界が変わりすぎて驚いております」と心境を告白。最後に「ただ見えすぎた反面、手元が見づらくなっているのも驚きです」と術後の見え方についてつづり、ブログを締めくくった。
2022年02月24日2017年に第157回直木賞を受賞し、累計発行部数26万部を超えるベストセラー小説「月の満ち欠け」(岩波書店刊)が松竹制作・配給により実写映画化、2022年冬に公開することが決定。大泉洋、有村架純、目黒蓮、柴咲コウら豪華キャストが集結する。小山内堅は、愛する妻・梢と家庭を築き、仕事も順調、どこから見ても順風満帆だった。だが、不慮の事故で梢と娘・瑠璃を同時に失ったことで幸せな日常は一変。深い悲しみに沈む小山内のもとに、三角哲彦と名乗る男が訪ねてくる。事故のあった日、小山内の娘・瑠璃が面識のないはずの自分に会いに来ようとしていたという。そして、彼女と同じ名前をもち、自分がかつて愛した“瑠璃”という女性について語りだす。それは数十年の時を超えて明かされる、はかなくも鮮烈な、許されざる恋の物語だった。原作は、1983年「永遠の1/2」で第7回すばる文学賞を受賞し作家デビューしてから「ジャンプ」「Y」「身の上話」など数々の名作を世に生み出し、昨年は「鳩の撃退法」(第6回山田風太郎賞受賞作)の映画化でも話題の作家、佐藤正午の最高傑作と名高い、時を超えた珠玉のラブストーリーである。監督を務めるのは、30年に渡り日本映画界を牽引し続け、『彼女の人生は間違いじゃない』『ママレード・ボーイ』ほか、現在公開中の『ノイズ』などリアルな人間描写と圧倒的な映像美に定評のある廣木隆一監督。1980年から現在に至るまでの歳月を描き、その時代を象徴する名曲と共に丁寧に織り上げた。廣木監督は「日本映画で憧れの曲が流れる映画です。懐かしい高田馬場のオープンセットも見られてこんな素敵なキャストと原作と内容でいい映画になってほしいと思ってます、いやなってるはずです、きっと。映画を見てくれた皆さんがある日何処かで月を眺める機会があったらもう一度この映画を思い出してくれたら嬉しいです」とコメントしている。幸せな日常から一転、数奇な運命に巻き込まれていく主人公・小山内堅は現在放送中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に出演中の大泉洋が演じる。『騙し絵の牙』、NETFLIX『浅草キッド』など多数の映画やドラマに出演する大泉さんが、主人公の28歳から55歳を演じるという難役に挑んだ。大泉さんは「今回演じた小山内堅という役は、同じくらいの娘を持つ父親として、今まで演じた役で一番感情移入しやすく、それだけに、今まで演じてきた中で一番辛い役でした。でも最後には、どこか希望を持たせてくれる不思議な作品だと思います」とコメント。また、初めて廣木組に参加したことについては、「決して多くを語ってくれるわけではないのですが、こんなにも演じやすい場を与えてくれる監督も居ないと思いました。なんのひっかかりも、ストレスもなく、自然に役者がその世界に入れるように撮影してくれていたのだと思います」と撮影をふり返っている。そして、小山内の娘と同じ名前を持つ謎の女性の正木瑠璃には、昨年大ヒットした主演映画『花束みたいな恋をした』を始め6本の映画に出演し、第13回TAMA映画賞最優秀女優賞、第45回日本アカデミー賞優秀女優賞ほか数々の賞を受賞した有村架純が演じる。本作で廣木監督の作品に参加するのは3度目となる有村さんは、信頼を寄せる監督のラブコールに応え出演を快諾した。有村さんは、本作について「何度生まれ変わっても会いたいと思える人に一生涯で出会えるとしたら。ロマンさえも感じてしまう人生の壮大さを最初に脚本を読んだ時に感じました」と語り、作品については、「寡黙な廣木監督ですが、監督が持つピュアさを演出から感じられて、この物語全体がどのような紡がれ方をするのか楽しみです。夢のような、現実のような不思議なことがもし起こったとしたら。自分は一体誰の生まれ変わりなんだろう、そんなことを想像できるのも作品の良さなのかもしれません。公開を楽しみにしていてください」とコメントを寄せた。正木瑠璃と許されざる恋に落ちる大学生・三角哲彦には、グループとしてではなくソロでの映画出演は初となる、「SnowMan」の目黒蓮が務める。トップアイドルとしての活動もめざましい目黒さんは、フレッシュな演技で一途に一人の女性を愛する20歳の大学生、そして39歳の大人になった姿を演じている。本作について「お話を頂いてすぐに原作を読ませていただきましたが、演じる三角という役どころがとても重要なことに驚きと不安を覚えたのと同時に、人柄が自分と重なる部分があり、『自分がやるべきだ』と少し運命を感じました」と明かす。続けて「大泉洋さんとは初共演でしたが、現場での立ち振る舞いや作品に対しての向き合い方が素敵で勉強になることばかりでしたし、素晴らしい共演者、スタッフの皆様と、廣木組の一員となって作品を作り上げられる機会を頂けたことが本当に有り難かったです。今後の自分の大きな宝になる作品と巡り会えたと確信しております」とコメントしている。さらに小山内の妻・梢には俳優としての活動はもちろん、レトロワグラース代表としての顔も持つ柴咲コウが出演。『ホリックxxxHOLiC』『沈黙のパレード』と公開待機作が途切れない柴咲さんは、大泉さんとの共演は3回目。廣木監督とは映画デビュー作『東京ゴミ女』以来2度目のタッグで、深い愛を持って家族を見守る妻を体現する。柴咲さんは「梢は一見すると、自己主張の強いタイプではなく、家族をフワッと包み込むような優しく朗らかな女性ですが、奥に秘めた、愛を貫く強い意思があります。そんなキャラクターを演出してくださったのは20年ぶりにご一緒させていただくことになった廣木隆一監督。打ち合わせの段階からこちらの意見にも真摯に耳を傾けてくださいました。堅役の大泉洋さんとは、以前時を超えた親子役で共演。今回は夫婦役です。役の汲み取り方、お芝居の足し算引き算、周りへの配慮、ブレない安定感…またもや大泉洋という人間としての魅力を、改めて感じました。私も大好きな『月』がキーとなる作品。どのような仕上がりになっているのか私も今から楽しみです」とコメントしている。失った家族を想う愛、そして狂おしいほどに求めあう許されざる愛。「もう一度あなたに逢いたい」という純粋な想いが、時間も空間も超えて巻き起こす奇跡の物語が誕生する。『月の満ち欠け』は2022年冬、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:月の満ち欠け 2022年冬、全国にて公開予定©2022「⽉の満ち⽋け」製作委員会
2022年02月22日第157回直木賞受賞のベストセラー小説『月の満ち欠け』が実写映画化。2022年冬に公開されることが決定した。原作は、1983年『永遠の1/2』で第7回すばる文学賞を受賞し作家デビューしてから、『ジャンプ』『Y』『身の上話』などを手がけ、昨年は『鳩の撃退法』も映画化された佐藤正午の時を超えたラブストーリー。主幸せな日常から一転、数奇な運命に巻き込まれていく主人公・小山内堅の28歳から55歳を大泉洋が演じる。そして、小山内の娘と同じ名前を持つ謎の女性・正木瑠璃役を有村架純。また、Snow Manの目黒蓮が、瑠璃と許されざる恋に落ちる大学生・三角哲彦の20歳から39歳の大人になった姿までを演じる。さらに、大泉との共演は3回目となる柴咲コウが、深い愛を持って家族を見守る小山内の妻・梢役を演じる。『ストロボエッジ』『余命一か月の花嫁』の廣木隆一が監督を、脚本を『ビリギャル』『そして、バトンは渡された』の橋本裕志が担当する。主人公の小山内堅(大泉洋)は、愛する妻と家庭を築き、仕事も順調、どこから見ても順風満帆だった。だが、不慮の事故で妻と娘を同時に失ったことで幸せな日常は一変。深い悲しみに沈む小山内のもとに、謎の男が訪ねてくる。事故のあった日、小山内の娘が面識のないはずの自分に会いに来ようとしていたという。そして、彼女と同じ名前をもち、自分がかつて愛した“瑠璃”という女性について語りだす。一見何の関係もない夫婦とかつての恋人たちをつなぐ、数奇な愛の軌跡が描かれる。【キャスト・スタッフコメント】■⼤泉洋今回演じた小山内堅という役は、同じくらいの娘を持つ父親として、今まで演じた役で一番感情移入しやすく、それだけに、今まで演じてきた中で一番辛い役でした。でも最後には、どこか希望を持たせてくれる不思議な作品だと思います。廣木組には初めて参加させていただきました。決して多くを語ってくれるわけではないのですが、こんなにも演じやすい場を与えてくれる監督も居ないと思いました。なんのひっかかりも、ストレスもなく、自然に役者がその世界に入れるように撮影してくれていたのだと思います。『月の満ち欠け』と言う作品は様々な人々の愛に溢れた映画です。辛いのに、幸せな気持ちになる、そんな不思議な体験を是非味わっていただきたい。どうか劇場でご覧になって、ご自身の大切な人に思いを馳せていただけたら嬉しいです。■有村架純何度⽣まれ変わっても会いたいと思える⼈に⼀⽣涯で出会えるとしたら。ロマンさえも感じてしまう⼈⽣の壮⼤さを最初に脚本を読んだ時に感じました。また、個⼈的な話にはなりますが、廣⽊監督の作品に参加させていただくのは三度⽬になります。廣⽊監督の前でお芝居をすることはいつも以上に緊張しますが、この空気感さえも懐かしく、どこか⼼地良さも覚えたように思います。寡黙な廣⽊監督ですが、監督が持つピュアさを演出から感じられて、この物語全体がどのような紡がれ⽅をするのか楽しみです。夢のような、現実のような不思議なことがもし起こったとしたら。⾃分は⼀体誰の⽣まれ変わりなんだろう、そんなことを想像できるのも作品の良さなのかもしれません。公開を楽しみにしていてください。■⽬⿊蓮お話を頂いてすぐに原作を読ませていただきましたが、演じる三⾓という役どころがとても重要なことに驚きと不安を覚えたのと同時に、⼈柄が⾃分と重なる部分があり、「⾃分がやるべきだ」と少し運命を感じました。⼤泉洋さんとは初共演でしたが、現場での⽴ち振る舞いや作品に対しての向き合い⽅が素敵で勉強になることばかりでしたし、素晴らしい共演者、スタッフの皆様と、廣⽊組の⼀員となって作品を作り上げられる機会を頂けたことが本当に有り難かったです。今後の⾃分の⼤きな宝になる作品と巡り会えたと確信しております。■柴咲コウ梢は⼀⾒すると、⾃⼰主張の強いタイプではなく、家族をフワッと包み込むような優しく朗らかな⼥性ですが、奥に秘めた、愛を貫く強い意思があります。そんなキャラクターを演出してくださったのは20年ぶりにご⼀緒させていただくことになった廣⽊隆⼀監督。 打ち合わせの段階からこちらの意⾒にも真摯に⽿を傾けてくださいました。堅役の⼤泉洋さんとは、以前時を超えた親⼦役で共演。今回は夫婦役です。役の汲み取り⽅、お芝居の⾜し算引き算、周りへの配慮、ブレない安定感…またもや⼤泉洋という⼈間としての魅⼒を、改めて感じました。私も⼤好きな「⽉」がキーとなる作品。どのような仕上がりになっているのか私も今から楽しみです。■廣⽊隆⼀監督⽇本映画で憧れの曲が流れる映画です。懐かしい⾼⽥⾺場のオープンセットも⾒られてこんな素敵なキャストと原作と内容でいい映画になってほしいと思ってます、いやなってるはずです、きっと。映画を⾒てくれた皆さんがある⽇何処かで⽉を眺める機会があったらもう⼀度この映画を思い出してくれたら嬉しいです。『月の満ち欠け』2022年冬公開
2022年02月22日罪を犯した前科者たちの更生・社会復帰をサポートする保護司の姿を描いた映画『前科者』の公開御礼舞台挨拶が2月11日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、主演の有村架純、共演する磯村勇斗とマキタスポーツ、岸善幸監督が出席した。舞台挨拶では、2月13日に29歳の誕生日を迎える有村をサプライズで祝う場面も。有村は自身の顔が印刷された特製ケーキに笑顔を見せ「29歳だから、ということは考えてはいないですが、30歳になるのがとても楽しみ。30代につなげられる1年間になれば」と抱負を語った。共演者からは「僕自身も心を磨きたい。有村さんはすでに心がきれいですけど、(今後)デビルにはならないで」(磯村)、「まっすぐできれいなイメージそのままでいてほしい。それと歯と膝を大事にして」(マキタ)とエールが飛んだ。原作・香川まさひと、作画・月島冬二によるマンガをドラマ化&映画化した社会派ヒューマンドラマ。有村が保護司の主人公・阿川佳代役を務め、6年ぶりの映画出演を果たした森田剛が、社会復帰を目前に控えながら、ある日忽然と姿を消し、殺人犯として警察に追われる身となる“前科者”工藤誠を演じた。有村は「ご覧になった皆さんの中に、誰かに寄り添うこと、優しくしたいという気持ちが少しで芽生えてくれれば。私自身も大切な人を守れるよう、頑張ります」と作品に強い思い入れ。「心に刺さるような作品を届けられたらうれしいと思っていたので、大満足です」と劇場に駆けつけたファンに感謝を示した。磯村は事件を追う刑事役で、有村とはドラマ『ひよっこ』以来約4年ぶりの共演。本作では、悲しい過去を共有するという役どころで「交わることが許されない関係性だったので、再会(のシーン)はとても悲しく切なかった」(有村)、「架純ちゃんが過呼吸で崩れ落ちる姿は、迫力がすごくて、変な言い方ですけど、ビックリしちゃった」(磯村)と振り返った。また、今後再び共演する機会があるとしたら「バディものとか?磯村君にツッコミを入れてもらって、二人で戦っていくような物語。弁護士とか?(有村)、「面白そう。喜劇がいいな」(磯村)とユニークな構想も明かしていた。取材・文=内田涼<作品情報>『前科者』ポスター『前科者』全国公開中出演:有村架純 / 磯村勇斗 / 若葉竜也 / マキタスポーツ / 石橋静河 / 北村有起哉 / 宇野祥平 / リリー・フランキー / 木村多江 / 森田剛監督・脚本・編集:岸善幸音楽:岩代太郎原作:香川まさひと / 月島冬二『前科者』(小学館「ビッグコミックオリジナル」連載)(C) 2021 香川まさひと・月島冬二・小学館/映画「前科者」製作委員会
2022年02月11日純烈が2月6日に千葉・幕張メッセで行われた世界最大級の造形・フィギュアの祭典『ワンダーフェスティバル』に出演した。今回のステージでは、昨年4年連続となる紅白歌合戦出場を果たした純烈と、昨秋に全国ロードショーされた映画『スーパー戦闘 純烈ジャー』の純烈ジャーがフィギュア化されたことを記念し揃って登場。ヒーローショーに加えトーク&ライブを行った。ヒーローショーでは、特撮界で禁断(?)とされている変身前と変身後が同じステージに一緒に登場し、最後に同映画の主題歌「NEW(入浴)YORK」を熱唱。メンバー1のフィギュア好きの小田井は過去にお客さんとして同イベントに来場しており、仮面ライダーOBとしてサイン会の出席を打診された時もお客さんとして楽しみたいという理由で断っていたといい「老後は出展する側として参加したいと思っています。」と語った。■純烈ジャーフィギュア:<リリース情報>純烈 ニューシングル『君を奪い去りたい』2022年2月9日(水) リリース●Aタイプ:1,350円(税込)純烈『君を奪い去りたい』Aタイプジャケット1. 君を奪い去りたい作詩・作曲:幸 耕平編曲:萩田光雄2. 来た道行く道作詩:及川眠子作曲:幸 耕平編曲:坂本昌之3. 君を奪い去りたい(オリジナル・カラオケ)4. 来た道行く道(オリジナル・カラオケ)●Bタイプ:1,350円(税込)純烈『君を奪い去りたい』Bタイプジャケット1. 君を奪い去りたい作詩・作曲:幸 耕平編曲:萩田光雄2. 愛は大丈夫作詩:及川眠子作曲:幸 耕平編曲:坂本昌之3. 君を奪い去りたい(オリジナル・カラオケ)4. 愛は大丈夫(オリジナル・カラオケ)純烈「君を奪い去りたい」MV映画『スーパー戦闘 純烈ジャー』2022年2月16日(水) リリース純烈「NEW(入浴)YORK」MV詳細はこちら:サントラ配信リンク:純烈 オフィシャルウェブサイト
2022年02月07日ぽつりぽつりと、静かにこぼれる言葉の中に感じられるのは、互いへのゆるぎない信頼感とリスペクト。流れる空気がどことなく似ている、有村架純さんと森田剛さんの初共演トークをお送りします。映画『前科者』で、有村架純さんは保護司の阿川佳代を、森田剛さんは殺人を犯して更生を目指している“前科者”工藤誠を熱演。この深くて重い作品に、お二人は、どのような心構えで挑んだのか。――緊迫感やスピード感のある展開に魅了された作品でした。最初に物語を読まれた時の感想と、役作りについて聞かせてください。有村架純:原作漫画を読み、そこで阿川佳代という人物に対して感じたインスピレーションを大切に、岸(善幸)監督が書かれた脚本を読んで、人物像を擦り合わせていきました。佳代は、ただの正義のヒーローではありません。撮影中は、過去に傷を抱え、生きづらさを感じてきた人生の中で、自分の存在意義を探すために保護司というボランティアを始めたのだろう、という部分を心に留めながら演じました。また、保護司になって3年目の未熟さも大事にしたかったので、壁にぶつかった時の回避術をまだ知らない彼女の、全力で走って、泣いて、笑って、怒って…という愛らしいキャラクター像が見えればいいな、と。完成作を観たら、岸監督がこだわっていた“エンターテインメント作品”としてうまく着地していたし、心苦しい作品ですが一筋の光を感じました。森田剛:僕は最初に、ひとつの物語として客観的に原作漫画を読み、とにかく暗いな…と(笑)。それでも、工藤に寄り添う佳代の言葉や行動がとても力強くて、勇気を与えてくれるところに希望を感じて。また、人との距離感を測るのが不器用な工藤だからこそ、人と接することで心が緩む瞬間は、すごく魅力的に見えたりもしました。――森田さんは、これまでにもシリアスな役が多い印象です。森田:好きなんです(笑)、暗い話や人物が。愛情を知らずに育った人の人生が気になるし、なぜか理解したくなり、演じてみたいと思っちゃうんですよね。――撮影中のお二人は、どのような距離感だったのでしょうか。有村:あまり話さなかったですね。森田:はい、あえてそうしていて。有村:でも、言葉を交わさなくても、役の上では心がつながっている感じがしたし、信頼関係は築けていると思っていました。森田:僕も、それが全てだと思うんですよね。待ち時間の会話でお互いを知るよりも、お芝居から得られる安心感のほうが、役者としては大事だなって思うから。有村:そうやってラストスパートに向けて、距離をとりつつ気持ちをつないでいたんですが、シリアスなシーンの撮影が終わり、残り2日ぐらいでようやく私が「趣味はなんですか?」という基本データを伺うという(笑)。森田:このまま会話をせずに終わっていくのかな、と思っていたので、突然趣味を聞かれてすごく緊張したのを覚えていて(笑)。有村:あははは(笑)。撮影中はほとんど目を合わせなかったから…。でも植物がお好きだと聞き、その瞳がとてもキレイで。きっと、優しい方なんだろうなと思いました。森田:僕は、仕事でも人に対しても、すぐに緊張してしまうんですよね…。緊張を知らない“鉄の心臓”があれば、欲しいです(笑)。有村:私は、実はドライな部分があり、嬉しいと感じても無邪気に喜びをあらわにできなくて…。だから、“可愛らしいリアクション”ができる人になりたいですね(笑)。森田:いらないんじゃない?(笑)有村:なくてもいいですか?森田:そう思いますよ。――お二人はドラマや映画、舞台などいろいろなジャンルで活躍されていますが、心理的に惹かれてしまう作品や、演じてみたい役柄はありますか?有村:自分が出演する場合は、今作のように、重厚感のある作品や、エンターテインメント性があるものは好きです。プライベートでは、日常を淡々と切り取った作品が好きで。たとえばフランス映画は、その雰囲気や世界観に惹かれます。森田:へぇ~、そうなんだ!有村:想像を膨らませながら観るのが、好きなんですよね。森田:僕は、バイオレンス作品を観るのが好きです。有村:そうなんですね。出演されたことはありますか?森田:まだそういう作品には出演したことはないんだけど、自分の新たな面が見えそうで。いつか出演してみたいですね。映画『前科者』1月28日全国公開。有村さん演じる阿川佳代が保護司になりたてのころを描いたドラマ『前科者‐新米保護司・阿川佳代‐』がWOWOWおよびAmazon Prime Videoにて配信中。ありむら・かすみ1993年2月13日生まれ、兵庫県出身。2023年に放送予定の大河ドラマ『どうする家康』(NHK)に、築山殿役として出演が決まっている。ビスチェ¥28,600ラップベルト¥23,100(共にエボニー TEL:050・5218・8076)パンツ¥30,800(ルーム エイト/オットデザイン TEL:03・6804・9559)イヤカフ、右耳¥16,500左耳¥19,800(共にリュークinfo@rieuk.com)シューズ¥38,500(マナ TEL:03・5829・6611)その他はスタイリスト私物もりた・ごう1979年2月20日生まれ、埼玉県出身。短編映画『DEATH DAYS』がMOSS公式YouTubeチャンネルにて配信中。舞台『みんな我が子』の出演が控える。ジャケット¥88,000パンツ¥72,000(共にルメール/スクワット/ルメール TEL:03・6384・0237)その他はスタイリスト私物※『anan』2022年2月2日号より。写真・笠井爾示スタイリスト・瀬川結美子(有村さん)吉本知嗣(森田さん)ヘア&メイク・尾曲いずみ(有村さん)TAKAI(森田さん)インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2022年02月01日罪を犯した前科者たちの更生・社会復帰をサポートする保護司の姿を描いた映画『前科者』の公開記念舞台挨拶が1月29日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、主演の有村架純、共演する森田剛、磯村勇斗、若葉竜也、岸善幸監督が出席した。磯村勇斗若葉竜也原作・香川まさひと、作画・月島冬二によるマンガをドラマ化&映画化した社会派ヒューマンドラマ。有村は保護司の主人公・阿川佳代を演じ、「本当に忘れられない2カ月の撮影だった。ぎゅっと凝縮した濃厚な時間をスクリーンで感じ、いろんな日々が走馬灯のようによみがえった」としみじみ。「共感してもらえるか、してもらえないかじゃなく、それぞれの考え方によって、人と関わるその先に、新しい世界が広がってくれたら」と感無量の面持ちだった。有村架純保護司という役どころについては「対象者との距離感もそれぞれですが、あまり深入りせず、見守るのが正当なルール」と前置きし、「佳代は何か突き動かされ、衝動的な部分もあるが、見返りを求めずに人のために笑ったり、怒れるのはすばらしいこと。私も誰かに手を差し伸べたり、寄り添うことができれば」と役柄への思いを語っていた。森田は更生し社会復帰へ近づいていたが、ある日忽然と姿を消し、再び警察に追われる身となる男・工藤誠を演じ6年ぶりの映画出演。「自分の中にずっと役が残っている感覚」とこちらも強い思い入れを示し、「いいセリフ、いい言葉がたくさんあるので、たくさんの人に届いてほしい」と映画に込めた願いを明かしていた。森田剛劇中では有村が森田を“ビンタ”する重要なシーンがあり、「感情のピークなので、逆算じゃないですけど、そこまでどう気持ちを積み上げるか考えた。当日はビンタするという“任務”のことしか考えられず(笑)。」と回想。「でも、とにかく気持ちをこめてやらないと痛いだけになってしまうので、とにかく本気で『やるぞ』と心に決めた」と舞台裏のエピソードを披露した。一方の森田は「重いやつでしたね」と有村のビンタを振り返り、「おかげで僕が演じる誠が、もう1回生きてみようと思うシーンになった」とこん身のビンタに感謝していた。岸善幸監督取材・文=内田涼<作品情報>『前科者』ポスター『前科者』全国公開中出演:有村架純 / 磯村勇斗 / 若葉竜也 / マキタスポーツ / 石橋静河 / 北村有起哉 / 宇野祥平 / リリー・フランキー / 木村多江 / 森田剛監督・脚本・編集:岸善幸音楽:岩代太郎原作:香川まさひと / 月島冬二『前科者』(小学館「ビッグコミックオリジナル」連載)(C) 2021 香川まさひと・月島冬二・小学館/映画「前科者」製作委員会
2022年01月29日映画『前科者』(1月28日公開)の公開記念舞台挨拶が29日に都内で行われ、有村架純、森田剛、磯村勇斗、若葉竜也、岸善幸監督が登場した。同作は原作・香川まさひと、作画・月島冬二による同名漫画の実写化作。コンビニでアルバイトをしながら保護司という仕事に就く真っ直ぐな主人公・阿川佳代(有村)が、罪を犯した「前科者」達の更生・社会復帰を目指し、彼/彼女らと向き合い奮闘していく。撮影現場について磯村は「別にしゃべらないようにしようという感じにしてたわけじゃないけど、必然的に口数は少なかったかもしれないですね。役柄含めて」、有村も「何かを保ちたいっていうのもありましたし、現場自体も常に緊張感のある中で撮影してたので、皆さん口数が少なかったんですよね。その中で唯一しゃべってたのが、マキタスポーツさんくらいで」と振り返る。磯村は有村に「やめなさいよ。2日前にマキタさんが、SNSで『磯村、俺、そんなにしゃべってたか?』って」と明かし、有村は「ちょっと気にしてた?」と笑顔に。有村は「マキタさんがいてくれたことで笑顔になれてほぐれたので、すごい助かりました」と感謝し、磯村は「役づくりでとおっしゃってたので、場をあたためようとしてたのかもしれないですね。きっと記事を見てマキタさんがまたひとこと言ってくるから、ちゃんと否定しておこうかな」と苦笑していた。また作品タイトルにあわせて自分を「○○者」と表すコーナーでは、磯村が「僕は『気まぐれ者』ですね」とフリップを出し、有村は「うん、なんかあるよね」と深く頷く。磯村は「ふわっとしてて、その場の気持ちで動いたりして、あんまり計画しないでやったりとか。掃除しても違うことに目が行ったらそっちの方を急にやり出したりとか、けっこう気まぐれですね」と説明し、そのままノリで「気まぐれ演技しますね」とも。有村が「それはしてないでしょう」と否定すると、磯村は「真面目にやってますよ」と返し、息ぴったりの様子を見せていた。
2022年01月29日映画『前科者』(1月28日公開)の公開記念舞台挨拶が29日に都内で行われ、有村架純、森田剛、磯村勇斗、若葉竜也、岸善幸監督が登場した。同作は原作・香川まさひと、作画・月島冬二による同名漫画の実写化作。コンビニでアルバイトをしながら保護司という仕事に就く真っ直ぐな主人公・阿川佳代(有村)が、罪を犯した「前科者」達の更生・社会復帰を目指し、彼/彼女らと向き合い奮闘していく。森田と対峙するシーンについて、有村は「台本を読んだ時から、胸から口元まで這い上がってくるような感情があって。それが森田さん演じる工藤さんと実際のお芝居で対峙して日々を積み重ねていくと、もう口から出ちゃうみたいな、それぐらいこう溢れてくる感情がものすごくあった」と振り返る。さらに有村は「ビンタをしたところの感情もあんまり覚えてないんですけど、森田さんに対してビンタをするという任務だけのことしか考えられなくて。とにかく気持ちを込めてやらないと、ただ痛いだけになってしまうし、本気でやるぞと心に誓った」と明かした。ビンタを受けた森田は「ものすごいものを持ってましたね。重いやつでした」としみじみ。「すごく長いシーンでしたし、ここで有村さんに言われた言葉が工藤にとってすべて。救われる瞬間で、もう1回生きてみようと思えるシーンだったので、大事なシーン」と表した。またこの日はキャストが自分を「○○者」で表現するというコーナーも。しかし森田が「こんなんなっちゃったんですけど」と出したのはイラストで、会場はざわつく。若葉は「ほら、全然ちゃんと書いてないじゃないですか。さっき『ちゃんと書いた? 若葉さんちゃんと書いてないと思ったよ』とか言ってきて、全然自分もちゃんと書いてないじゃないですか」とツッコミを入れた。森田は「俺が描いたってわけじゃなくて、『俺、何者かな?』と言ったらこの絵が出てきて。だから、わかんないですよね、俺も」と言っていたが、実はこのイラストは森田と親交のあるクリエイター集団・PERIMETRONの荒居誠氏が描いたものだという。有村は森田が「演技モンスター」と評されていたことにかけて「この森田さんはどう見てもやっぱモンスターに見えるんですけど」と苦笑し、森田自身は自分のことを、岸監督と若葉も挙げた「小心者」と表していた。有村は「緊張しやすい者」という回答で、「堂々として見えがちなんですけど、すごい手汗もかきますし、撮影前は寝れないですし、常にどきどきしっぱなし」と明かす。森田は「堂々としてるから、緊張してるようには見えないですね」と驚いていた。
2022年01月29日犯罪者の更生を助ける保護司として、人生につまずいた者たちに寄り添う日々を送る阿川佳代。そんな彼女の駆け出し保護司時代を描いた連続ドラマに続き、映画『前科者』では阿川の前にある事件が立ちはだかる。寡黙で誠実な“前科者”が関わるその事件は、やがて阿川の知られざる過去や“保護司になった理由”にも触れていくことに……。『あゝ、荒野』など、国内外で高い評価を受ける岸善幸監督の下、有村架純が保護司の阿川佳代を熱演。「自信を持って送り出せる作品になりました」と胸を張る有村に、話を聞いた。──有村さん演じる阿川佳代は、多面的な魅力を持つ主人公ですね。有村佳代の愛すべきところは未完成な部分にあると思います。もし彼女が熱血教師や正義のヒーローだったら、この物語は成立しなくて。佳代自身にも癒えない傷があり、劣等感があり、だからこそ自分の存在意義を探し続けている。社会と上手く向き合えていないところが、保護司として人と寄り添うことにつながっているのかなと感じました。──保護司である阿川を演じる上で大切にしていたことは?有村現場に来てくださっていた保護司の方に伺った話では、やはり大事なのは保護観察対象者との距離感。介入し過ぎず、罪を犯した事情などは聞かない。とにかく見守ることに徹しているそうです。でも、映画の中で描かれているように、食事に行くこともあるそうで。人間対人間なので相性もありますし、絆にもそれぞれ形があります。だったら、「佳代の保護司としての形はどんなものだろう?」と考え、温度感や距離感を岸(善幸)監督と話し合いながら決めていきました。監督がよくおっしゃっていたのは、「ハートは熱く、頭は冷静に」ということですね。──阿川が担当する工藤誠(森田剛)は、殺人を犯した男性です。有村現実の世界でも罪を犯してしまった人もいますが、その人たちにも背景があり、そうならざるを得なかった事情があるかもしれない。その危うさや社会に対してのやるせなさを、工藤さんの物語から感じました。「罪を犯したから駄目!」と一概に言いきれるものではないというか。もちろん罪を犯すことは許されませんが、それと同時に、表面だけで判断する危険性とも向き合わなくてはいけない。それって、犯罪者に限らず人に対して言えることですよね。すごく明るくていい子がいたとして、でもその子にとっての“いい子”は何かをかばうための手段かもしれない。想像することは大事だなと思いました。──それこそ阿川にも、実は抱えている過去がありますし。有村人は誰しも何かしらの傷は負っていますが、ずっとそのことを考えながら生きているわけじゃない。忘れる瞬間もあると思うんです。工藤さんと向き合っているときの佳代は、きっと過去の傷を忘れているんじゃないかという気がしていて。でも、ふとしたときに過去へと引き戻される感覚はお芝居をしながらもありましたし、それが佳代の大事な一部分でもあるのかなと感じながら演じていました。──なぜ阿川はあそこまで工藤に対して献身的になれたんでしょう?有村誰かを助けたいという思いで、佳代は保護司の仕事を始めたわけではないと思うんです。自分の存在意義をずっと探し続ける中、誰かを助けることでそれを見つけようとした。きっと、純粋な気持ちではなかったと思うんですよね。鬱屈を抱えたまま、何かを欲しながら、乾いた気持ちに突き動かされてきた。でも、工藤さんに出会って初めて、何かを感じ、人のために動きたいと思うようになったんだと思います。森田さんが相手だからこその相乗効果が生まれた──工藤役の森田さんとの共演はいかがでしたか?有村いい意味でオーラがなく、背中が丸い感じの佇まいを撮影現場では保っていらっしゃいました。あまり目を合わせて芝居をすることもなくて。撮影が残り2日ほどのときに初めて目を見て話すシーンがあったんですが、目がすっごく美しかったです。森田さん自身のお人柄が目に映っているようにも思えましたし、工藤誠という人物の切なさや繊細さを感じられました。それにより、佳代の母性が働いて。森田さんが相手だからこその相乗効果がお芝居に生まれていた気がします。──そんな工藤を追う刑事・滝本真司を、磯村勇斗さんが演じています。『ひよっこ』以来の共演ですね。有村『ひよっこ』はほっこりした作品で、平和な空間でお芝居をしていました。今回はシリアスで緊迫したシーンばかりだったので、妙な照れ臭さがありましたね。真剣な顔ができるかなあっていう不安もありましたが、現場に行ってみると全然大丈夫でした。すごいですね、ガラッと雰囲気が違っていて、全くヒデさんじゃなかったです。真司と佳代にスッとさせてくださいましたし、すでに信頼関係があった分、あとはぶつかるのみでした。──斉藤みどり(石橋静河)は阿川が初めて担当した保護観察対象者ですが、ふたりの絆が描かれるドラマ版は映画の後に撮影されたそうですね。有村そうなんです。映画の中では佳代とみどりさんの関係性がすでに成立しているのに、ふたりが関係を築いていくドラマの撮影の方が後で。「大丈夫かな?」と思いましたが、何も心配はいりませんでした。すべて石橋さんのおかげです。工藤さんとはまた別の意味で、最初に担当したみどりさんは佳代にとって特別な存在。佳代がみどりさんに助けられるように、私も石橋さんの存在にずっと助けられていました。──過去を乗り越え、人は変われるか。そんな物語のテーマを、有村さん自身はどう受け止めていますか?有村私にも、過去の後悔はいっぱいあります。このお仕事を始めてからは叱ってくれる大人にたくさん出会えましたが、学生時代は自分の意思すらあまりなかったですし。お仕事をしていく中で初めて、「こうでなきゃいけないんだ」といろいろ気づかされました。そのおかげで変わっていくことができたんだと思います。デビューしてからもひと筋縄ではいかないことばかりでしたし、監督にもたくさん怒られました。でも、怒られてどうするかは自分次第。向き合うことさえ諦めなければ、人は変われるのかなと信じています。取材・文:渡邉ひかる撮影:川野結李歌ヘアメイク:尾曲いずみスタイリング:瀬川結美子衣装協力:エボニー、ルーム エイト/オットデザイン、リューク、マナ『前科者』1月28日(金)より公開(C)2021香川まさひと・月島冬二・小学館/映画「前科者」製作委員会
2022年01月26日罪を犯した前科者たちの更生・社会復帰をサポートする保護司の姿を描いた映画『前科者』の公開直前イベントが1月20日、都内で行われ、主演の有村架純、共演する森田剛、磯村勇斗、石橋静河、岸善幸監督が出席した。原作・香川まさひと、作画・月島冬二によるマンガをドラマ化&映画化した社会派ヒューマンドラマ。映画『花束みたいな恋をした』(2021年)での好演が記憶に新しい有村が保護司の主人公・阿川佳代を演じ、「正解はないかもしれないですが、寄り添うこと、助け合うこと、許し合うことの大切さがメッセージとして届いたら。一筋の光として、皆さんの背中を押せるような作品」とアピールした。完成した作品を「エンターテインメント性もあり、皆さんのお芝居もすばらしい」と評し、「自分が参加できたうれしさをジワジワと噛みしめている」と手応え十分の表情だった。森田は更生し社会復帰へ近づいていたが、ある日忽然と姿を消し、再び警察に追われる身となる男・工藤誠を演じ6年ぶりの映画出演。「心温まる映画で、涙が出ました。保護司の存在をフィーチャーしていて、それだけでも意味があるし、自分としては、役柄の苦しみや悩みを表現したいなと思った」と振り返った。有村と森田は初共演し、「瞳の美しさにハッとさせられた。その瞳に救われた」(有村)、「役を通して、人に対する寄り添い方や諦めない強さを見せてくれた」(森田)と感謝を寄せあった。磯村は事件を追う刑事役で、有村とはドラマ「ひよっこ」以来約4年ぶりの共演。久しぶりの再会に、磯村は「感慨深いですね。人としても女優さんとしても、大きく羽ばたいているし、どんな芝居も受け止めてくれるので安心感があった」と感無量の面持ち。一方、有村は「お互いにいろんな経験をし、充実した目をしていたので、そういう姿で再会できたことが喜ばしいですね」と笑みを浮かべ、かつて夫婦を演じた縁にしみじみしていた。「座長として、みんながついていきたくなるし、みんなを包み込んでくれる存在。お話するとお茶目だし、すばらしいリーダーですね」と有村の座長ぶりを絶賛するのは石橋。岸監督は有村がラーメンを食べるシーンに触れて、「有村さんには3杯食べていただき、4杯目で『もう食べられません』って言われまして(笑)。でもそのシーンが大好きで、映画監督をやっていて、初めてモニター越しに自分も泣きました」と振り返った。取材・文・写真=内田涼『前科者』1月28日(金)公開
2022年01月20日映画『前科者』(1月28日公開)の公開直前舞台挨拶が20日に都内で行われ、有村架純、森田剛、磯村勇斗、石橋静河、岸善幸監督が登場した。同作は原作・香川まさひと、作画・月島冬二による同名漫画の実写化作。コンビニでアルバイトをしながら保護司という仕事に就く真っ直ぐな主人公・阿川佳代(有村)が、罪を犯した「前科者」達の更生・社会復帰を目指し、彼/彼女らと向き合い奮闘していく。NHK連続テレビ小説『ひよっこ』(17年)、『ひよっこ2』(19年)以来の共演となった有村と磯村。有村は「久々で照れくささもありながら、この4年間でお互い色んな経験をして色んなものを見てきて、とても充実した目をされていらっしゃって。その姿を見たときに、そういった姿でお互い再会できたことはとても喜ばしいことだなと思いました」と印象を表す。「でもご本人の性格は一切変わっていなくて、常に穏やかで自分自身と向き合っているような方で、力強さみたいなものはずっと持ってらっしゃったかなと思います」と語った。磯村も「本当にこの撮影を楽しみにしてましたし、2人の初日が再会のシーンで、ちょうど4年経っての久々の一緒のシーンというのもあって、感慨深いところ、照れくさいこともありました」と照れ笑い。「1年間夫婦の役だったのに、今回全く真逆の立場からのアプローチをしなければいけないので。でも安心感もありましたし、変わらずしっかり前に立ってくださっているので、こちらもなんでもやりやすい。何を投げても受け止めてくれるので、お芝居をしてても楽しかったですし、人としても女優さんとして大きく羽ばたいているんだなと感じました」と絶賛した。さらに「勇気づけられたエピソード」というトークテーマでは、磯村が「架純ちゃんの存在は大きいかもしれないですね。朝ドラで一緒にやって、そこから連絡をとりあったりすることがあるんですけど、最後にいつも『お互い頑張ろうね』と送ってくれるんです」と明かす。「そもそもすごく先に進んでいるのに、それでも貪欲に芝居だったり作品を突き詰めようとしている姿が刺激にもなりますし、頑張っている同世代がいて『頑張ろうね』と言われたら、『頑張んなきゃいけないだろう』と、ムチを叩かれているような感じがあって、刺激ももらってますし、一緒に頑張っていきたいなと思いますので、勇気をもらっています」という磯村に、有村は「そうですね、やっぱり大切な仲間なので」と頷いていた。
2022年01月20日映画『前科者』(1月28日公開)の公開直前舞台挨拶が20日に都内で行われ、有村架純、森田剛、磯村勇斗、石橋静河、岸善幸監督が登場した。同作は原作・香川まさひと、作画・月島冬二による同名漫画の実写化作。コンビニでアルバイトをしながら保護司という仕事に就く真っ直ぐな主人公・阿川佳代(有村)が、罪を犯した「前科者」達の更生・社会復帰を目指し、彼/彼女らと向き合い奮闘していく。2021年11月1日にV6が解散、ジャニーズ事務所を退所して以来、初の公の場となった森田。同作の感想を聞かれると「作品を観ても涙が出て、浄化されるといいますか。観終わったあとすっきりしたというか、人のあたたかみというか、ぬくもりのある映画だなと思いました」と印象を表し、どこに泣かされたか聞かれると「……自分に、ですかね」と周囲を笑わせる。有村は森田について「初めて共演させていただいて、役柄もあって現場で多くお話しすることはなかったんですけど、山場のシーンを乗り越えて残り2日くらいでようやく『趣味はなんですか』というところから始まりまして」と振り返る。「お芝居も目線を合わせるシーンがあまりなかったんです。お話させていただいて初めて目をしっかり見たときに、瞳の美しさにハッとさせられてしまって、奥底から感じ取れる心根の優しさがあって。ものすごく緊張感のある撮影だったんですけど、その瞳に救われたような気がしました」と感謝。森田は「有村さんの現場での居方もそうですし、役を通しての人に対しての寄りそい方というか、諦めない強さ、そういうパワフルな所を見られたので、すごく嬉しかったです」と語った。作品には食事シーンが出てくるが、撮影のためにあるメニューを何回も食べなければいけなかったそうで、岸監督は「最初森田さんに怖いイメージがあって、スタッフで『これ、食べてくれるかな』と言って『どのくらい食べられますかね』と聞いたら『大丈夫です』とおっしゃってた」とエピソードを披露。「合計4杯くらい食べていただいた。実際は本当に怖くないんです。優しい人でした」という岸監督に、森田は「おなかいっぱいでしたね」と苦笑する。また「勇気づけられたこと」というトークテーマで、磯村が有村について「いつも『お互いがんばろうね』という言葉を送ってくれる。頑張ってる同世代がいて刺激をもらっている」という心温まるエピソードを披露すると、森田は「僕も磯村くんと一緒で『頑張ろうね』という言葉なんですけど……歯医者さんですかね。年も同じくらいかな」とお茶目な回答で会場は爆笑。「歯医者さんで『頑張ろうね』と言われたら『よし、俺も頑張ろう』と」と言う森田に、有村が珍しく「それは治療を頑張る?」とつっこむと、森田は「治療です。乗り越えたかもしれないです。歯医者さんは嫌いじゃないんですけど、緊張するというか」と歯医者への心境を吐露していた。
2022年01月20日羽鳥慎一&長澤まさみが司会を務める「第45回日本アカデミー賞」の授賞式が3月11日(金)に実施される。この度、これに先立ち、各賞の優秀賞が発表された。2021年1月1日から12月31日までに公開され、選考基準を満たした作品を対象とした今回。数ある作品の中から今回<優秀作品賞>に選ばれたのは、海外でも話題となった『ドライブ・マイ・カー』をはじめ、中山七里の傑作小説を実力派キャストが集結し映画化した『護られなかった者たちへ』。そして、『すばらしき世界』、『孤狼の血 LEVEL2』、『キネマの神様』の5作品。『ドライブ・マイ・カー』また<優秀主演男優・女優賞>には、『護られなかった者たちへ』の佐藤健や、『花束みたいな恋をした』の有村架純をはじめ、菅田将暉、西島秀俊、松坂桃李、役所広司、天海祐希、永野芽郁、松岡茉優、吉永小百合。『護られなかった者たちへ』<優秀助演男優・女優賞>には、阿部寛、鈴木亮平、堤真一、仲野太賀、村上虹郎、石原さとみ、清原果耶、草笛光子、西野七瀬、広瀬すず。<新人俳優賞>には、『東京リベンジャーズ』の今田美桜、『孤狼の血 LEVEL2』の西野七瀬のほか、三浦透子、吉川愛、磯村勇斗、尾上右近、宮沢氷魚、Fukaseが受賞。なお、<優秀アニメーション作品賞>には、『劇場版 呪術廻戦 0』や『シン・エヴァンゲリオン劇場版』、『竜とそばかすの姫』ほか。<優秀監督賞>には白石和彌(『孤狼の血 LEVEL2』)、瀬々敬久(『護られなかった者たちへ』)、濱口竜介(『ドライブ・マイ・カー』)ら。<優秀外国作品賞>には、『ノマドランド』、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』などが選ばれた。記者発表に出席した、前回の最優秀主演女優賞受賞者で、今回の授賞式の司会を務める長澤さんは、「司会は今まで一度も経験が無いものですから、どういう風になるのか私自身も分からないところがありますが」と言い、「日本アカデミー賞が楽しいものだと思っていただけるように、司会を頑張ってやりたいなと思います」と意気込んでいる。「第45回日本アカデミー賞」授賞式は3月11日(金)実施。▼第45回日本アカデミー賞主な優秀賞ほか受賞者・作品■優秀作品賞・キネマの神様・孤狼の血 LEVEL2・すばらしき世界・ドライブ・マイ・カー・護られなかった者たちへ■優秀アニメーション作品賞・アイの歌声を聴かせて・漁港の肉子ちゃん・劇場版 呪術廻戦 0・シン・エヴァンゲリオン劇場版・竜とそばかすの姫■優秀主演男優賞・佐藤健・菅田将暉・西島秀俊・松坂桃李・役所広司■優秀主演女優賞・天海祐希・有村架純・永野芽郁・松岡茉優・吉永小百合■新人俳優賞・今田美桜・西野七瀬・三浦透子・吉川愛・磯村勇斗・尾上右近・宮沢氷魚・Fukase(cinemacafe.net)■関連作品:すばらしき世界 2021年2月11日より全国にて公開©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会キネマの神様 2021年8月6日より全国にて公開©︎2021「キネマの神様」製作委員会護られなかった者たちへ 2021年10月1日より全国にて公開©2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会ドライブ・マイ・カー 2021年8月20日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開(C)2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会孤狼の血 LEVEL2 2021年8月20日より全国にて公開©2021「孤狼の血 LEVEL2」製作委員会
2022年01月18日原作・香川まさひと、作画・月島冬二によるマンガの実写版となる映画『前科者』が1月28日(金)に公開となる。この度、期間限定で『前科者』と小僧寿しとのコラボが決定した。原作は、テレビドラマ『監察医 朝顔』の原作や『羊の木』といった映画の脚本も手掛ける香川まさひとが、罪を犯した「前科者」たちの更生・社会復帰を目指し、彼・彼女らと向き合い奮闘していく保護司の姿を描いた社会派ヒューマンドラマ。監督は岸善幸。2017年に公開された『あゝ、荒野』では、数々の賞を受賞するなど、今最も次回作が期待される岸監督が脚本と監督を務め、満を持して『前科者』を本格社会派エンタテイメント作品として描き出す。主演は、大ヒット映画『花束みたいな恋をした』での好演が記憶に新しい有村架純。有村は、罪を犯した「前科者」たちの更生・社会復帰を目指し、彼らと向き合い奮闘していく保護司を演じる。また、保護司の元で更生し社会復帰へ近づいていたが、ある日忽然と姿を消し再び警察に追われる身となる男・工藤誠を、6年ぶりの映画出演となる森田剛が演じる。さらに磯村勇斗やリリー・フランキー、木村多江、若葉竜也、マキタスポーツのほか、ドラマ版からの続投となる石橋静河、北村有起哉、宇野祥平を加え、様々な作品で存在感を放つ個性派、演技派俳優たちが集結した。小僧寿しは、『食生活の未来を創造する企業へ』を企業理念としている。この姿勢が、前科者の未来に寄り添い続ける保護司と共通する点があることから、“未来に寄り添う”コラボが実現。1月21日(金)~2022年1月31日(月)までの期間に、通常価格680円(税込734円)の小僧12貫を、お客様に“寄り添う”コラボ特別価格の660円(税込712円)で提供する。また、一足先に1月17日(月)から豪華賞品が当たるSNSプレゼントキャンペーンも開催される。【キャンペーン詳細】■販売期間1月21日(金)~1月31日(月)■商品小僧寿しの人気メニュー「小僧12貫通常価格680円(税込734円)」をお客様に“寄り添う”コラボ特別価格として期間中660円(税込712円)で提供。■注意事項・準備数なくなり次第終了となります。・一部販売していない店舗もございます。お取扱い店舗はホームページよりご確認ください。(小僧寿しホームページ: )・店舗により食材が一部異なる場合があります。【Twitterフォロー&リツイートキャンペーン】小僧寿し公式Twitter(@kozosushi_news_)をフォロー&指定のツイートを公式リツイートで、抽選で、豪華賞品が当たるプレゼントキャンペーンを実施。■応募期間2022年1月17日(月)~2022年1月23日(日)23:59迄2022年1月24日(月)~2022年1月31日(月)23:59迄■当選賞品映画『前科者』劇場鑑賞券(5組10名様)映画『前科者』ノベライズ(2名様)※期間中、1人1回のみご参加いただけます。キャンペーン詳細: 『前科者』2022年1月28日(金)公開
2022年01月17日手嶌葵が、1月14日に東京・東京オペラシティコンサートホールにて『手嶌葵 15th Anniversary Concert~六重奏の調べ~』を開催した。本公演は、昨年6月にリリースされロングセールスを記録しているデビュー15周年記念オールタイムベストアルバム『Simple is best』を引っ提げた全国コンサートツアーの特別公演。ピアノ+ギターで開催される通常の編成とは異なり、そのタイトル通り手嶌葵のボーカルに加え、ギター(オオニシユウスケ)、ピアノ(大坂孝之介)、ヴァイオリン(江部和幸)、サックス(門田"JAW"晃介)、パーカッション(山下あすか)という6人編成で行われた。コンサートでは、デビュー曲で映画『ゲド戦記』劇中挿入歌「テルーの唄」から、映画『コクリコ坂から』主題歌「さよならの夏~コクリコ坂から~」、月9ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』主題歌「明日への手紙」、松任谷由実が作詞・作曲を担当した映画『みをつくし料理帖』主題歌「散りてなお」、最新シングルでドラマ『天国と地獄~サイコな2人~』主題歌「ただいま」など2時間を超えるステージで全21曲を披露した。『手嶌葵 15th Anniversary Concert~六重奏の調べ~』よりまた、コンサート同日に配信がスタートした松田聖子のカバー曲「瑠璃色の地球(「未来への航海」バージョン)」を今回のツアーで初披露した。手嶌が同曲をカバーするのは3度目で、今回の編曲は兼松衆が担当。手嶌の声を引き立たせるピアノとストリングスのアコースティックで素朴な温かい世界観に、シンセベースやエレクトロの要素がさりげなく加わったサウンドになっている。同カバーは現在、有村架純が出演する東芝のTVCM曲に起用されている。なお、2度目のカバーとなる「瑠璃色の地球(「この地球の日々たちへ」バージョン)」の音源は、CDではベストアルバムCD『Simple is best』に、配信では『Highlights from Simple is best』に収録されている。<公演情報>『手嶌葵 15th Anniversary Concert~六重奏の調べ~』2022年1月14日(金) 東京オペラシティ コンサートホール【出演】手嶌葵(ボーカル)オオニシユウスケ(ギター)大坂孝之介(ピアノ)江部和幸(ヴァイオリン)門田"JAW"晃介(サックス)山下あすか(パーカッション)【セットリスト】01. 虹02. 海を見つめる日03. Beauty And The Beast04. Kiss The Girl05. 風の谷のナウシカ06. テルーの唄07. 朝ごはんの歌08. さよならの夏09. ただいま10. The Rose《休憩》11. Cheek to Cheek12. C’est si bon13. ‘S Wonderful14. Crueralla De Vill15. Baritone16. 瑠璃色の地球17. 想秋ノート18. 明日への手紙19. 輝きの庭《Encore》20. 散りてなお21. Edelweiss<配信情報>「瑠璃色の地球(「未来への航海」バージョン)」「瑠璃色の地球(「未来への航海」バージョン)」配信ジャケット配信リンク:「瑠璃色の地球(「未来への航海」バージョン)」東芝CM「未来への航海 エネルギー」篇 30Ver.東芝CM「未来への航海 インフラ」篇 30Ver.東芝CM「未来への航海 デバイス」篇 30Ver.<ライブ情報>『手嶌葵 15th Anniversary Concert』※終了分は割愛【2022年】1月22日(土) 東京都・秋川キララホール1月29日(土) 香川県・香川県県民ホール レグザムホール2月5日(土) 福岡県・宗像ユリックス イベントホール2月11日(金・祝) 神奈川県・鎌倉芸術館 大ホール2月19日(土) 愛知県・三井住友海上しらかわホール2月23日(水・祝) 佐賀 鳥栖市民文化会館 大ホール2月26日(土) 埼玉県・所沢市民文化センター ミューズ マーキーホール3月5日(土) 大阪府・富田林市 すばるホール3月12日(土) 石川県・石川県立音楽堂 コンサートホール3月19日(土) 奈良県・なら100年会館3月21日(月・祝) 山口県・下関市民会館 大ホール3月26日(土) 長野県・まつもと市民芸術館 主ホール4月2日(土) 埼玉県・ウェスタ川越 大ホール4月9日(土) 兵庫県・兵庫県立芸術文化センター 中ホール4月17日(日) 滋賀県・守山市民ホール 大ホール4月24日(日) 東京都・東京オペラシティ コンサートホール4月29日(金・祝) 兵庫県・赤穂市文化会館ハーモニーホール5月1日(日) 高知県・高知県立県民文化ホール オレンジホール5月8日(日) 広島県・上野学園ホール5月21日(土) 新潟県・りゅーとぴあ コンサートホール5月28日(土) 大阪府・住友生命いずみホール6月4日(土) 東京都・東京オペラシティ コンサートホール6月12日(日) 愛媛県・松山市民会館6月19日(日) 静岡県・清水文化会館 マリナート6月26日(日) 茨城県・ザ・ヒロサワ・シティ会館7月10日(日) 岡山県・岡山シンフォニーホール7月16日(土) 福岡県・北九州芸術劇場7月18日(月・祝) 三重県・イスのサンケイホール鈴鹿7月24日(日) 群馬県・高崎芸術劇場7月31日(日) 愛知県・愛知県芸術劇場 コンサートホール8月6日(土) 兵庫県・アクリエひめじ『Simple is best』(初回限定盤)購入リンク:配信限定盤『Highlights from Simple is best』配信リンク:関連リンク手嶌葵 オフィシャルHP手嶌葵 オフィシャルfacebook手嶌葵 オフィシャルinstagram手嶌葵 レーベルサイト手嶌葵 YouTube公式チャンネル
2022年01月15日「去年、撮りためていた作品たちが世の中に飛び立つ年となって コロナで公開が延期になっていたものがたまたま今年に重なって多くの作品を発信することができた」。そう語ったのは、先日「ELLE CINEMA AWARDS 2021」にてエル べストアクトレス賞を受賞した有村架純。2021年も撮影中止や延期となった作品はあったが、2020年よりは少しずつエンタメ界も活気を取り戻してきた印象だ。今年TVやスクリーンを賑わせた俳優たちを改めて振り返った。赤楚衛二「かのきれ」「SUPER RICH」…話題作で人気拡大ドラマ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」の大ヒットでアジア圏からも熱い視線を送られる赤楚衛二は、7月期、パク・ソジュン主演の人気韓国ドラマを「Sexy Zone」中島健人と小芝風花のW主演でドラマ化した「彼女はキレイだった」が大きな話題となった。放送の度に、演じた樋口拓也役にちなむ「樋口くん」や「赤楚くん」といったワードがトレンドを賑わせ、劇中での明るいムードメーカーぶりと、愛(小芝さん)へのさりげなく繊細な気遣いは視聴者の心を掴んだ。2021年は、寺田心主演で帰ってきた『妖怪大戦争 ガーディアンズ』にも出演し、特殊メイクで“天邪鬼”役に。「世にも奇妙な物語‘21秋の特別編」の1篇「スキップ」では主演を務めた。先日最終回を迎えたフジテレビ木曜劇場「SUPER RICH」では、江口のりこ演じる主人公・氷河衛が出会う、ひと回り年下の春野優役に抜擢。何もかもを失った衛にまるで子犬のように懐き、公私にわたり尽くしていきながら、衛の会社「スリースターブックス」の再生とともに成長していく姿が注目を集めた。『妖怪大戦争 ガーディアンズ』2022年は、「SUPER RICH」で対照的な立場となった町田啓太と再共演し、ドラマのその後を描く『チェリまほTHE MOVIE~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』が4月8日(金)に公開。また、1月7日(金)から公開のポリティカル・コメディ『決戦は日曜日』完成披露では「監督に“若者代表でいてほしい”と言われたので、頑張りました」と明かしていた赤楚さん。窪田正孝、宮沢りえを筆頭に実力派俳優たちばかりの中で揉まれたはず。これからのさらなる飛躍に期待したい。『チェリまほTHE MOVIE~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』坂口健太郎「おかえりモネ」で「#俺たちの菅波」の沼を生み出す坂口健太郎は、韓国ドラマをリメイクした主演ドラマ「シグナル」が映画化・スペシャルドラマ化され、『劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班』では「BTS」と「back number」のコラボ曲「Film out」が主題歌となり、3年ぶりの“三枝健人”の姿を披露した。『劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班』新型コロナの影響で5月17日よりスタートしたNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」では、ヒロインの百音(清原果耶)の相手役に。第一印象は最悪、一見冷たくて理屈っぽく素っ気ないが、心根は優しい青年医師・菅波光太朗役で真骨頂といえる演技を見せ、ハッシュタグ「#俺たちの菅波」タグが視聴者の間で生まれるほど。多くの「菅波沼」「坂口沼」を生みだした。特に、震災のとき故郷にいなかった百音の心痛とその夢に寄り添う姿は称賛を呼び、それぞれ医師として、気象予報士として切磋琢磨しながら成長していく“相方”となった。秋の火曜ドラマ「婚姻届に判を捺しただけですが」にも出演。普段はクールでスマートなのに不毛な恋愛を続け、加えて寝起きのギャップがヤバすぎる百瀬柊を演じた。同枠の新ドラマ「ファイトソング」の主演は清原さんということもあり、そのバトンタッチにも菅波ファンが湧くことに。2022年は人気漫画をドラマ化するWOWOWオリジナルドラマ「ヒル」に主演、Season1は赤楚さん、Season2は坂口さんが主軸になる。解禁されているビジュアルがかなり危険な香りを漂わせており、期待が高まる。藤井道人監督、小松菜奈とのW主演『余命10年』の3月4日(金)が控えている。WOWOWオリジナルドラマ「ヒル」有村架純『花束』『るろ剣』ほか出演映画6本公開!有村さんは「ELLE CINEMA AWARDS 2021」ほか、2021年3月に日本、中国、香港、韓国、台湾、インドなどから各国の話題作が集まる「第12回Asian Pop-Up Cinema」にて、是枝裕和監督が手がけた「有村架純の撮休(#1)」(2020)と坂口さん共演の『劇場版 そして、生きる』(2019)が上映され、日本人として初めて「BRIGHT STAR AWARD」に選ばれた。『花束みたいな恋をした』さらに「第13回TAMA映画賞授賞式」では、ドラマ「コントが始まる」をはじめ何度も共演してきた菅田将暉と『花束みたいな恋をした』で揃って最優秀男優賞&最優秀女優賞を受賞。同作はリピーターが続出し、SNSを中心に盛り上がりを見せた2021年上半期一番の話題作となった。『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』ほかにも、シリーズ最終章のキーパーソンを演じた『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』から『映画 太陽の子』、ドキュメタンタリー映画『人と仕事』、『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』と6本もの出演映画が公開された。新春スペシャルドラマ「潜水艦カッペリーニ号の冒険」では戦時下に生きる心優しい小学校教員を演じる。新米保護司を演じているWOWOWオリジナルドラマの映画版『前科者』は1月28日(金)より公開、最前線での活躍は2022年も続きそうだ。「前科者」永野芽郁「ハコヅメ」から『そして、バトンは渡された』で成長見せる7月期ドラマ、戸田恵梨香とのW主演で交番勤務の女性警察官の仕事をコミカルに描いた「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」のオンエア中、新型コロナウイルスへの感染が発表された永野芽郁。とはいえ、キュートな新人警官ぶりは永野さんにハマり、女性警察官の実情や苦悩がよりリアルなものに。戸田さん演じる元エース刑事や西野七瀬演じる刑事課新任刑事とのシスターフッドも好評を博した。特に第3話、第4話は必見だ。「ハコヅメ」年末一挙放送SPまた、映画では『地獄の花園』『キネマの神様』とまったくタイプの異なる映画に出演。『そして、バトンは渡された』では、4回苗字が変わっても前向きに生きる森宮優子役に。料理上手な義理の父親・森宮さん(田中圭)との絆、早瀬(岡田健史)との恋に加え、ピアノにも初挑戦し「記憶に残るシーンになった」と自身でも振り返っている。『そして、バトンは渡された』『地獄の花園』にて「第46回報知映画賞」主演女優賞を受賞、「第76回毎日映画コンクール」にもノミネートされており、今年度の映画賞を席巻しそうだ。『そして、バトンは渡された』柳楽優弥『映画 太陽の子』「二月の勝者」見事なハマりっぷり太平洋戦争末期、“日本の原爆開発”を背景にした青春群像劇『映画 太陽の子』で、核エネルギーの研究に関わる若き科学者に扮した柳楽優弥。「ひよっこ」「青天を衝け」などを手掛けた黒崎博による監督・脚本のもと、幼なじみ役の有村さん、弟役の三浦春馬さんと戦時下での等身大の若者たちを演じ、科学者の葛藤を体現してみせた。『映画 太陽の子』一方、Netflix映画『浅草キッド』で演じたのは若き日のビートたけし。劇団ひとり監督が脚本を務め、昭和の浅草を舞台に、大泉洋演じる師匠・深見千三郎と柳楽さん演じるたけしとの日々を描いた青春映画は12月9日に配信されて以来「今日の映画TOP10」で連日1位となっている(12/19現在)。Netflix映画『浅草キッド』新型コロナウイルスの影響を受け、当初の2020年7月放送予定から1年以上たって土曜ドラマ「二月の勝者-絶対合格の教室-」も放送。中学受験塾「桜花ゼミナール」に現れる元カリスマ講師・黒木蔵人役には視聴者から「原作通り」「目力すごい」など多くの称賛の声が上がるほどのハマりっぷりを見せた。佐久間由衣主演映画&ドラマ「最愛」で印象残す連続テレビ小説「ひよっこ」で有村さん演じるヒロインの親友役を演じて脚光を浴びた佐久間由衣は今年、映画主演2作目となる『君は永遠にそいつらより若い』で、共感性の高い、児童福祉士として就職が決まっている大学生・ホリガイを好演。そして、ドラマ「彼女はキレイだった」では、愛(小芝さん)の親友で宗介(中島さん)に思いを寄せる複雑な役どころとなった。『君は永遠にそいつらより若い』秋ドラマで話題となった「最愛」では一転、大輝(松下洸平)とコンビを組む所轄刑事・“桑子”こと桑田仁美役に挑んでいる。15年前の失踪事件から現在の連続殺人事件に繋がる謎に迫る完全オリジナルドラマは、性暴力が及ぼす心身への傷を色濃く映す一面もあったが、桑子が警察組織という権威主義の男性社会で自らの信念を貫く姿に、佐久間さん自身の成長を重ねた人も多いかもしれない。杉野遥亮「恋です!」心優しきヤンキー役が大好評秋ドラマといえば、「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」にも好評が寄せられた。主演は、連続テレビ小説「おちょやん」でヒロインを務めあげた杉咲花。杉咲さん演じる白杖を持った弱視の主人公・ユキコに恋するヤンキー・黒川森生役の杉野遥亮は、顔にある傷とは裏腹に誠実でピュアな一面と、人懐っこい笑顔や一本気なキャラクターが人気に。視聴者は森生を通して、白杖を持つ人たちのリアルに気づいていくことができた。また、獅子王の告白に対する“答え”は語り継がれるべき名シーンといえるだろう。2021年は、「直ちゃんは小学三年生」で渡邊圭祐、前原滉、竹原ピストルと、なんとランドセルを背負った小学生を演じて幕開け。とにかく“いま”この瞬間を全力で生きる小学3年生になりきり、続いて「東京怪奇酒」にも主演した。『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』に本人役で参加、若手実力派キャスト総出演『東京リベンジャーズ』にも出演した。『東京リベンジャーズ』細田佳央太『花束』「ドラゴン桜」「恋です!」で魅了杉咲さん、杉野さんをはじめ、田辺桃子、奈緒ら若手実力派が揃った「恋です!」には、細田佳央太もユキコの同級生で全盲の青野陽太役で出演した。2019年、1,000人以上の中からオーディションで抜擢され、石井裕也監督の『町田くんの世界』にて映画初主演。今年、『花束みたいな恋をした』では清原果耶と初々しいカップル役を担い、日曜劇場「ドラゴン桜」では発達障がいのある昆虫が大好きな学生・健太役に。『子供はわかってあげない』SNSでは「役によって全然違うように見える」「演技力がすごい」など注目の人物となり、上白石萌歌主演『子供はわかってあげない』では書道部員のもじくんを快演。2022年1月期、話題作を次々生み出すテレビ朝日土曜ナイトドラマ枠で秋元康企画の「もしも、イケメンだけの高校があったら」でついにドラマ初主演。実に頼もしい次世代俳優だ。鈴木伸之秋ドラマは3本掛け持ち!?多彩な作品に引っ張りだこ「恋です!」で鈴木伸之が演じた獅子王は、その真摯さで視聴者の心に残るキャラクターとなった。「今日から俺は!!」のヤンキーから一転、「俺たちはあぶなくない ~クールにさぼる刑事たち」(2020)にて連続ドラマ初主演を果たしてから、2021年の活躍は目覚ましいものがあった。『東京リベンジャーズ』に出演し、「ボクの殺意が恋をした」では、2019年のドラマ「G線上のあなたと私」で兄弟にして恋のライバル役を演じた中川大志と再共演。“デス・プリンス”の異名を持つ、独自の美学に基づいて殺しを行う殺し屋・八乙女流星役でスタイルを生かしたカッコよさと、コメディセンスを発揮した。「ラジエーションハウスll ~放射線科の診断レポート~」では杏(本田翼)に思いを寄せる整形外科医・辻村役を再び演じ、「今日から俺は!!」の西森博之が原作の「お茶にごす。」にも主演、そして「恋です!」と、なんと秋ドラマを3本掛け持ち!先に撮了していた作品があったとはいえ、引っ張りだことなった。2010年、「三代目J Soul Brothers」のボーカルオーディション(VOCAL BATTLE AUDITION)に落選するも、その後LDH側から声がかかりオーディションを経て「劇団EXILE」に加入した鈴木さん。2022年には30代に突入、これまで不良役で人気を得てきたが、そろそろ学生服も卒業だ。犬飼貴丈と共演する、公安捜査官とヤクザがバディを組む新ドラマ「ケイ×ヤク―あぶない相棒―」で鈴木さんが演じるのは堅物な公安捜査官のほう。禁断のバディは、骨太なサスペンスに挑んでいく。多彩な作品で輝いてきた鈴木さんの新境地となることはまず間違いない。「ケイ×ヤク―あぶない相棒―」(text:Reiko Uehara)
2021年12月31日邦画、洋画と多くの映画作品が公開された2021年。ワクチンの普及によりコロナ禍でも劇場に足を運ぶ人の数が増え、少しずつ活気が戻り始めました。今年は『新感染半島 ファイナル・ステージ』に始まり、『花束みたいな恋をした』のヒット、マーベル作品や『DUNE/デューン 砂の惑星』『マトリックスレザレクションズ』『キングスマン:ファースト・エージェント』など延期となっていた作品も次々と公開されました。そんな中で、シネマカフェでは映画やドラマなど映像作品に関わる様々な方々に取材を敢行。まだまだ来日インタビューは叶わず…ではありますが、今年掲載した記事の中から、多くの方に読まれた人気記事をランキングにして発表します!10位:高畑充希『浜の朝日の嘘つきどもと』高畑充希『浜の朝日の嘘つきどもと』/photo:Jumpei Yamada映画好きであればきっと、忘れられない思い出の映画館・劇場がある。高畑充希にとって、忘れられないその場所は地元・大阪の梅田芸術劇場だという。「小っちゃい頃、そこでしょっちゅうミュージカルを観てましたし、楽屋の出待ちをしたこともありました。演じる側として初めてあの舞台に立たせてもらったのは10代の頃でしたが、楽屋から舞台に通じるエレベーターに特有の“匂い”があって忘れられないんですよ。あれは何の匂いなんだろう…(笑)? その後も何度も立たせてもらってますけど、あの匂いは変わらないし、私にとっては特別な劇場ですね」。高畑さんが主演を務める映画『浜の朝日の嘘つきどもと』は、福島県南相馬市にある、経営が傾いた小さな映画館「朝日座」を立て直すために現れたヒロインと彼女の熱意に心を動かされていく周囲の人々の姿を描いた作品。観終わった後に、自分の心の中の思い出の映画館…いや、映画館に限らず、大切な場所や存在に思いを馳せる――そんな作品に仕上がっている。高畑さんは、どのような思いを持ってこの作品に臨んだのだろうか?>>>【インタビュー】高畑充希 大きな“破壊”の後に気づいたこと…失う前に気づくことの大切さ9位:有村架純『花束みたいな恋をした』有村架純『花束みたいな恋をした』/photo:You Ishii人気ドラマ「カルテット」(17)の脚本家・坂元裕二と土井裕泰監督が、映画では初タッグを組んだ『花束みたいな恋をした』。運命的な出会いに恋の予兆を感じたふたりが付き合い、同棲を始め、社会人になったことでモラトリアム期間が終わり、恋愛感情にズレが生じていくさまを、坂元氏ならではの“生きた”セリフの数々が彩り、土井監督の優しいまなざしが観客の涙を誘う。菅田将暉と共に、ある男女の5年間を生きたのは、近年ますます活動の幅を広げる有村架純。「有村架純の撮休」(20)や『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』(21)など、話題作に引っ張りだこの彼女は、どのような想いで本作に挑み、何を得たのか。>>>【インタビュー】有村架純、菅田将暉との共演で芽生えた責任感「自分たちが次の時代を作っていく」8位:向井理「華麗なる一族」向井理「連続ドラマW 華麗なる一族」俳優の向井理は、2021年でデビュー15周年を迎えた。洒脱な雰囲気は当時から変わらないが、近年においては、少しリラックスしたような温かみまでも、持ち合わせているように見える。「今年で15、16周年なのかな?振り返ることはあまりないですし、“こういう人になりたい”というのも、特にはないんです。ああ…!けど、ドラマ『華麗なる一族』で共演した中井貴一さんのスタンスは、すごく素敵だなと思っています。僕はまだ引き出しが全然足りていないので、もっともっと、いろいろなことを経験していかないと」。向井さん本人はこう話すが、フィルモグラフィーをたどると、その“経験”はとても多彩で、俳優としての確かな歩みが感じられる。>>>【インタビュー】デビューから15年、向井理の引き出しの秘密「いろいろやっていくと、欲が出てくる」7位:岩田剛典&新田真剣佑『名も無き世界のエンドロール』岩田剛典×新田真剣佑『名も無き世界のエンドロール』/photo:You Ishii物語の始まりは、似た境遇で育った幼なじみ、キダとマコトの学生時代から。強い絆で結ばれた2人は転校生のヨッチ(山田杏奈)と出会い、3人で平穏な日々を過ごしていた。そんな彼らの青春は“ある時点”を境に、別々の道へ。しかし、かたや裏社会の人間、かたや実業家となったキダとマコトには、ある目的があった…。ラスト20分の真実。この世界の終わりに、あなたは心奪われる――。こんなキャッチコピーからも分かるように、『名も無き世界のエンドロール』は実に巧妙で厄介な作品だ。友情と恋心がもどかしく交錯する青春映画かと思えば、衝撃をはらむサスペンスの香りも。そのため、初共演の岩田剛典と新田真剣佑も、プロモーションに四苦八苦!?親友同士を演じた親密さを漂わせつつ、物語の秘密を共有する者同士の“共犯感”を匂わせつつ、作品やお互いのことについて語った。>>>【インタビュー】岩田剛典、新田真剣佑は「闇を匂わせる」親友同士を演じて物語の秘密を共有6位:松坂桃李『いのちの停車場』松坂桃李『いのちの停車場』/photo:You Ishii本人が望むか、望まないかは別として、松坂桃李は今や賞レース常連の俳優だ。20代で「がむしゃらに」積み重ねた作品群は、実となり、32歳の自身の背中を押すものとなった。第44回日本アカデミー賞授賞式では新人俳優賞のプレゼンターを務め、「ひとつひとつを積み重ねていくことで、再会も増えてくる仕事。現場での再会を望みます」と、実感がにじむメッセージを伝えていた。そんな松坂さんこそ、今、作品で再会したい人は誰なのか、聞いてみた。「いやあ、いっっっぱいいます!まず、役所(広司)さん。あと、(樹木)希林さんとは、もう1回ご一緒したかったですね。年齢は違いますけど、ほぼ同じ時期に事務所に入った菅田(将暉)とも、『キセキーあの日のソビトー』以来、映画をやってないからまたやりたいですし。同世代で言えば、岡田将生、濱田岳ともやりたいですし、本当にいっぱいいますねえ。もちろん、『いのちの停車場』で関わった俳優部の皆さん、吉永小百合さんをはじめ、またご一緒したいです」>>>【インタビュー】松坂桃李、自分にとっての核を見つめ直す今「生きることは、小さな幸せの積み重ね」5位:鈴木亮平『土竜の唄 FINAL』鈴木亮平『土竜の唄 FINAL』/photo:Maho Korogi俳優・鈴木亮平から滲み出る人柄のよさ、サービス精神は、インタビューの冒頭から垣間見えた。机の上に置かれたペン型のICレコーダーを物珍しそうにしげしげと見つめた鈴木さんは、「あ、じゃあ…」とスーツの内ポケットにしまい込む仕草をして、にやりと笑みを浮かべる。茶目っ気あふれる行動はほっこりした笑いを生み、取材場に漂っていた緊張感を瞬時にやわらげた。「実は関西人なんですよ」と言う鈴木さん、ちょっとだけ“ボケたい”思いは、兵庫県西宮市出身の血が騒ぐということか。「最近、自分が“すごくストイックに役作り”みたいに書かれているのを読むと、そんなわけじゃないんだけどな…と思うことがあります(笑)。例えば『HK 変態仮面』だったら、ああいう(コメディの)作品だから“すごく真面目にインタビューで答えたら面白いのかな?”というのも実はちょっとあり、真面目に答えたりしているんですよ。ボケのつもりで答えていたら“こういう役でも、鈴木はすごく真面目にやってる!”みたいに書いていただいて…(笑)」。>>>【インタビュー】鈴木亮平、挑戦を糧に突き進む新しい自分との出会い「まだ守りに入る段階じゃない」4位:土屋太鳳『哀愁しんでれら』土屋太鳳『哀愁しんでれら』/photo:Jumpei Yamada土屋太鳳が持つ清廉さは『哀愁しんでれら』には1ミリも存在しない。剥き出しの喜怒哀楽と愛情への執着と貪欲さ、人間の尊厳を根底から揺るがす、シンパシーを感じない人物を土屋さんは演じた。「…これって土屋太鳳だよね?」こちらが戸惑うほどに、どぎまぎしてしまうほどに。強烈なインパクトを剛速球でくらう。俳優としての進化を感じさせる、グラデーションの効いた役、土屋さんの圧倒的な佇まいについて感想を伝えると、「うれしい…ありがとうございます。すごくうれしいです。最初、3回お断りした役だったので」と、「ああ、土屋太鳳だ」と認識させてくれるイノセントな微笑みで、土屋さんは同作について語り出した。>>>【インタビュー】俳優としての覚悟と進化、グラデーションを見せる土屋太鳳3位:江口洋介『るろうに剣心 最終章 The Beginning』『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(C) 和月伸宏/ 集英社 (C)2020 映画「るろうに剣心最終章 The Beginning」製作委員会「るろうに剣心」シリーズで斎藤一を演じる江口洋介。『The Beginning』で新選組時代の斎藤を演じての感想や、斎藤のトレードマークとなっているタバコへの熱い思いなど、たっぷりと語ってもらった。「ある時期から(武士にとっての)刀じゃないけど、タバコを劇中で吸う事が難しい時代になって、(このシリーズで)また得意なタバコを吸えたんでね、俺としてはこの役はどんどん広げられたつもりではいるんですけど、「タバコと刀」というのは斎藤には切っても切れないものですね。そういう意味で芝居をするにしてもすごく印象的だったし、ここまで深く関わった作品も初めてだったんで、寂しさはありますよね。終わってしまった寂しさっていうのはありますけど、やり切った感もあります」。>>>【るろ剣リレーインタビュー 第5回】江口洋介、リアリズムを持って演じた役は「死神のようなイメージ」2位:佐藤健『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』佐藤健『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』『るろうに剣心 最終章 The Beginning』の公開初日に緋村剣心演じる佐藤健に再びインタビューを敢行! 「佐藤健にいまだから聞きたいこと、言いたいこと」として武井咲、青木崇高、新田真剣佑、江口洋介、有村架純からの質問に全て答えてもらった。佐藤健の弱点、そして真夜中のストレス解消法とは…?>>>【るろ剣リレーインタビュー 最終回】佐藤健、代表作となった剣心は「どこかにずっといて、切り離せない存在」1位:永野芽郁&田中圭『そして、バトンは渡された』田中圭&永野芽郁『そして、バトンは渡された』/photo:Maho Korogi永野芽郁と田中圭の朗らかな笑い声が上がると、室内のムードが一段と明るくなった。スチール撮影中、永野さんが以前勧めたという韓国ドラマを「観たよ!」と勢いよく告げた田中さん。しかし、その感想は「普通かな(笑)?」と茶目っけたっぷりで、永野さんは思わず「ええ~!本当にちゃんと観ました!?」と目を丸くしつつ食い下がる。田中さんに熱弁をふるう永野さん、笑顔でやさしく見つめる田中さん。いつまでも眺めていたくなるほっこりな姿は、初共演した映画『そして、バトンは渡された』にて演じた、血のつながりのない親子に重なるようだった。>>>【インタビュー】永野芽郁&田中圭、絶妙な距離感から生まれた“親子”の信頼関係(text:cinemacafe.net)
2021年12月30日柳楽優弥、有村架純、三浦春馬が共演、時代に翻弄されながら全力で駆け抜けた若者たちの等身大の姿を描いた青春群像物語『映画 太陽の子』Blu-ray&DVDが1月7日(金)にリリース。この度、Blu-ray&DVDに収録されるメイキング映像の一部が公開された。太平洋戦争末期に存在した「F研究」と呼ばれる“日本の原爆開発”を背景に、「いっぱい未来の話をしよう」と誓い合った若者たちの300日の青春グラフィティとなる本作。この度公開されたメイキング映像では、緊迫感のあるシーンから和やかなシーンまで、本作のキャストの様々な表情が映された。世津役の有村さんはクランクインを迎えて「優しいシーンや切ないシーンとかもたくさんあるので、みなさんと一緒に頑張っていい作品をつくりたいなという気持ちです!」と、にこやかに意気込みを語る。裕之役の三浦さんは、「裸に近い状態で海に入ることがない。極力ない状態でやったから、かなり解放感があって気持ちよかったです」と海での撮影シーンをふり返り、そして、最後にクランクアップを迎えた修役の柳楽さんが「世界に大きく羽ばたく素晴らしい作品になりますように」と意気込みを語り、締めくくっている。Blu-ray&DVDのメイキングには、黒崎博監督との話し合いのもと、ひとつひとつのシーンが丁寧に作られていく過程を追うことができる。特に、ワンカット1度きりの撮影にスタッフ・キャストが一丸となって臨んだ、弟・裕之が海に身を投げ出そうとする緊迫のシーンは必見となっている。(text:cinemacafe.net)■関連作品:映画 太陽の子 2021年8月6日より全国にて公開©︎2021 ELEVEN ARTS STUDIOS / 「太陽の子」フィルムパートナーズ
2021年12月28日有村架純が主演、6年ぶりの映画出演となる森田剛が共演する映画『前科者』。この度、有村さん、森田さん、メガホンをとった岸善幸監督のスペシャル対談が実現、映画コメンテーターのLiLiCoが3人の本音に迫った。さらに、本作のストーリーを紹介する特別映像と、キャラクターを紹介する特別映像、新たな場面写真も解禁された。Q:完成した映画を観て有村:脚本を読んだ時の方がすごく苦しかったです。演じている時も(森田さん演じる)工藤誠のことを思って、ひたむきに泣いたり笑ったり怒ったり、人のために自分の心が動かされていく日々でしたが、完成した映画を観た時に希望を感じる作品になっていて、びっくりしました。森田:涙が出ました。悲しいという気持ちよりも浄化される涙で、観終わった後、すっきりしました。岸:保護司って元受刑者を更生させる、つまりやり直しをさせる役割があるんですが、人間としてやり直すということは一体どういうことなんだろうと。『前科者』を観ると分かるんじゃないかと。Q:初共演の印象有村:初めて(森田さんの)目を見た時に「なんて優しい目をしているんだろう」と思って。それだけでいい人なんだろうなって、全部分かっちゃうくらい。森田:公園のシーンで、カメラチェンジの時に僕はその場から動きたくなかったんです。先生(=有村さん)を見たら、先生も動かないで(一緒に)ずっといてくれて、嬉しくなっちゃったんですよね(一同笑)Q:描こうとしたこと森田:「生きる」ということをすごく感じます。いつ死ぬか、何があるか分からないし、だからこそ一瞬一瞬がキラキラするというか。優しいけど力強い映画なので観ていただけたらと思います。有村:罪を犯すということは肯定できることではないですけど、一生懸命生きようとしている人たちを生きづらいようにする資格は自分たちにはないですし、(元受刑者も)温かい世界で生きていけるような世の中になってほしいなと思います。さらに、本作のストーリーを紹介する特別映像と、演じた役について、有村さんや森田さん、磯村勇斗がインタビューに答えてキャラクターを紹介する特別映像も解禁された。犯罪者や非行少年の更生を助ける保護司・阿川佳代を演じる有村さんは、「ある過去の出来事と共にずっと生きている人なんですけど、阿川自身がその過去にすごくこだわりを持っていて、だからこそいつまでも自分が存在する価値を探し続けていて、存在価値をきれいな心で関われる保護司というところで自分を肯定している複雑な状況を抱えた女性です」と解説。そんな保護司・阿川のもとで社会復帰を目指す保護観察対象者・工藤誠を演じているのが、森田さん。「(工藤)誠に限らず、出てくる人がみんなそれぞれトラウマを背負って戦っている人たちが描かれていますし、少なからず自分もそういう思いをもって生きていると感じている」とコメント。阿川の中学時代の同級生であり、失踪した工藤を追う警視庁刑事・滝本真司を演じる磯村さんは、「(阿川)佳代との過去を押し殺して大人になってきたので、怒りとか苦しみとか憎しみとか複雑な気持ちを背負いながら、それを感情として出すのではなく、ずっと心の中で押し殺しながら、加害者を捕まえることにまっすぐ進んでいく(役です)」と語った。また、追加の場面写真からも、キャラクターの関係性やストーリーが垣間見える。主人公・阿川(有村さん)は、犯罪者や非行少年の更生を助ける保護司。阿川の最初の対象者で、いまは更生し便利屋を営む斉藤みどり(石橋静河)との交流や、半年前から担当している殺人犯の工藤誠(森田剛)を無事更生させることが念願であり、工藤の保護観察期間もあと2週間で満了するところまできていた。月に二度ある定期報告の面談だが、この日は公園で行うことに。保護観察が満了したら、お祝いに工藤がかつて母親や弟と行った思い出の店でラーメンを食べようと約束する2人。工藤から「どうして保護司をしているのですか?」と尋ねられた阿川だが、「私も、いろいろありましたから…」と受け流す。阿川も明らかに心に大きな傷を抱えていた。そんな中、交番の巡査部長が何者かに拳銃を奪われ重傷を負う事件が起きる。刑事の滝本真司(磯村さん)と鈴木充(マキタスポーツ)が捜査を始めるが、何の手掛かりも得られぬうちに、さらに別の殺人事件が起きてしまう。最後の定期報告の日、約束の時間になっても工藤は現れない。いったい工藤に何があったのか?ちぎれそうな心でコンビニのレジに立つ阿川の前に刑事の滝本が現れる。「工藤誠を探している」と滝本に言われ、阿川は愕然とする。2人は中学校の同級生だった。滝本との再会は、阿川が心の奥深くにしまっていた過去の出来事を甦らせていく。再び警察に追われる身となった工藤は、いったいどこへ消えたのか?彼を信じてその更生に全力を注ぎ奮闘する阿川。保護司と前科者、2人がたどりついた先に見える希望とは…。非常勤の国家公務員ではあるが報酬は一切ない保護司。それでも罪を犯した者たちの更生に寄り添う阿川。出所後は真面目に社会復帰を目指して頑張っていたが、壮絶な過去にまつわるある出来事をきっかけに忽然と姿を消してしまう工藤。阿川の中学時代の同級生で、彼こそが阿川が保護司になった理由に深く関係している滝本。本作では、心の傷と消せない過去を持った人々が、希望を見出し再生していく姿を描いていく。『前科者』は2022年1月28日(金)より全国にて公開。ドラマ版「前科者」はWOWOWオンデマンドにて配信中(無料トライアル実施中)/各話放送後、WOWOWオンデマンド、Amazon Prime Videoで見逃し配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:前科者 2022年1月28日公開© 2021香川まさひと・月島冬二・小学館/映画「前科者」製作委員会
2021年12月28日