子育て情報『「色」と「香り」がカギ! 夏の寝室を涼しく快適にするアイデア2つ』

「色」と「香り」がカギ! 夏の寝室を涼しく快適にするアイデア2つ

「色」と「香り」がカギ! 夏の寝室を涼しく快適にするアイデア2つ

こんにちは。ママライターのあしださきです。

2017年、梅雨が明ければ夏はもうすぐそこです。日本の夏は熱帯夜との戦いが大変ですね。

パピマミをご覧の皆さんは小さいお子さんをお持ちのパパやママたちが多いと思いますので、一緒に寝ているお子さんのことを考え冷房ガンガンで寝るということもできず……。

暑くて眠れないまま夜明けを迎えてしまうこともしばしば……ではありませんか?

今は夏の不快な暑さをやわらげるような“接触冷感素材”なる寝具も登場し、その機能もかなり優秀だということですから、そこも上手に取り入れつつ、今回ご紹介するようなアイデアも併用してみたらいかがでしょうか?

1つ目はインテリアコーディネーターとしてのアドバイスでもあります。

夏の暑さを根本から排除することにはなりませんが、寝室の環境を「涼しげに」「落ち着く」コーディネートにしていく ことで快眠を得るお手伝いをしていく方法です。

●(1)寝室には“青”が正解!

色彩学というものがあります。
色が人に与える印象や効果について研究した学問です。

色に対する人の感情には2種類あって、(a)表現感情、(b)固有感情となっています。

【(a)表現感情】
“その色を見た人の主観的な感情”のことです。たとえば、その色を「好き」か「嫌い」なのか。そういった感情のことを指します。

【(b)固有感情】
その色に対する“生理的な感じ方”のこと。つまり、表現感情よりは個人差が出にくく、多くの人に共通して見られる感情 のことを指します。

この(b)固有感情を利用した色彩イメージとして広く知られているのは、「暖色系」「寒色系」という色彩の分け方ですね。


言うまでもなく“青”は寒色系に区分されますから、真夏の暑さをやわらげ快適な睡眠を得られる寝室の色選びにはぜひ“青”を。視覚的に“涼しさ”を感じられるからです。

なんと、固有感情によって感じる「暖色系」と「寒色系」の心理的温度差はおよそ3度ある とも言われています。

また2013年、ホテル予約サイトの『Travelodge』が2,000世帯のイギリスの家庭を調査したところ、青の寝室で眠る人の平均睡眠時間は7時間52分で、他のどの色よりも長く眠れるということが分かりました。2番目は黄色、3番目に緑と続きます。

また同調査では、「青い寝室で眠る人の58%が目覚めたときいつも幸福感を感じる」

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