「かもしれない」が肝心! 子育てのヒヤリハット体験談と注意点
ヒヤリハットが起きるか起きないかには、別れ道があります 。
・「もしかしたら、○○かもしれない」と考える→注意して目を離さないなどの行動ができる
・「これくらい、○○だろう」と思う→過信してしまって、ヒヤリハットにつながる
子どもの行動は予測できないところがあるのも事実ですが、子育てをしていると子どもの性格や行動パターンなどがわかってきます。
過信したり、「~だろう」という気持ちを持ってしまったりするために、ヒヤリハットなことになってしまうのです。
前項で紹介した、
・ブラインドのひもで宙づりは、「ひもに引っかかるかもしれない」
・自転車転倒は、「後ろの子どもが足を車輪に挟んでしまうかもしれない」
・お風呂で溺れるは、「子どもの浮き輪がひっくり返ってしまうかもしれない」
という注意点に目をつけたら起こらなかったかもしれないと言えるのではないかと思います。
●気をつけるべきこととは?
わが子がそばにいるあいだは、「○○かもしれない」という思いをいつも持っておかなくてはならないという点です。
気をつけるべき点は、ママ友と話をしている最中でも、買い物をしているときでも、「○○だろう」と過信をしない というところです。
子育てをしていると、本当に大変です。
でも、子どもに痛い・苦しい思いをさせてしまうことを考えたら、常に「○○かもしれない」という気持ちでいなくては、ヒヤリハットは起こってしまいます。
●おわりに
子育てをしていると、どうしても大変な思いをしますし、「このくらいなら」「一瞬だけ」と思ってしまうことがあるかと思います。
しかし、予測することは大切です。「○○するかもしれない」ということを頭の片隅に入れてわが子から目を離さないでいれば、注意することができますし、危ないことにならないようにあらかじめ予防策を講じることだってできます。
テーブルなどに、ぶつかり防止用のクッション剤をつけるでしょう。それと同じなんです。
「ヒヤリハットが起きるかもしれない」という気持ちを持っていれば、ほとんどのことは防げます 。
予測できる力は、子育てママにはみんなにあります。それを最大限に活かしてヒヤリハットから子どもを守りましょう。
【参考リンク】
・乳幼児の事故を防ごう | 東京消防庁(PDF)(http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-kouhouka/pdf/230721.pdf)