助けを求められない? “サイレントプア”になる女性の特徴と対策
そのため、急なトラブルに見舞われても生活できるようなスキルを身につけておく ことが大切です。
いざ会社を辞めてしまっても、自分のスキルを活かした仕事ができれば、貧困に陥る可能性は低くなるはず。
また、借金をかかえどうにもならないという場合には、弁護士などの専門家に相談する のも手です。
アドバイスを受けることで気持ちがラクになり、負のスパイラルに陥る前に抜け出すことができることもあります。
●サイレントプアに陥った人たちの声
『国は何も助けてくれない。税金だけ取り上げて、サポート的なことはこちらが積極的に動かなければ何も受けられないんです。仕事をしていてそんな余裕はないし、親も高齢で頼れない。結婚して専業主婦になるなんてことも、夢でしかないのかなと思います』(30代女性)
『周りは「働けばいいだろ」「甘えだ」と言うけど、そもそもまともな仕事がないんです。
年齢も高くなってくると働ける場所は限られてくるし、体が弱いので無理ができません。この先不安しかありませんね』(40代女性)
『離婚してから子どもを引き取ったのですが、毎日生活することで精一杯です。パートで働いていますが収入が増えることはなく、この生活がいつまで続くのだろうかと心配です。続けばまだいいのかもしれませんね。私が病気で倒れてしまえばすぐに生活は行き詰まるわけですから。誰を頼っていいのかもわからず不安しかありません』(40代女性)
----------
いかがでしたか?
本人に貧困の責任がないことも少なくないでしょう。また、苦しむ人たちに補助制度などの情報が行き渡っていないことも問題と言えそうです。
問題を解消するためには、国をあげた対策が必要と言えるのではないでしょうか。
●文/パピマミ編集部
●モデル/KUMI(陸人くん、花音ちゃん)